RRRのレビュー・感想・評価
全124件中、41~60件目を表示
3時間を感じさせない目まぐるしく動く展開、映像美、あと筋肉はすべてを解決するw
バーフバリ以来のインド映画だが、映像も音楽もストーリーも演技も、ほんとハリウッドに引けをとらない完成度のエンタメに仕上がってる。最初は上映時間3時間と聞いていたので、膀胱もつかなw というのが最大の関心だったけど、もうストーリーに引き込まれて全然尿意は気にならなかった。ラーマとビーム、片方がピンチになるかと思えば次はもう片方がピンチになり展開が二転三転してみてて飽きない造りになってるし、ラーマの過去話だったり要所要所できっちり伏線も回収していきストーリーテラーとしてもかなり上出来な感じ。バトルシーンは豪快でラーマの二丁拳銃とか弓無双とかとにかくカッコいいシーンてんこ盛りだし、炎や水を美しく見せる演出がすごく印象に残った。
インド映画特有のダンスシーンは今回は抑え気味な感じ、ミュージカルよろしく不自然に踊りだすということは今回はなく舞踏会のシーンとエンドクレジットのみ。逆にダンス成分が足りなく感じてしまってるのはインド映画に慣れてきた証拠なんだろうかw ところどころインド神話ネタとかインド独立史ネタとかがわかるともっと深く理解できるんだろうなあという部分はあったけど、そこまで難しく考えなくてもストーリーに引き込まれるのが今作の良さかな。エンドクレジットのインド偉人、ガンジーとネルーしかわかんないやと思ってたら2人ともいなかったwと知って私もまだまだ理解が浅いなと。
難を言えば、インド人俳優がいまいち見分けがつかないw 髭の有無と髪型からしかキャラ判断できなくて途中ストーリーがごっちゃに(いやこっちの問題なんだけど)。あとまあストーリーがご都合主義だけど、面白いからまあいいか。とにかく何でも筋肉で解決しすぎだよねw 死んだかと思った人も大体生きてるし、女の子の母親が生きてたのが一番びっくりだわ。とにかく3時間怒涛のエンターテイメントという感じで、時間を感じさせない面白さの超大作に仕上がってて大満足でした。
踊りだけがインド映画じゃない
前々から気になったけど後回しにしてたので昨日ついに行ってきた。感想としては「公開初日に行けば良かったしもっとたくさん観たい」である。アクションシーンはインド映画の中じゃ無理ないところが結構あって、中でもラーマとビームが大使館?の庭で格闘技披露し合うところが見応えあった。あんな細々とした技使えんのねっていう。ストーリー面も「奴隷時代のインドか……」とわかってどう風呂敷を畳むつもりか気になったけど、W主人公が手を組んで総督を討つ終わり方、そしてラーマが叶えると誓った武器を自分の部族に渡らせて「戦いはまだ終わっていない」エンドに繋げてて綺麗に畳めてるなと納得した。警察側のラーマがどうしてそこまで同胞を見殺しにするんだろうと疑問だったが、その説明も作中でしっかり納得いく形で描写されてあったので彼への好感度は爆上がりした。泣くつもりは全くなくて、だが冒頭の子供が買われていくシーンと我が子を返してと泣き縋る母を撲殺したシーンで一気に涙腺が崩壊した。また、ラーマの過去でも泣いてしまった。自分の父親の自爆を自分の手で完成させなきゃいけないとかどんな地獄だよ。こりゃああにもなるわ。
総合評価:自分が観たインド映画の中で一位。もう一回行ってくる。グロと死亡と拷問が大丈夫な人はぜひ行ってほしい。自分的にはそこまでグロい拷問とは思わないけど、一応念の為。
余談だけど、ラーマの母親役の女優さんが自分の好きな女優さんで個人的に凄い嬉しかった。いつ見ても美人だね。
A masterpiece! Two thumbs up!
