NOPE ノープのレビュー・感想・評価
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なんでしょうか?これ? 新しいUFOの創造? 凡人の私の感性を遥か...
なんでしょうか?これ?
新しいUFOの創造?
凡人の私の感性を遥かに超えた物語。
もう少し、アマプラのレンタル料が安くなるのを待っても良かったかも。
変な映画
映画の起源は、連続写真『動く馬』なんですね.人間が動く馬をスクリーンで観ることができる…時は進み、チンパンジーも交えて家族が楽しく過ごすファミリー番組。ありそう。楽しさの象徴。そのチンパンジーがまさかの暴走で出演者を殺すという悲劇が起きた。出演し物陰でそれを怯えながら見ていた少年…
時は進み、連続写真『動く馬』の騎手の子孫は、映画に出演する馬を育て手配する会社を経営し、怯えながら見ていた少年は、西部劇テーマパークを経営している。
見るもの(捕食する者)は、雲の中にいてその姿を見せない。見られる者(捕食される者)は、相手が食いたい時に食われるだけの立場。
だが、見せたくない姿を見ること、撮影することはできるはず。無抵抗で食われるのではない。見ること、撮ることが最大の抵抗だ。
と、ホラーの姿をとりながら、実は現実における、抵抗しがたい力や圧力に対する映画の力をうたった話。なのかな??? 謎。
特撮、凄いと思う。明るい空にちゃんと浮かぶ異形の物。東宝のドゴラや、円谷プロのバルンガと同じジャンルと考えると(古いか!)、50年の技術進歩に唖然とする。
最悪の奇跡が起こる
UFOあるいはUAP、その正体そのものが生命体であるという発想は自分には新鮮だった。
過去のヒット番組でチンパンジーが起こした殺人事件、主人公の調教師という仕事。
生物を相手取った時、手懐けるという発想とそれに反する事象。
映像のクオリティはとても高い、ストーリーはB級。
強大な敵を打ち倒すカタストロフィを感じるにはバズりたいという動機はあまり刺さらなかった。
唐突なAKIRAオマージュはクスッときた。
金はかかっていそうだがイマイチ
理由がわかったらゾッとすると言われて見たが、イマイチだった。背景に人種差別やキリスト教的な意味があるのはわかるのだが、敵のようなものがアレとは微妙。猿については良い、不気味さがよく出ていて面白かった。主演の俳優の白眼の白さが際立っていて、夜のシーンは彼だからこそ緊迫感が伝わったかな。
ううううう勿体ないことした
アイマックスの1番いい席で観てしまった…。
妹が、苦手なマシンガントークするタイプだったから観ていて脳が疲れてしまった。でも妹のファッションは可愛かった!!キリンだっけ?日本のビールのんでるの嬉しかった。
宇宙船の食道はなんかギャグ漫画っぽくて吹き出した。
オレンジのパーカー欲しいと思った。撮影ミスなのかそのままでいいと思ったのか、それどころじゃないだろう主人公が直したのかパーカーの紐がおかしくなってたのに次のシーンで直ってた。子役の女の子の大人になったシーンは深い意味はない?だけどアイマックスのいい席の凄さを初めて感じられた!画面がただの長方形じゃなくて下の方まで覗き込めるような不思議な感覚になれて、画面に入り込めるような感覚に感動!!!
最悪で最高だ!!
もうほんと、素晴らしかった
ジョーダンピールだいすき
見たいものぜんぶ見せてくれた感じだった
本当、もう一回いきたい……
まずテンポが早くていいし、
そう、その構図!見たかったの!
ってところを見せてくれる
あと今まで気になってたけど見れなかったとことか
ぜんぶ恐ることなく見せてくれるから
どっぷりこの世界にハマっていく
その没入も快感だった
スクープマニアの使命感
兄弟らが怪奇UFOをスクープしようとする。
ホラー系だが、何を見せたいかの軸がよくわからず、鑑賞の後味はあまり良くない。
良い点
とくになし
悪い点
・冗長
・敵の画作りを考慮した設定が安っぽい
デッカいカメラ使ってみたい
大人の事情で、やっと上映。
20年くらい前、数寄屋橋の宝くじ前の広場で猿回しをやっていて、始まる前の注意として、敵意を意味するから目を見ないようにと言っていた事を思い出した。
イマイチ説明不足なチンパンジーの件は、調教や撮影のストレスが爆発して暴走、テーブルクロスのおかげで目が合わなかった男の子だけ助かったってことで良いのかな?
