エゴイストのレビュー・感想・評価
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カメラワークの揺れで途中退席……
宮沢氷魚と鈴木亮平のラブシーンは美しいだろうなという期待を胸に映画館に行きました。確かにとても美しく撮れているし、2人の俳優さんの爽やかさもあって、2人の関係は自然と受け入れられるものでした。
ただ1つ残念だったのは映像が揺れ過ぎていて、三半規管の弱い私はほぼ最初から映像を見続けることができず、目をつぶって音を聞くのみ、大きな話の転換の場でついに途中退席してしまいました。気象状況による気圧の変化もあったのかもしれませんが『カメラを止めるな』以来の途中退席となってしまいました。最後まで見ていないので、どこかでまた見る機会があれば見るかもという気持ちです。
「エゴイスト」の意味は全体を俯瞰できていないので不明のまま。見ている途中で思ったのは、これがもし男同士じゃなくて宮沢氷魚が女だったらかなりチープな話になるのだろうなということでした。いや、もし鈴木亮平が女だったらかなり突飛な話に……と具合悪い中、妄想しましたがこれもそこまで。最後まで見てから採点したかったです。
カメラが揺れる映画は、事前に告知をしていただけるとありがたいです。次回は酔い止めの薬持参で一番後ろの席で見るか、家の小さい画面で見ることにします。
可愛い
大阪に遊びに来たついでに映画🎬
地方のミニシアターってテンション上がる✨
高層タワーに入っている映画館
素敵でした
エゴイスト
このタイトルは
この登場人物、皆に当てはまる
そう感じた
鈴木亮平さんの可愛さが目立つ
鈴木亮平さん
宮沢氷魚さん
素晴らしいお二人の演技は絶賛でしょう
ドキュメンタリーみたいに撮られている松永監督
オトトキも良かったけどこちらも良かったです
恋人、親子、いろんな想いがよぎります♪
劇中めまいが。。
カメラワークなのか?気分が悪くなってしまった。。
体調も悪かったかも。
エゴイスト、鈴木亮平、宮沢氷魚、阿川佐和子と素晴らしいと思う。
私的感情で言うと、依存する人間、ましてや大人、ましてや親が。。
鈴木亮平、宮沢氷魚さんの、心を思うと残酷ではないかなとも。
原作も背景も全て考えずに作品だけを通して観ると、ラストの阿川佐和子の言葉は戦慄を覚えた。。
今度は彼に依存するのか。と。
作品的には忘れられないすばらしい作品。
でも、一度しか見れない作品になったと思う。
『あのこと』と『百花』
ここ半年で3本も、あのようなカメラワーク!
『あのこと』は最高に好きだし、
『エゴイスト』も完全に私は鈴木亮平として映画にいた!
(『百花』は普通に酔った)
嫌いという人の意見もわかる。
きっと、日本映画の雰囲気ではなかった。
ヨーロッパっぽい、苦手な人は苦手だろうな、と。
最近見ている映画は、すごく僕達に体験をさせてくれて嬉しい
『アフターヤン』を思い出した
友達になれないタイプ😅
Gのやっかみです。。。
自分とは反対の感覚のGなので。。。
主人公のキャラがどこまでのオネエキャラだったのかわからないけど、
鈴木亮平の眉の動き感とか研究してるなぁとか
宮沢氷魚が果敢に挑んでいたなぁとか。
リアル感を求めてだろうキスの音とか咀嚼音とか手振れカメラワークとか印象的だった。
ストーリー的に結果オーライだったから良かったけど、、、主人公に共感出来なくて辛めです。
入院の面会や葬式とかの問題は何とか なれば良いと思うけど、必要以上な制度や線引きは要らないわ
タイトルの意味も含めて泣かされてしまった
ゲイに対する偏見や嫌悪感みたいなものは全くないが、自分とは違う世界の話なので映画やドラマでゲイの恋愛が描かれるとどう受け止めればいいのかわからなくなる。
本作での鈴木亮平と宮沢氷魚のベッドシーンがかなり攻めたものだったことに驚き、さらにとてもキレイだったから戸惑ってしまった。でもそこ止まりで他の感情が揺り動かされることはなかったから、自分の男色性は皆無であることを確認できた。
さて、この映画。ゲイの恋愛物語と思っていたが、途中から全くテイストが変わる。相手の力になりたいと思うわがままについて描かれる。それを果たして愛と呼べるのか。鈴木亮平演じる浩輔の行動に、それでいいのか?と思うところあったが、あそこまで突き抜けるとそれもありと感じてしまう不思議。
最後、お互いの思いをわかりあえたかのような終わり方とタイトルの意味に、自然と涙が流れてしまった。なんてこった。男色性が皆無なおじさんでも泣けるいい映画だった。
それにしても鈴木亮平のゲイ演技はすごかった。知り合いでゲイの人がそれほどいるわけではないが、ふとした瞬間に見せる仕草や言葉じりがとても自然に思えた。それに会話の内容。あれはアドリブなんだろうか。少し笑ってしまった。
調べると〈エゴイスト=他人のこうむる不利益を省みず、自らの利益だけ...