インド映画らしさを結集した見事なエンタメ作品!1920年代の大英帝国支配時代のインドが舞台。父の意志を継ぎ独立蜂起を胸に秘めた警察官と英国提督夫人に妹(姪?)を理不尽にさらわれた部族の勇士の友情物語なんですが…息をつかせぬアクションシーン、心踊るダンスシーン、揺れる2人の心情の結末、と一瞬たりとも退屈しません。ガンジーの非暴力不服従運動と前後して実際にあったであろう英国人からの差別、迫害への抵抗のマグマも描かれてます。が、何よりも、ふたりの男優の男前ぶり、躍動が素晴らし過ぎます!いやぁ、参った。スタンディングオベーションです!
こういうのでいいんだよ!
史実は悲劇だけれども、この映画ではハッピー!
そして、植民地支配側のイギリス人はマダムハヤメテジョニーヨ以外、清々しいほど全員悪人という、極めてわかりやすくて、大変気持ちがいい映画でした。
この映画は、ナンセンスなほど身体も心も運も強いオッサン2人が縦横無尽の活躍をする、その熱量を感じるためのものです。
その最高潮とも言えるダンスシーン。ダンスというとヤワな感じに思う方もいらっしゃるかと思いますが、ナートゥナートゥ(今でも耳に残ってますわ)は全く違います。途中までダンスについていけたイギリス人の若い男の根性を逆に誉めたいくらいの圧倒的に熱いとしか言いようのないダンスに、ただただ感動するための時間なんだと思います。観ているこちらの脹ら脛が筋肉痛になりそうなくらいでした。
監督もここは力入れたシーンなんだと、何かのサイトで読みました。
話としては、様々なシーンが主人公たちに都合よく構成されていて、突っ込もうと思えばキリがないほどですが、そういう細かい部分を拾わなくてもいい映画って間違いなくあるなと思いました。
スカッとしたい方、裏切りとかそういうドロドロした話に食傷気味な方、是非ご覧ください。
いいんだけど、やっぱ長いかな・・・あと整合性とか細かいところが気になる(自分としては)
いやー。。。よかったよ。よかった。でも、長いかな。
話題の1作だったので「3時間」というくらいの情報だけで見た感想です。
序盤の一騎当千シーンからハリウッド顔負けの音響、映像美でのっけからテンションあがりまくりで
その後のナートゥダンスシーンで盛り上がりはけっこうMAXに。面白いやんインド映画。
ただ私にはラーマの顔が結構わかりにくくて、最初の一騎当千の警官と、子供助けたラーマが同一人物だっていうのがわからず「???」となってました。インド人は髭にくりくり目がスタンダードでわかりにくい…
で、なんやかんやアクションで後半、娘を助けるためにビームがのりこむのだが
ラーマが毒蛇で死にそうになってたのにその直後に普通に邪魔しにくるとこあたりで「ん?」と思い始めてしまった・・・。
もしやこの映画、体力の概念とかそういうの無い映画なのか。と。
そのあとラーマのおかげで娘と見事に逃亡成功したビーム。
俺の中では「あぁ、ラーマ死んじゃったか。せつない・・でも逃げられてよかったね。さてそろそろ終わりかな」
と思ったのだが時計を見るとこの時点で2時間。
あぁ、もしやこのあとの1時間は・・・・。
とおもうと悪い予感が的中。
おなかを木で貫通してるのにぴんぴんしてるラーマとビームの2人で無双するシーンが1時間続きます。
いやー・・・正直、アクションとか音響のすごさで最初はすごい!って思うんだけど2時間くらいたつともうこの感じに慣れて麻痺してくる。自分には残り1時間はけっこう蛇足でした。
終わった後ツレに感想聞くと「おもしろかったー!あっという間だったね」と言っていたが
自分はビームが娘を連れて逃げられたあたりで終わってた方がよかったかなぁ・・・
脳筋で何も考えずに楽しい映画が好きな人はいいんだろうけど細かいディティール(おなかの貫通のダメージや蛇の毒の蓄積とか)が気になってしまう自分にはちょっと長すぎたかな。
2時間なら4.5点。3時間の長すぎ部分でマイナス1点で3.5点です。
ビームが馬乗れよ
友人に薦められ、今さらながら鑑賞。
ツッコミ所は多々あれど、それを超える勢いと熱量がある。
ナートゥの場面はひたすら楽しい。
戦闘やアクションは、カッコよさの中に何とも言えないシュールさが漂う。
内容としては結構血生臭いものではあるのですが、そのシュールさが半ば中和してくれている気がします。
冷静に考えるとグロいシーンも、何故かニッコニコで観てた。
これを計算してやってるなら凄い。
脚本も演出も、正直クドい部分はある。
内容的にはせいぜい2時間半もあれば十分だとも思う。
暴力的すぎる面や、白人を露悪的に扱いすぎている面もある。
主人公たちも必要以上に大量虐殺してる。
でも、面白くはあるし憎めない。
論理的に考えすぎると楽しめないので、雰囲気に身を委ねるべきかと。
マッリの母親も生きてたし、意外と人は死んでないかもしれません。(無理があるか)
ちなみに、乗り物(バイクと馬)の担当逆じゃね?
