渇いた鉢

劇場公開日:

渇いた鉢

解説

「異物 完全版」「転がるビー玉」の宇賀那健一監督による、家族を奪われた男の喪失の物語。理不尽な処遇や周囲の身勝手な好奇にさらされる不条理、そして大きな喪失感にさいなまれながらも生きる男の姿を描いた。

3年前、理不尽な事件で愛する家族を奪われた松村大地は、幼い娘を手にかけた犯人や、いたずらに家族を責めたて妻を追い詰めたマスコミや野次馬を憎み、そして何より妻子を守れなかった自分に対するどうしようもない自責の念にかられながら生きていた。しかしは時が過ぎることで事件はいとも簡単に忘れられ、風化していく。深い孤独を抱えた大地は、街をさまようが……。

主人公・松村大地役はこれが映画初主演の安部一希。共演に「岬の兄妹」「さがす」の松浦祐也、「シュシュシュの娘」の三溝浩二ほか。

2022年製作/96分/G/日本
配給:Vandalism
劇場公開日:2022年12月10日

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映画レビュー

2.5「僕にはもう何も無いんですよ・・・」

2023年2月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

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悲しい

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いぱねま

3.0如雨露

2022年12月12日
Androidアプリから投稿

悲しい

難しい

7歳の娘が行方不明から亡くなって、その後妻をも亡くした男のその後の話。

3年前というのも大分後にならなきゃ判らなかったけれど、娘に何があったか、妻がどうなったか等、BGMが大き過ぎて留守電がしっかり聞こえないは森の中が引きの画だはと判り難い。

その後も、どこ?誰?とか、なんで知ってる?とか、思念?とか、後にならなきゃ判らなかったり、結局判らなかったりが多く非常に勿体ないし、正直、妄想というか夢の件もなんだかあんまり描いてる場面が上手くないなと。
ワンボックス連れ込みの奇をてらった演出も、この作品に合っているとは思えないし、グリーンボーイも中途半端だし、望月の言動も安っぽいし…。

かなりキツいテーマでやり切れなさとかマスゴミや世間の目の残酷さ等、話し自体は非常に良かったんだけど、構成や表現が自分とは合わな過ぎた。

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Bacchus
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