特徴的な目をしたダニエルが目を伏せるなどもったいないと思ったけど、後半はあの大きな目が意志の強さを感じさせて大活躍。
そしたらアイツもヒラヒラに形態を変えて応戦。
しかし2時間越えながら、結局あいつが何かは分からずじまい。
ずいぶん予算を使ったB級映画。
嫌いじゃない。
映画館で見て良かった作品
思っていた以上に大作でパンフレット買うぐらい良かった。映画館で見た方が良い映画。
大作になってもメッセージを込める作家性は変わらずあって凄い。この大作を経て作る次回作が既に気になる。
パンフレットも文字量多くて、理解が深まる。
SFホラーのお手本になり得る
テーマはよくある感じ。ただし、切り口がえげつない。この映画はいろいろなオマージュが込められてるが、それは気にしなくて良い。いいカットを真似るのは当たり前だしね。ハラハラ・ドキドキと得体の知れないモノを相手にするスリルが味わえる。
まさにノーラン級
個人評価:4.2
これは大傑作。ジョーダン・ピールは3作目にして、ホラー界?の巨匠の仲間入りといっていいだろう。ノーランの撮影監督を携え、重厚かつ深みのある世界観を手に入れている。とにかく映像が素晴らしい。
また効果音の不協和音のセンスも抜群で、不吉な物語に引き込まれる。
未だかつて、UFOを斜め2つ上くらいから描いた、こんな設定があっただろうか。驚愕である。
動物への畏怖の念を上手く背景に流しながら、馬の調教師が主人公という設定もよい。
この作品でジョーダン・ピールの新作は必ず見る監督という存在になった。
冗長すぎてつらい
ファスト映画ではないけど、時間に対して無頓着なのか手抜きなのかそれとも計算された演出なのか判断に困るシーンだらけで正直長い、と感じてしまう。これ90分くらいの作品にしたらすごく面白いかも知れない。けど2時間以上あります。なんか時系列が前後したり回想が突然入ったりだけど、必要かどうかでいうといらんシーンが多い。長回しも多い割に動きがないとか。
あと普通に倒してるのはどうかと。弱すぎだろ。
電動バイクで金田スライドをやったのは評価する。
想像の斜め上をいく展開で飽きさせません
ラストはなんともな終わり方。若干「とほほ的肩透かし」な余韻はありつつも、悪くないです。「ジョーズ」の結末にも似た余韻かなぁ。
意外性のある展開の連続です。まさかー、それだとは思わなかったよー!って。2段3段で攻めてきます。でもって、結構な相手に少数精鋭対応の図がアルマゲドン的エンタメを感じます。かなりのDIYっぽい戦いがいい!とてもいい!
主人公たちの動機がなかなかヨコシマでよいです。不純な動機なのに命までかけるって、クール!
私はエンジェル推しだなぁ。日本の昭和のアニメにおける「博士君タイプ」がなかなか好印象です。でもって、お兄ちゃんがいい感じで突き抜けていないのがいいです。そうなんですよねー、アルマゲドン的って書きましたが、メインキャストが全員一般人でヨコシマってのがいいんですよ。その連中が、これまたヨコシマな気持ちの一体感(けど、そこにプロ根性が入ってくるからクールなんですけどね)と、かっこいい展開がぐいぐいとクライマックスに向けてお話を盛り上げてくれます。そもそも荒唐無稽な物語なんですが、映像がバッチリ決まっていて満足感を充足させてくれます。
なんで?なんて言っちゃだめです。
これは頭にクエスチョンマーク立てることなく勢いに乗っていきましょー。そしたらかなーり楽しい1本です。
宇宙人とのコンタクト?
