Phantom Pain

劇場公開日:

Phantom Pain

解説

仮想世界を舞台に、女性や子どもも含めた老若男女がさまざまな戦いを繰り広げるアクション作品。第3回ジャパンアクションアワード(Japan Action Awards 2015)で女性で初のアクション監督賞を受賞した浅井星光がアクション監督を務め、出演もしている。伝説の天才プログラマーが重度の障害を持つ娘のために作り上げた仮想世界「セカンドライン」。そこでは障害を持つ者も健常者と変わらず自由に動くことができる。そんなセカンドラインの世界には、世界大会も開かれるほど人気のアクションゲーム「Phantom Pain」がある。現実世界では何事もうまくいかないフリーターの鈴木知佳は、ゲームの世界に居場所を求め、そこで頂点を目指していた。一方、幼少期に消息不明となった妹がゲームの中にいるという情報を得た山口紗栄子は、プロゲーマーとなってゲーム世界で妹を捜していたが……。

2022年製作/100分/日本
配給:BEAT PARADOX
劇場公開日:2022年3月25日

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映画レビュー

4.5映画がはじまって30分か40分くらいまでは、無名のキャストの方々に...

2022年3月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

映画がはじまって30分か40分くらいまでは、無名のキャストの方々に華がないなぁ、と思って観ていたのだが、時間が経つにつれてどんどんとキャストが魅力的に見えてきた。
最後には、どのキャストも愛おしく感じた。これは物語のなかの人物が生きていたからに他ならない。
これだけいろんな要素がガチャガチャ詰め込まれているようなのに、ちゃんと登場人物ひとりひとりに、魅力を感じられる。
近未来よりも今すぐそこにあるかもしれないメタバースな設定のなかで、子供から高齢者まで出てきて、クスッと笑えるシーンもあり。老若男女バリアフリーを超えて、来たるべくメタバース世界(?)にも希望がもてる。

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vatumn

4.5今だからこそ観る意味のある作品

2022年3月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

知的

アクションの迫力はすごい!!老若男女がバトルを繰り広げる、正にダイバーシティ&インクルージョンの極み!
なのでアクションを見るだけでも価値がありますが、ストーリーに込められたこの映画のテーマに胸を打たれます。
アクションシーンの合間の他愛ない会話の中に織り込まれた、「何のために、誰のために日々闘って(生きて)いるのか」「チームとは?仲間とは?家族とは?」「自分とは何者か」などの問い。映画の登場人物はリアルとバーチャルを往き来しながらそれらの問いの答えを見つけようともがいていますが、観ている自分と重なる部分が多いことに気付かされます。
大事なこととわかっていながらも日々の中ではつい避けてしまうテーマと向き合うー地球上のリアルな世界で戦争が起きている今だからこそ、何が起きるかわからないVUCAの世の中だからこそ、観る価値のある作品だと思います。

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LunaK

1.5リーダーが1番弱い!?

2022年3月26日
Androidアプリから投稿

単純

知的

仮想世界「セカンドライン」の中にあるチーム戦による格闘アクショントーナメント「Phantom Pain」で巻き起こる話。

そこき自分の居場所を探す女性や現実世で生き別れた妹を捜す女性やその仲間たち、そして隠謀と…。

話自体はちゃんと観ていれば解るけれど、あれこれと後から見えてくる色々な設定が多過ぎるし、現実世界が狭すぎるし、色々詰め込み過ぎていて、考えなきゃならないものが多いし、イマイチストーリーとしての展開がグズり気味。

脚本&監督の脳内イメージが膨らみ過ぎた?反射神経勝負みたいなもので、AAAは想像力弱い方がブルドーザーで強そうだけど…。

内容や尺の割にもの凄く長く感じたし、最後の中途半端さもちょっと残念だった。

何よりも人捜しするなら、トーナメントに参加するだけじゃなくて情報収集しましょうね。

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Bacchus

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