調べると〈エゴイスト=他人のこうむる不利益を省みず、自らの利益だけを求めて行動する人のこと〉だそうだ。映画を観ていても私には何がエゴイストなのか?という思いばかりだった。浩輔と龍太がたまたま男性だっただけで、お互いを思いやり大切に思う純粋な気持ちに心がキュッとなる。龍太の母、妙子が龍太を失って途方にくれる浩輔を母の愛で包み込むいくつものシーンや、浩輔が妙子を心配して世話するシーン。エゴイストの本来の意味の真逆で〈自分の不利益を省みず、相手の利益だけを考えて行動する人〉もエゴイストなのかもしれない・・と観終わって感じた。鈴木亮平の怪演にくぎ付けになる。最初から最後までどこを切り取っても、そこかしこにゲイの浩輔の姿が有って、観ているこちらの方が苦しくなったりもした。
夢と現実の狭間に
揺れ動く人間の感情が描かれていました。
パーソナルトレーナーとトレーニングする
立場で出会ったこうすけと龍太
触れ合う唇、透き通るような肌に感じた温もり、2人の息づかい、滴るシャワーの水音
人を好きになるほど、苦しくなる気持ち
龍太の大事な人だと気が付いていた母親
儚くも他界した龍太、ごめんなさいではなく
たくさんのありがとうを伝えたい、
亡くなったあとに泣き崩れるこうすけでしたが、、
海の岬で潮風に髪がなびくと、元気だった頃の龍太の笑顔が浮かんできました。
素晴らしい演技力に魅了された
自伝的小説を映画化したヒューマンドラマ。地味なストーリーで共感できるような内容では無いが、主演の鈴木亮平を中心に出演キャストの演技力が素晴らしくスクリーンに引き込まれた。さらにドキュメンタリータッチの映像による描写が、繊細な心の葛藤をより一層引き立てているように感じた。
2023-25
「君の名前で僕を呼んで」と比べるなら・・・
わかりやすさのために少し野暮な対比を書くと、Call me by your name(君の名前で僕を呼んで)はただひたすらに美しい映画で、エゴイストはただひたすらにリアルな映画で、エゴイストで美しいのは映画で描かれているもの自体なのか、いやそもそも映画が美しいとはそういうことではないのか、と思った。
わかりやすく書こうとしても、すこしこうわかりにくいことを言ってしまう。こんな私には浩輔の気持ちがよくわかるような気がした。
美しいものを観たい人、映画館で観るか迷っている人、ぜひ映画館で観るべき映画です。
いい話なんだけど
いい話なんだけど、、、
やっぱ、おじさんのラブシーンは見ていてシンドいものがある。何度も出てくるラブシーンに「もうそれはいいから次行こう」と食傷気味になってしまった。
いい話なんだけどね。
愛とエゴは表裏一体
エゴイスト、そのタイトルがついた意味を鑑賞後考え続けている。
恋人が死んだ後もそのお母さんの世話を焼くなど、なかなかできることではないのだ。
享受する側が、息子も私も愛してくれてありがとうと、思うのであればそれは愛だと思うのだが、与えている側が愛だと思っていない。愛が分からないのだ。
あくまでも自分のエゴとしての行動であると自覚しているから、与えても与えてもごめんなさいと謝るのだ。
なるほどなあ。やられたな。
愛もエゴも表裏一体なんだ。
好きな人の誕生日にプレゼントをあげることを想像してみてほしい。
多分、予算を告げてなんでも好きな物買っていいよとお店に連れて行って買ってあげれば間違いなくその相手は喜んではくれるだろう。
でも相手には何も聞かず、自分がその人に似合うだろう、その人が思いついてもいないけど絶対使えば便利だろうといったものをプレゼントしたくなるし、サプライズであげたくなる、それがエゴなんだと思う。
どちらも同じ金額だとしたら、一体どちらが自分にとって満足なんだろう。
実は人に自分のプレゼントしたいものを与えることもエゴイストな行為なんだないと思い至る。
