君は放課後インソムニアのレビュー・感想・評価
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森七菜さんの曲伊咲再現度がすごい
公開から一週間しか経ってないのに、既に一日一回の上映になってしまっていた。席もほとんど埋まっておらず、館内に座っていたのは数人のみ。貸切に近い状態での鑑賞でした。
私は原作、アニメともに閲覧済みで映画館に足を運んだのですが、正直言ってさほど期待はしていませんでした。原作六巻分、アニメ十三話分を二時間に詰め込むなんて絶対無理でしょ、原作の感動エピソードがペラっペラにスライスされて、ただつなぎ合わされたような映画になってんじゃないの?森七菜ちゃんさえ出しとけば、とりあえず形になるってか。そんな疑いの気持ちで映画を鑑賞した自分は地獄に堕ちるべき人間かもしれません。今ではこの作品の関係者に謝罪したい気持ちでいっぱいです。
はっきり言ってこれは結構な名作です。この映画が人々の目に触れることなく、大コケ扱いされるのは勿体なさすぎる。二週間ほど前に見た『怪物』と比べたって遜色はない。
勿論、気に入らない部分もあるし、尺の短さゆえに無理やり詰め込んだ感がないわけじゃない。しかしながら、原作素材を巧みにスクラップ&ビルドした脚本は、すごく練り込まれた感があって感心したし、新しい角度から深掘られている部分もあって、かなり味わい深いものになっていた。原作ファンでも間違いなく楽しめます。
そして何より主役の二人が良かった。ガンタ&イサキの再現度の高いこと高いこと。特に森七菜さんの演技がやばい。あのセリフの間の取り方は、原作でもアニメでも表現できてなかったことで、君ソムの新たな味わい方を生み出したとさえ言えると思う。
ここからこの映画が逆転大ヒットになることはないと思いますが、見ようか迷ってる人がいれば是非映画館に足を運んで欲しいです。多分、後悔しないでしょう。原作、アニメ未視聴でも問題なし。問題なく楽しめます。
スタッフの皆さんは大変良い仕事をしてくれたと思います。素敵な映画を世に出してくれたことに感謝です。
寝不足でも肌ツヤツヤ
青春だね。
現実の青春に砂糖とレモン増し増し増しの甘酸っぱさや。
途中ちょっと「世界の中心で…(ドラマ版)」を連想。
ゲーセンのパイセンは大分アニメ的なキャラだったね…
一番大事なとこの星空のシーンが合成丸出しで、「そこ合成かよ」と小声で突っ込まずにはいられなかった。残念。
天文台一切使わないのね!
田畑さんとモリモリのシーンは良かった(;_;)
佳作!
美しい風景と星空が印象的な心が暖まる邦画。 本年度ベスト!
森七菜さん目当て。
まだまだ高校生の役もイケる感じ(笑)
不眠症の男女二人の高校生の健全なラブストーリーって感じ。
泣けるシーンは無かったけど心が暖まる作品だった印象。
不眠症で寝る事が出来ない二人が、学校の天文台で昼寝をする事からお互い不眠症で悩んでいる事を知る展開。
その天文台を昼寝が自由に出来る場所に使う為、廃部となった天文部を復活させ、2人が美しい星空に目覚めて行く感じ。
美しい星空は作り物って感じでリアルな星空を映像で見たかった。
森七菜さん演じる曲(まがり)伊咲。
身体に不具合がある事を引き摺って生活している事を同級生の丸太が知り、2人の距離が近づいて行く感じが良かった。
2人がサッカーボールやバレーボールが顔にぶつかるそそっかしい感じに笑える。
天文学部の顧問、桜井ユキさん演じる倉敷先生が優しくてポイント高め。
天文学部のOGで、ゲーセンの店長の白石役の萩原みのりさんの金髪姿が美しい(笑)
でんでんさんの歴史資料館の館長が名ゼリフを連発。
生きた証として「自分が言った言葉を忘れても相手はずっと覚えてる」みたいな言葉が心に残る。
クラスメイトの皆も良い人ばかり。
美術部が作るポスターの完成度が高め(笑)
丸太を演じた奥平大兼さん。
ノーマークだったけど意外にも彼の出演作を観ていてビックリ(笑)
特別驚く様な展開は無かったけど、登場人物が皆さん良い人ばかりの作品で観ていて心地好い。
エンドロールの画像のほのぼの感もとても良かった。
以前、お台場でテレビドラマの撮影中の森七菜さんを発見。
カメラが回って無いのにテンション高めで元気な姿が印象に残ってて、その時からファンになりました( ´∀`)
案外王道
原作未読。事前情報から想像してた以上に王道の青春恋愛映画だった。
チラ見した情報から、森七菜は原作にぴったりのビジュアルだったと理解。そして奥平大兼は「マイスモールランド」での好演などから良い印象を持っていたが、良いポジションに来たね、と…