「最悪の奇跡が起こる」と書かれたポスターと予告CMを見て、宇宙人とのコンタクトに失敗したのかな?と思っていましたが、失敗どころかヤツとの戦いの映画でした。
冒頭のチンパンジーのシーンから、雲行きが怪しいな・・と思っていましたが、まさかこのような展開になるとは。
是非映画館で観て下さい。
しかし知名度の点から、ヒットはしないでしょうね。
でも個人的には、期待していた斜め上を行く出来に満足しています。
「モルグ街の殺人」のオラウータンに捧ぐ。
風船の破裂音にブチ切れて人間を襲うチンパンジー。
従順な馬もルールを無視した人間には後ろ足が飛ぶ。
他の種族を調教・支配しようとする人間を天から見下ろす邪悪な円盤型の生物。
人間は生態系のトップじゃない。
監督は「ポップコーンムービー」を作ったんだとか言ってたけど、単純に楽しむ作品で良いのか…?
どうなんですかね。しばし考えてみたいと思います(後で編集するかも。本国の予告でもNOPEを「ノープ」と発音させてるのがどうしても気になる)
「ET」「未知との遭遇」「サイン」などなど……色んな映像作品へのブラックなオマージュあり。デジタルじゃなくフイルムで……とか映画に対するリスペクトが垣間見えたり。
ジョーダン・ピール監督は社会派と言われてますが、確かに過去作に比べてハリウッド的かも知れない。
監督の「Monkeypaw Productions」は小説「猿の手」から来てるんでしょうね(オーソンウエルズ劇場で観たことある)だからチンパンジーのエピソードはそれからじゃない?と言ってる方がいたけど、ポーの世界最古の推理小説「モルグ街の殺人」を思い出した。
作品の中ではもちろん動機は不明だけど、
あのオラウータンにも人間にブチ切れた瞬間があったのかもな。
何かが心に残れば…
IMAXレーザーGTで鑑賞しなければと思っていたのでようやくの鑑賞。
ジョーダン・ピールがただのホラーとかUFOスペクタクルを作るとは思えなかったが、今回のは中々高度じゃないかな、と感じる。
ダニエル・カルーヤとキキ・パーマーの兄妹とスティーヴン・ユァン、皆「見過ごされた存在」としての人生。彼らがUFO(ではないか)を「見せ物」にしようとすることで起こる「最悪の奇跡」。
最初はずっとチンパンジーのゴーディ(何のメタファーかはさすがに分かる)とUFOに何か関係あるのかと思っていたが、正直複雑だけどそこまで複雑に考えなくてもよかったのだ。「見る」「見られる」というよりは、「見せ物にする」ことへの警鐘がひたすらに鳴る。
しかし、多分初見だと批評家とかでもなければそのメッセージ性を拾うのは難しいのかも、とは思った。そういう意味では単純に「すごい映像体験」としても観られるとは思うのだが、観客に突きつけるハードルが高いな、と(「ゲット・アウト」のときはもう少しストレートだった気はするのだが)。
単純に観ると、やっぱり「見る」だから各々の見る演技が凄い。特にダニエル・カルーヤは寡黙な役の上にあの目ヂカラなので視線に猛烈な説得力があった。あとスティーヴン・ユァンの見上げたときの表情。ありとあらゆることを理解したようで全く理解していない表情。
結局その差異があの結末なのか、とも。
割と最初に出てきたものが最後にああ使われるのか、というのがよかった。結局最後はそこなんだなあって。
色々なオマージュは私がやはり詳しくないのであまり拾えず。
ジュープの子ども時代の役の子、めちゃくちゃスティーヴン・ユァンに似てるなと思って感動した(前田航基さんにも似ているが)。あの体験したらふつうに大人になるのも難しいよね、壮絶だったろうなと感じる。
OJとエムの兄妹は、全然合わないけど…やはり分かり合えるふたりってでかいんだな、と。ハンドサインとか。
ラストが西部劇ぽさがあってよかった。
読み解けなくても何かは心に残るし、それで良いのかもしれない。ジョーダン・ピールは最強に「考えさせるスペクタクル」を与えてくれたともいえる。
SF現代西部劇
前提として
・予告編は視聴済