車に乗ってドライブに行かせてあげたかった。
そんなシーンはこの映画のどこにもないのに、宮沢氷魚のみずみずしさ、鈴木亮平の七変化な演技力生々しいラブシーンを前半でみていることで、あたかも二人があの軽自動車で海へドライブしたシーンが目に浮かぶのだ。
見てもいないのにね。
そんな不思議な突き刺さる作品であったのは間違いない。
鈴木亮平はさすがだった
ゲイの浩輔は東京でファッション誌の編集者として働き、1人で自由気ままな生活を送っていた。そんなある日、浩輔は母を支えながら暮らしているトレーナーの龍太と出会った。浩輔と龍太はひかれ合い、セックスするような関係となり、時には龍太の母も交えて食事したりして、満ち足りた時間を過ごしていた。龍太の母に、自分の亡き母への思いを重ねてた浩輔は、中古の軽を購入し、龍太と2人でドライブの約束をしていた日、龍太は現れず・・・という話。
BLやゲイは苦手なんだけど、浩輔役の鈴木亮平が素晴らしく、そんなに違和感なく観れた。
セックスシーンは「窮鼠はチーズの夢を見る」ほど過激じゃなくて良かった。
ゲイとか関係なく、母親思いの2人の息子の話として観ればウルウルすると思う。
題名のエゴイスト、って誰のことなんだろうと考えてたが、イマイチよくわからなかった。浩輔なのかな?
いい意味で、「思ってたんとちゃう」
「同性愛者」を描いたってもんじゃない。ただ単純に「愛」って一体なんなのかもう一度考えてみてと問われた映画だった。
「愛」と聞けば恋や結婚を思い浮かべるが、この映画では親子の間にある「愛」というものを常に軸にして進行する。
自分はこういう映画こそ差別や偏見のない世界を目指すにあたってスタンダードになるべき映画だと思う。
差別を受けた側の人間に焦点を当てて世間からの認知を少しでも得ようとする動きは決してダメではない。むしろ発展において大事なことである。
しかし、ここ最近あまりにも過剰な配慮をしている作品(主にハリウッド)が見かけられる。例を出すと、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の中で女性同士のキスシーンが導入されていた。このシーンについてアメリカでは様々な議論が巻き起こった。
私が「度を越している」と思った理由は、このキスシーンを男女のキスと同等の扱いをせず、むしろ強調していた点だ。もうこの時点で無意識に差別しているのと変わらないのだ。
この『エゴイスト』においては、同性愛はただの恋愛であり、その恋愛を通して鈴木亮平さん演じる浩輔がどういう人間として生きていくかを見届ける作品だと思いました。
最後に一言。鈴木亮平さんはいま日本で最高の俳優だと確信できた。
セックスシーンはいらない
いつも思うけど、わたしの思ういい映画とは、観たひとの想像力をかきたてるようなものでして、過激なシーンを見せたがる映画は自意識過剰な感じで好きではない。世の中の同性愛とかLGBTの方の問題について意見はないけど、衝撃的な生き方ばかりではなく、とても真面目に社会に溶け込んで、でも自分の主張もしている方がいらっしゃる。とても、努力している。俳優は素晴らしいのに、もったいない使われ方だと思った。私の方が偏見か?!
【SEX描写に注目がいきがちだが…】
久々の邦画鑑賞。誰かに想いを寄せて有形無形問わず何かしらしてあげたいと思うことは愛なのか?エゴなのか⁇を問い掛ける意外に深淵テーマ。
濃密で激しいゲイのSEXシーンに当初狼狽えるが観てるうちに不思議と免疫が付く?というか見慣れてくる⁇のは鈴木亮平と宮沢氷魚のノン気に見せない演技力の為せるところが大きい。
同性婚制度の賛否が紙面を賑わすこのタイミングでの封切りってのも何かの因果か⁉︎
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