圧倒的な強さをヒーロー
独特な雰囲気と肉体的アクションで魅せる。
インド映画全体ではないけど、ダンスを交えた作品は多々あるけど、この作品におけるダンスにはしっかりと意味を持たせている。
ストーリーはつれさらわれた少女を救出するため男と、その反対側の男の友情と争いを独特な表現で描いてる。
2人の男の熱〜い友情ドラマと(絶対的主人公による)破天荒なアクションがこの物語を作り上げている。
いまはなくなりつつある圧倒的な主人公の強さと絶対的なヒーロー感を醸し出した作品だけど、アクションは最新のVFXや独自の要素を取り入れててド派手でした。
あとインド要素として動物を多様してるところは面白く感じました。
楽しませる事を貪欲に追求した、底抜けで無邪気なパワーが全編にほとばしる怒涛のエンターテイメントムービー。
口コミに押されて見た口。確かに、波乱に富んだドラマ、圧巻のアクション、そして超絶技巧のダンスと、幕の内弁当の様なてんこ盛りのエンターテイメントで、IMAXの大画面でしっかりと堪能。
最大の売りであるアイデア一発勝負の荒唐無稽なアクションシーンはまさに痛快そのもので、さらにそのアクションをくどいほどのスローモーション撮影で見せる辺りも、ジョン・ウー以来の外連味に昇華させていて非常にカッコいい画面作り。
ただストーリー展開は前半は怒涛の展開なのだが、インターミッションを挟んで後半に向かうにつれ予定調和が見られ、ドラマツルギーが雑になって行くのは残念だったかな。。また、武器を部族の元に調達しようとするラーマが途中、武器だけが武力ではなく、権力に屈しない不屈の精神こそが民衆への最大の武器になる事を、拷問を受ける親友のビームの気概によって気付くものの、結局ライフル銃を調達してハッピーなエンディングになるのは、ずいぶんと短絡的な感じがした。エンドタイトルのダンスナンバーも国威発揚の雰囲気がして、今の世界情勢を考えるとあまり無邪気に観れなかった。ただ、そういった所も全部ひっくるめて、本作のただ楽しませる事に特化した突き抜けた姿勢は、論理的過ぎて真面目になり過ぎた本家の今のハリウッドのアクション映画には、到底真似できぬ物だろう。幕の内弁当的なサービスが満点なインド映画の、底抜けで無邪気なパワーが迸った一本。
初のインド映画はかなり男前で最高な映画。これぞ映画!!
