劇場公開日 2022年10月8日

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「実際にあった事件にヒントを得た完全フィクション」夜明けまでバス停で だるまんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5実際にあった事件にヒントを得た完全フィクション

2022年10月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

実話ベースだと思って見ていました。
コロナだけでた無く、いろいろなアンラッキーが重なり、他人事だとは思えないと思って見ていました。

いかに、コロナ禍で飲食店の非正規職員が大変だったか、政府やマスコミで言われるようなことが、届かない人もいるの、知っていたことのはずなのに、実感しました。
私は飲食業では無いので、
「平気で飲食店に行く人が嫌い」
「飲食店は当然休業すべき」
「飲食店だけ休業補償は羨ましい」
も思っていましたが、そんなに単純では無いのだと実感。

後半に行くにつれて、政治メッセージが強くなり、同時に本当にこんなことあるのかな、、、と思い始め、途中で、これフィクションの要素ご入ってるな、、と思いました。ラストシーンで、いやフィクションの方が多そうだと思います。
ここまで脚色が強いと、どこまで本当なのだろうと穿った見方に。

前半は素直に観れましたが、後半は味付けが濃いので、素直に楽しめなかった。政治メッセージが強いので、意見が合わないと胸焼けしますのでご注意を。

ただ、単純にエンタメ映画だと思えば、映像も見応えあるので良い映画です。私の心構えの問題ですね。

だるまん