・ジョーダン・ピール監督の作品は未視聴
賛否両論ありそうですが、個人的には好きなタイプの映画です。
序盤はSFホラーのテイを成していますが、
後半はまさにSF現代西部劇。
別に西部劇的なストーリーというわけではないですが、
雰囲気と音楽が西部劇のそれです。
兄妹の物語ではあるものの、それ以上に描きたかった
"何か"がある気がします。なかなか考察しがいのある作品で、映画愛を感じる作品でもありました。
観て良かった。
⚠️⚠️⚠️
ここから先は、ネタバレありの疑問点・解釈を書いています。
ネタバレが苦手・嫌な人はお気をつけください。
⚠️⚠️⚠️
細かいシーンの感想
・前半で「宇宙人ってこんな感じだよね」っていうホラー演出をした後に、予想の斜め上をいく姿の未確認生命体(Gジャン)が出現する辺り、観客の反応が計算されてる気がしました。テクい。
・早送りで観る人が多い現代、カメラが全く動かずにゆっくりゆっくり宇宙人(の着ぐるみを着た少年)が柱の陰から顔を見せてくるシーンはグッと来ました。
よくあるフェイク映像をオマージュしたシーンなのかもしれませんが、映画好き的な嬉しさがあります。
以降、自分なりの疑問点と解釈
?どうしてOJとエメラルド兄妹が主役なのか?
初めての馬の映画は彼らの牧場が関係しています。
→初めての明確な未確認生命体の写真(特に、Gジャンが変化した姿)も彼らが撮りました。
彼らは"成功"と言ったものを手に入れはするでしょう。
しかし、いずれ誰が写真と映像を撮ったのか、馬の映画同様に分からなくなっていくという暗示なのでは……?
そういえば、黒人が主役の西部劇って意外と知らないかも。
?チンパンジー(ゴーディ)は何だったのか?
→チンパンジー=人間に忠実、友好的であるようでいて獰猛になり得る動物の象徴だとすると
馬、未確認生命体も同じ種類の動物という暗示なのでは……?
?ならば垂直に立つ靴は何だったのか?
→宇宙人が関係しているという演出……?
ちょっと思いつかない。
?ゴーディはなぜジュープを攻撃しなかったのか?
→子役の時の関わり方なのか、ゴーディなりに敬意を表したのか。理由は分かりませんが、友情を育もうとしたように感じました。
少なくともジュープがゴーディのファンになったのも何となく頷けます。
神秘性というか畏怖心というか……
未知との遭遇ショーを開こうとしたのも、その繋がりを求めようとした結果だと思います。
役割的に見ると、ジュープはGジャンとの友好的な繋がりを果たそうとするキャラなのかな。
?Gジャンはなぜ形を変えたのか?
→ゴーディのときと同じ理由ではないでしょうか。
敬意なり友情なり、何かしらの理由を持って相手と接触しようとしましたが、食べる以外に相手と関わる方法を知らなかったのかな、と考えました。
ただドレスのような姿だったり、蝶のように変わったり、四角いリボンのような口を開けたり……あのあたりにも意味があるのかも。
?Gジャンは何がモチーフなのか?
→白人モチーフ……は違うかな……?
出演するキャストたちの様々な人種に引っ張られているからなのか、ストーリーは戦争モチーフなのかなとか考えてしまいました。
チンパンジー=日本人とか。
でも詳しくは知らないし、ストーリーがかなりSFなので違うかもしれません。
?なぜ、Gジャンは世界初の馬の映画を観ていたのか?
→ただの演出……?
?元母親役の彼女はなぜ会場にいたのか(役割的に)?
→ジュープの"初恋"という発言がキーワード……?
あ、でもジュープのキャラクター的に、異形の顔となってしまった相手が初恋でも違和感ないかも。
?時折、名前だけ表示される演出(馬の名前や人の名前など)は何を描きたかったのか?
→章ごとの区切り……?
だとすると少し浅すぎるか……
予想テーマ
○真実は常に正確には伝わらない。(ゴーディの暴走事件、馬の映画、そして未確認生命体)
○黒人は成功できない……?
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