息もつかせぬアクションシーンや映像、展開。時に目頭が熱くなり三時間はあっと言う間。インド映画には馴染みがなく、謎に歌と踊りがあるくらいしか知りませんでしたが、こんなにすごいとは。ハリウッド超大作並みだけどでも違う。親友なのに何故戦うのか、友情とは、使命とは。インドの歴史にも触れることができますが無知でも大丈夫。さりげなく教えてくれます。そして伏線の妙。最後にビームが望んだことが読み書きで、深さとテーマも感じられ、とても素晴らしい映画でした。とにかく度肝を抜かれ胸熱で人に見て見て!!と勧めたい。観客も老若男女さまざまだったのが納得。そしてナートゥダンス動画を帰って見てしまいました。
痛快!破天荒!!ぶっ飛び王道インド映画
3時間の映画…正直長いし疲れます。というわけで、なかなか時間が取れず二の足を踏んでいましたが、今更ながら鑑賞。
もう、最高だった。
ストーリーは王道だ。英国植民地時代のインド。故郷の村に武器を届けると誓ったラーマは英国政府の警察に。不屈の闘志と強靭な戦闘力で力を発揮するも、そう簡単に出世はできない。
一方のビームは英国軍にさらわれた少女を何としても連れ戻すために仲間とともにデリーにやってくるが…。
ラーマとビーム、その後の2人が辿る数奇で壮絶な運命、幾重にも重なる偶然の出会いと苦渋の決断が待っていた。
「友情か使命か?」
豪快で破天荒なアクションに加え、王道の友情ストーリーと桃太郎のエッセンスには感情が乗せられる。そして最後には敵は全滅するという
痛快なラストも観るものの期待を裏切らない!
そこに大袈裟でド派手で、必ずダンスが盛り込まれるインド映画ってのがまた新しい。インド映画ではお決まりのエンディングのダンスもなかなかシュール。
総合的に見てもかなり高評価です。
これだけどんちゃん騒ぎしても、ラストはビームの「読み書きを教えてほしい」って。
これが全てを物語ってるよなぁ…。
それにしてもあの憎々しいスコットが死ぬのは痛快だった。鬼畜・妻のキャサリンにいたってはもっとめちゃくちゃに切り裂いて欲しかったけど(笑)
区別がつかない
ラーマとビームの区別がなかなかつかない自分にイラッとした。
え、似てない…?
久々のインド映画。
体調を整え、水分も制限して挑んだ。笑
さすがインド映画、3時間という長尺にも関わらず飽きさせない。ぜ、全然…あ、少し。汗
打ったり叩いたりなど流血シーン多し。
痛々しくて、人間ってどのくらいで死んじゃうの?と思うくらい。
トラやヒョウ?が出てくるシーンが結構好き。
あれはインドならではか、と。
CG全開だけどね。
村人達全員に武器を。
それがビームの目的で、結局達成はできたけど。
願わくば、武器は使うことがないといいなと。
1920年以降、どうだったのか。
しかし支配していたイギリスのやることはもちろんひどいのだが、1人くらいは天使のような人がいるというのはお約束。
CG駆使してアクションもすごいけど、割と内容はシンプル。
そして内容に反してどこかコミカルなのはダンスと歌のせいである。
最後なぜか笑えて仕方がなかった。
これぞインド娯楽映画の真骨頂!
脚本がわかりやすく、面白いです。
これは、誰でも楽しめると思いました。
伏線も回収してるし。
あー置いていくんかー!生きてた!よかった。
なるほど、シータの勇気とはこれか!
ペンダント、パチーン!ピッタリ!
おい、弾薬しかないんか?この館!
お、もう治った!薬草凄い!。
これはインドでも大ヒットしたんだろうなーと言う感じ。
そんな映画なら、どこの国で観ても楽しめるのかも!
