セイント・フランシスのレビュー・感想・評価
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何をすべきかは人それぞれ
レストランでサーバーの仕事をする34歳未婚彼氏なしの女性が自身を見つめる話。
大学を1年でやめて以来サーバーの仕事をしている女性が、将来を少し考え始めてシッターの仕事を探してみたら…とはじまって行くけれど、経済的にもスキル的にも何も持たないフリーターみたいなものですよね?
シッターの仕事に有りついてからも、まともに仕事をする気もなければ責任感もなしというクソっぷり。
タイトルとあらすじ紹介からフランシスちゃんが凄いのかと思ったら、可愛らしくはあるし、「いつもそうだね」は強烈だったけれど案外普通で、兎に角主人公のクソっぷりからの脱却というか成長というかとか、そんな彼女にだって良いところはあるし、誰かにとっては大切な存在なんだっていう良くあるお話しで、面白くはあったけれど、特段唸る様なものはなかったかな。
それにしても某団体の方針のせいで人種とか信仰とかLGBTQとか、何でもかんでも詰め込まなきゃいけないのはなんとかならんのかね…。
痛々しくもあり勇気ももらえる
子どもがとても可愛いく、周りをよく見て容赦なく本当のことを言ってしまうのがとても楽しくて、それだけでも見る価値ある!
冒頭のシーン、パーティのナンパシーンのところから、あるあるな感じで、痛々しい。
付き合ってしまった漢がまあ良いやつでそこが救われるところ、
ベビーシッターの雇い主であるカップルも、今時の、多様性の中で既成概念に囚われてなんだかわからなくなり拗れたりするんだけど、つねに、自己点検、必要。当事者サイドも、
そして外野、いわゆる世間様も。きちんと関わろうとすれば理解も、理解に近づくこともできる。
かっこいいシーン!!
世間様のつもりの親御さんだって、自分の子どもに見られてるわけなのだ。多様性を理解できない不自由と理不尽の再生産となるか、子ども世代には違う世界違う風景見せることができるか。
ギター教室の件なんかも笑えるし、笑えて泣けてみんなバカねでも幸せになりたいね、、という気持ちになる。男子も見るべきだと思うけど、女子は泣いたり笑ったり子でスッキリしたい時、ちょっとしたリセットが欲しい時、見たら良い作品。多様性、寛容であること、子どもの眼差し。
キュートなフラニー。
30代、独身、女性。学歴、仕事、結婚、出産、子育て。生理や中絶など、なかなかシビアな内容をよく触れたなぁ、というのが率直な感想。でも、映像や音楽は軽やかで、なによりフランシスが可愛くて、重いテーマに沈まない展開で良かった。
十分に理解できていない部分もあるけれど、単純に、あるあると、共感できる部分も多かったです。
30代独身女性の日常。
独身で暮らしているとどこかの年代でこんな感じで日常を右往左往する。女も男も同様。今作もきっと共感する部分が多いんだと思う。思い通りにもいかず、悩むことが多くても人生は進んで行くんだな、と。
これって女性あるある映画?
給仕をしているブリジットは34の未婚女性。店で出会った彼氏の子を妊娠し中絶。その後、お金の為だったかな、レズカップルの子守の仕事をする事になった。ん?女同士なのに子供いるんだ?と思ったら、1人は出産間近。ん?父親いるのかな?って思っていたけど、触れられなかった。それから、ずっと子育てあるあるの連続。自分は男だし子育てもした事が無いのでこの映画の中で起こる事が本当に起こる事なのかどうかがさっぱり分からず、共感度は低かったな。何より6歳なのに1番大人っぽいセリフを喋り続けるフランシスが可愛かった。現代の子供がジョーンジェットに憧れるってのはちょっと無理あったかな。とりあえずブリジットは人として成長できたかもね。
ほんの少し心を解放すれば…。
中絶をしたブリジットがベビーシッターとして
6歳の少女フランシスと育む尊い夏の日々。
人により異なる人間関係上の建前や距離を
繊細に描く豊かな眼差し。
押し付けない説明し過ぎない演出が好きです。
だけど登場人物の感情の変化や起伏が
自然に自分の中に染み込む。
ほんの少し心を解放すれば日々の景色に変化が☺️
達観したようなフランシスを演じた
ラモナ・エディスちゃんは
どこまで理解して演じてたのだろう?
男性監督が女性の繊細な身体の変化を
なぜ描けたのか少し不思議でしたが
脚本にも参加した主演ケリー・オサリバンの
パートナーと知り納得しました。
みんなそれぞれ成長してる
冒頭しばらくの間、先日観た「わたしは最悪」のデジャヴかと思ったが、見進める内に別物だということに理解が至った。
フランシスを軸に、それを取り巻く大人たちがそれぞれ葛藤を抱えながらも理解しあおうとし、少しづつではあるが成長していく様を応援しているような感情で最後まで見守る、ハートフルな作品だった。
メインの登場人物が良き人揃いだと安心して観ていられる代表のような作品ですね。
それにしても、富める人間の傲慢さや、あんなに血が出ているのなら医者行きなさいよ!と感じるのは、国が違うからなのだろうか、共感できない部分だった。
『カモン カモン』+LGBT+ポリコレ かな?
少し甘めの3.5。
『カモン カモン』に近いモノを感じます。
でも、コッチのが全然いい。
アレは、つまらなかった(笑)
ジョーン・ジェットやランナウェイズの名前が出てきますが、興味を持った方は、
『 ジョーン・ジェット/バッド・レピュテーション』ってドキュメンタリー映画が、オススメです。
素晴らしいドキュメンタリーです。
脱線したけど、この映画けっこう面白かったです♪
悪くはないけれど 最近こういう 社会的強者じゃなくて ちょっと下品...
悪くはないけれど
最近こういう
社会的強者じゃなくて
ちょっと下品だけど親しみが持てる人が出てきて
価値観の多様性を軸に話が進む、みたいな
そんな映画が少なくない気がする
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