バーニング・ダウン 爆発都市

劇場公開日:

バーニング・ダウン 爆発都市

解説

「イップ・マン 最終章」のハーマン・ヤウ監督と、香港のスター俳優アンディ・ラウがタッグを組んだアクション。同じくヤウ監督とラウ主演による「SHOCK WAVE ショック ウェイブ 爆弾処理班」の設定、ストーリーをリセットし、さらにスケールアップしたドラマが展開する。爆弾処理班で数々の事件を解決してきたフォンは、爆発に巻き込まれ左足を失ってしまう。義足とは思えないほど身体機能が回復しながらも、上層部はフォンの現場復帰を認めず、仕事一筋で生きて来たフォンは自暴自棄になり、警察を辞めてしまう。姿をくらませたフォンが発見されたのは、テロ組織「復生会」によるホテル爆破事件の現場だった。重体の状態で発見されたフォンは容疑者として病院で尋問を受けるが、爆発の影響により過去の記憶を失っていた。

2020年製作/121分/G/香港・中国合作
原題:拆弾専家2 Shock Wave 2
配給:アルバトロス・フィルム
劇場公開日:2022年4月15日

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映画レビュー

3.5爆弾処理、潜入捜査、記憶障害の合わせ技

2022年4月14日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

興奮

刑事・警官や探偵が主人公の犯罪サスペンスで定番要素と言えるであろう、爆弾処理、潜入捜査、記憶障害という3つの要素。本作に組み込まれたそれぞれの要素は、個別ではさして目新しくもないものの、3つすべてをかつて爆弾処理班に所属した元警官の主人公フォンの属性として統合したことで、ありきたりでない、ひねりの効いたジャンル映画となった。

犯罪がらみの謎を捜査/調査する主人公に記憶障害を持たせることで、“信頼できない語り手”の叙述手法もほのめかす点では、クリストファー・ノーラン監督の「メメント」を彷彿とさせる。この仕掛けによって、主人公、警察組織、そして彼が潜入したテロ組織の関係性が複雑化し、先を読ませにくくすることに成功している。

監督と共同脚本は香港出身のハーマン・ヤウ。市民のため体を張ってがんばっていたのに上層部から裏切られた、という主人公の思いに、香港の民主化が中国によって封殺された近年の状況を重ねた、とみるのは考えすぎだろうか。

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高森 郁哉

4.0迫力ある

2023年6月26日
iPhoneアプリから投稿
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アンディぴっと

1.5これはちょっと・・・

2023年6月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

香港映画そのものじゃんといえばその通りでしたが、いろいろとツメが甘すぎて予想以上にすごい仕上がりでした。
実は、このポスターしか認知がない状態で鑑賞。そういえば、予告ティーザーとか一切観てないなかった。
爆弾処理班のエース、アンディ・ラウが優しさというツメの甘さで爆発処理を仕損じて左足を失いますが、楽天的な性格なのか周りの心配を余所に陽気にリハビリに取り組み義足でも健常時と変わらないほどの体力を取り戻しますが・・・という感じで話が進んでいきますが、シーン、シーンでぶった切り、その背景を後から追っていく組み立てで行きますので素直に観て訳が分からないよ~~~、が断片的にガンガンとつながっていきます。その設定が常に「後付」「ご都合主義」の印象しか与えず、映画として何でもありの卑怯じゃね?と思いました。
あと、ツメの甘さというか、設定をもうちょっとなんとかしてよ、と
・冒頭のCGからして中華特有の玩具っぽさ全開で笑いを誘う。掴みはOK!
・で、CGはアニメとCGの間くらいなんで分かりやすい。
・万能過ぎる耐爆弾スーツw
・雑すぎる爆弾処理
・音響処理の甘さ。いきなり爆音で引き込むのは全然いいのだが、最初がすごすぎて肝心なクライマックスで迫力を欠いちゃってました。音、耳慣れするんだよねえ・・・。
・前にも書いたけど、ご都合主義のシナリオの連続だろと思わせる組み立て。
・ということで、いつの間にか核爆弾(笑)
・クライマックスですが緊迫感に乏しいし、少なくとも「計算は」して欲しい。
・人権という価値観のギャップに困惑。これは日中の差なんだろうなあ。一般人満載の中でナチュラルに銃撃戦って・・・

その辺まで様式美として楽しめるなら全然OKです。

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zem_movie_review

4.5満足度の高い秀作でした

2023年1月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

緊迫の結末は感動ものでした。
凄く良かったです。

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tuna