特撮、脚本、音楽、アクション、どれをとっても文句のつけようがなかったです。
今年いちばんエモいミュージカル映画( ※ まるで劇団☆新感線 )
初インド映画です。話題に便乗して、期待して観に行きました。
腹いっぱいすぎます。味付けの濃い料理を、ごちそうさまでしたの後まで山盛りで提供してくれます。
私は囚われたビームを逃がすため、ラーマが力尽き、ビームとマッリが荒野を駆けてゆく後ろ姿で
「ごちそうさま」でした。これでじゅうぶん、面白い映画でした。
しかし我が目を疑います。「 interval 」のテロップ。マジか、まだ折り返しなのかw
後半は物語が伝説へ昇華してゆくあたり、アクションも演出も腹いっぱいすぎて
「いやいや、そうはならんやろ」と色々と限界突破してゆきます。
神話がモチーフになっていますから、仕方ないのですが、やはり少々、やりすぎな感は否めません。
表現としてのエスカレートによるインフレは、非常にみっともないですからね。
前半の物語が非常に良かったですね。
骨太で、歴史的背景があって。人間性があって、まるでシェイクスピアの新作を観ているようでした。
随所の挟まれるギャグのようなシーンも、ちゃんと登場人物が一生懸命に努力した行動が行き過ぎた笑いであり、
弱者を見下したり、笑いものにするような笑いではありません。とても上品な、古い映画を見ているようでした。
随所に歌が挟まれるのですが、とても自然に感情が昂ぶり、歌へ昇華してゆく過程も丁寧で、無理がない。非常に説得力がある歌なのですね。
これには西洋のミュージカルに疑問のある人にも、違和感なく理解できると思います。
ミュージカルは突然歌いだすのではないのですね。感情にちゃんとしたプロセスがあることを理解しなければ楽しめません。
それは、登場人物の背景や感情を理解するということですよね。
自分自身の価値観の枠が強い人は、なかなか、相手の立場に立ってみる想像力の翼が広げられません。それは非常に もったいない事だと思います。
全編において、異文化の物語で、迫力ある絵作りなのですが、このシーンはなにを表現していて、なにを見せたい場面なのかが極めて明確ですので、
とてもわかりやすく、美しい映画です。音楽も非常に力がありますね。とても映画を研究されていて、ちゃんとした予算のもと製作された映画だと感じました。
一方で、暴力や血の描写が生々しく、苦手な方には、少々どきつい絵があります。
オープニングで、イギリス人が大量の鹿を狩猟して、死体が積みあがっているシーンがありますね。
この絵面だけで、時代背景と、人物描写、悪役の表現、すべてが表現されていますね。映画として、芸術作品として、素晴らしい描写です。
その反面、生々しい血が流れるシーンもありますし、拷問や虐殺のシーンも多々あります。
しかしそれは、現代の日本人が見失ってしまった、あるいは、社会から抹殺してしまった、生々しい姿でもあるのですね。
たかだか、半世紀前には、日本でも戦争があり、こういった時代背景が、人間としての闘争が、肉体と精神の闘争があったはずですし、
実は今でも地続きで、忘れてしまってはいけない要素ですよね。それを思い出させてくれる、非常に刺さる映画です。
令和の世に観られて良かったと思いましたね。
ただ、歌あり、踊りあり、骨太の物語あり、アクションあり、長すぎる上演内容も含めて、「まるで劇団☆新感線」のようだなと感じてしまいましたw
満足感がすごい!!是非観て!
※若干ネタバレ!
話題になっているので気になって友達と見ました。初めてのインド映画で、しかも3時間と長時間の映画なのでもし面白くなかったらそのあと友達とどうしよう…という不安さえありました笑 実際始まってみると音楽からもうインパクトがすごくて最初は少し笑ってしまいました。
RRRの意味?というか出し方もインパクトがあって、タイトル出しもすごい胸アツでした…
映像もとても迫力があり音楽も相まってほんとに飽きるタイミングがありませんでした。
音楽・迫力・ストーリーどれをとっても最高でとっても満足感ある3時間でした!シュールな演出もありつつ、所々涙も出てしまいました…
とにかく水と炎の演出がかっこいい!もう全人類に見て欲しいです!
強いて言う欠点としては結構暴力シーンが痛々しいので注意
Friendship or Death
通常スクリーンで鑑賞(字幕)。
話題作、ようやくの鑑賞でした。感無量!
ビームとラーマの絆がアツい。友情か使命か、ふたりの関係がどうなっていくのか、ストーリーは予測出来るんだけどここまでアツくなれるのは、王道過ぎるが故、なのかも…
実在の人物を題材にしつつ、両者の空白期間について神話を織り交ぜたフィクションを膨らませ、友情と肉弾と革命の胸熱エンターテインメントに仕立て上げているのがすごい!
