劇場公開日 2022年10月8日

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「コロナ禍を描いた代表作のひとつ」夜明けまでバス停で たいちぃさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0コロナ禍を描いた代表作のひとつ

2023年11月4日
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鑑賞方法:DVD/BD

昨年から観たかった映画、ようやく鑑賞🎥
コロナ禍をこれだけ顕著にあらわした映画は、尾野真千子主演の『茜色~』に続く代表的な作品ではなかろうか。

日常生活を描いた冒頭から始まり、横浜港のクルーズ船の話、新型コロナによる緊急事態宣言の発出、アルバイトたちは解雇、ホームレスになる者も……といったまだ3年ほど前の事であるが、「あんな頃もあったなぁ…」と思ってしまう。
あれからたいして時間も経っていないが、現在は「コロナ感染者数の報道」すら無くなって、コロナ共存社会?になったということか…。

あの頃を振り返って、インパクト強烈だったのは、緊急事態宣言により映画館が軒並み閉館となったことだった。

さて本作、夜は呑み屋でアルバイトをして昼は自作アクセサリー売る女性(板谷由夏)だったが、コロナ禍が始まってバイトはクビになり住み込みアパートも追い出される。自作アクセサリーも売れるわけなく、無職となる。
住む場所も無くなった無職の女はホームレスとなったわけだが、爆弾男(柄本明)などと知り合いになる。そして……というドラマ。

本作は、高橋伴明監督作であるが、片岡礼子、筒井真理子など個人的に贔屓の俳優が脇を固めてなかなか良いドラマになったと思う🤗

爆弾エピソードは何?……と思ったが、エンドロールを見て納得🙂
インパクトあるエンドロールであった⚡

さすが2022年キネ旬ベストテン第3位となった日本映画であった。

<映倫No.123335>

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たいちぃ