アクション・シーンはどのシーンを切り取ってもカッコ良すぎるし、手に汗握る場面ばかり。少し大袈裟なきらいがあるものの、それがビームとラーマのコンビネーションと筋肉の躍動を強調させ、最高のカタルシスへと導いてくれました。
懸念していたミュージカルシーン、第80回ゴールデングローブ賞で主題歌賞を受賞した「ナートゥ・ナートゥ」の迫力に圧倒されました。楽曲の良さも去ることながら、力強くキレキレなダンスと迫力のシーン構成が見事で、塚口サンサン劇場でマサラ上映なるものが開催されるのも納得(笑)。
インド映画初体験が本作で良かった。殆どの作品が長尺に加え、ミュージカルシーン有りと云うことで抵抗感があり、これまで観てこなかったのですが、昔の自分を諭してやりたい。
今までインド映画を食わず嫌いで敬遠していたことを壮絶に後悔してしまうほど、本作のパワフルさに圧倒されました。
[以降の鑑賞記録]
2023/05/02:T・ジョイ梅田(レイトショー・字幕)
2023/07/09:Amazon Prime Video(レンタル・吹替)
人間臭く対立的
先に観た人から知らされた題名の由来とは違う意味が、序盤の字幕で提示され、"FIRE"では、支配者の手先になる凄腕警官とは酷いと思い、続く"WATER"では、支配者から警戒されながら、実体が明らかになると、意外にそれほど超人的ではない感じを受けながらも、目配せで 007 ばりの飛び込みアクションの末、偉大な仕事をやってのけ、深い絆を感じながらも、歌の文句にあるように、どこで立場の違いに気づき、裏切りを感じるかに期待感が高まる思いがした。馬とバイクの乗り物は、それぞれの情況からすると、逆の方が良い気がしたけれど。少しほっとするような疑似恋愛的な設定と支配者側を虚仮にするような踊りが繰り広げられ、まさに絆を裏切りで返すような形で対決することになり、"FIRE"と"WATER"を司りつつ戦いを進めるが、"WATER"が敗れてしまう。しかし、"FIRE"は、"WATER"の民衆への魅力を認め、自分も協力しようと思い直す。それなら当初の場面でもそれはできたはずで、親友を失いたくない気持ちが大きかったのではないか。その後、"WATER"が"FIRE"への誤解を解き、助けに行くことになり、二人で力を合わせて反撃し、総督を倒した。そこまでいけば、わざわざ故郷に武器を届ける必要はなかったのではないかとも思った。『バーフバリ』よりは人間臭く、『英国総督最後の家』よりは対立的で権勢主義的な時期で、現地人の反乱は、セポイの乱だけではなかったことも窺い知ることができる。
超絶エンターテイメント!
小難しいことなんかいらない!超絶エンターテイメントな作品。
3時間という時間を感じさせない、次から次へと移る展開。回収するところは回収してモヤモヤもなく、爽快さがある。
勇気、人情、愛、筋肉、根性、勝利!
全盛期のジャンプ漫画を一気読みしたかなのような感覚。
インド映画凄い。
キレッキレダンスも最高でした。
野生動物を戦争に利用するのはダメ
肩車戦法とかめちゃくちゃ面白いし、挿入歌やパーティーでのダンス、ストーリーやメッセージ性もよかった。
だけど、無関係な野生動物を人間の戦争に利用するのだけは許せなかった。
主人公は村娘を拉致られて怒ってた訳だけど、自分らだって野生動物を拉致してるよね。
知らない土地で知らない人に使役される城の中の村娘もかわいそうだけど、何日間も狭い檻に閉じ込められた挙句、ドンパチの渦中に放り込まれた動物たちはもっと哀れだった。
訳もわからず戦争に利用されて巻き込まれて、銃弾浴びたら殴られたりして、いくつもの無関係な命が奪われただろうに。作戦実行まで何日間動物を監禁してたのか知らないけど、草食動物と肉食動物を近くに置いてたなら、捕食される側は尚更ストレス多大だったはず。
例えあの戦場から生き延びても、怪我が原因で食糧を得られず痛みと空腹に苦しんで死んだ個体もいただろうに。
白人の拉致監禁と同じことをインド人が動物にやってて、主人公の言葉の節々がブーメランで全然感情移入できなかった。
全124件中、41~60件目を表示