舞台になった石川県七尾市の素晴らしい景色と、各地の撮影も良くて、聖地巡礼したくなってくる。七尾高校はマジで窓多いしな…
原作由来なのだろうが、二人のストーリーに寄り過ぎて、友人たちの扱いが都合良すぎるのが気になった…
ドキドキする。あと天の川に色は付けんでくれ、不純だ。
たまたまアニメの初回を見た。面白かったのでその後2~3回見た頃に実写映画化されたのを知った。映画は絶対見ようと思ってアニメを最終回まで見るつもりが結局その後は一回も見ないで終わってしまった。
追記:きのう(7/3(月)24時)アニメ最終回を見た。ラッキー。先週終わってしまったと思っていた。危うく寝てしまうとこだった。
森七菜はホントにマガリそのもの。ソックリで驚いた。
夜眠れなくて、昼間は眠いし頭イタくて不機嫌という同じ悩みの2人が出会い、天文台を秘密基地(寝床)に使っていい代わりに天文部を作ることになる。もう青春ラブストーリーそのものだ。2人の距離が少しづつ近付いていくところがよい。
夜家をこっそり抜け出して散歩中、警官に見つからないように隠れてドキドキする場面がいい。曲が中見の背中に顔をつけて、中見のドキドキと自分のドキドキを聞く。もちろん映画見てるこっちもドキドキ。
「おい中見、警官から隠れることに気を取られて気が付かなかったみたいだけど、彼女いない男子高校生にとって結構オイシイ状況だったぞ」。
この時はまだ曲の心臓の病気の話は出てないし、アニメでは曲は水泳部と兼任の元気娘だ。僕もアニメは3回しか見てないから、曲の心臓の病気の話は映画で初めて知った。だけど今思うと曲が聞く心臓のドキドキは命のドキドキそのものだ。
そのあと星空観望会が雨で流れて中見は落ち込む。そんな中見を曲が励まし慰める場面がある。さっきと同じ場所だったかもしれない。曲は自分の病気のことと眠れない理由を打ち明け中見の顔を自分の胸に抱き寄せる。もちろん3人ともドキドキだ。(3人:曲、中見、ボク)
「オ~ィ中見ぃ~、うらやましいぞぉ」
「不純だ」 by 白丸先輩。
合宿に曲の両親が迎えに来た時、曲が体調をくずす。検査で入院の可能性もでる。曲の両親が中見を非難して怒るのは当然なのだが、僕は少しよく分からなかった。
曲の病状が悪化したのは中見のせいではないし、曲のせいでも姉のせいでもない。一晩中起きているのは毎日のことだし、遺跡への行き帰りもバスだからたくさん歩いたわけではない。薬を飲まなかったわけでもない。
僕が曲と中見の二人の立場(高校生の立場)なら、親たちの言ってることなんて、うるせえだけだ。それと同時に曲的には、「うるさいけど親は自分を心配してくれてるんだからな」とは思う。
僕が親の立場だったら「合宿なんか行ったからこうなったんだ」と言いたくなる。病状が悪化したのは合宿行ったのと関係ないと頭では分かっていてもだ。親も聖人君子じゃないし万能ではない。
観客の立場としては、なんかよく分からない展開だと思った。曲の両親の「大変なことになったらどうするんだ?」の「大変なこと」が分からなかった。 「不純」なことして妊娠でもしたら大変なのか、それとも「不純」なことすると心臓がバクバクしちゃって病状が悪化するかもしれなくて大変なのか?よく分からなかった。僕は娘がいないけど、よくテレビで娘を持った芸能人(男)が「俺の娘に近付くヤロウ(害虫)はコロス」なんて言ってるのと同じなのだろうか? 中見君に責任はないと思うけど近付いてほしくないのだろう
それから、せっかく天文部設定なんだから美しい星空をもっといっぱい見たかった。映画館のスクリーンに映し出される星空は原作漫画の星空とはまた違ったものになるだろう。
あと、ナントカ遺跡の色付きの天の川はガッカリ。色付きの天の川なんて肉眼で見れるわけなく、一瞬白い雲かなって思ってから、ああ、天の川かってなるのがパターン。
エンドロール後のオマケ映像が良かった。
その後、曲と中見がどうなるか気になったが、オマケ映像で、「ついでに中見も」。「ついでってなんだよ」とか言ってじゃれあって幸せいっぱいの2人を見てホッとした。こちらも幸せな気分になった。
アニメの実写化は駆け足で飛ばしちゃうから同じ2人でドラマ化してほしいものだ。
あまりにも青春すぎる
あまりにも青春すぎて眩しかった
新作なのに映画館に人が入って無さすぎて、ハードル下げて行ったぶん想像以上に楽しめる作品でした。女性キャストの顔面が強すぎる分、主人公もうちょいイケメンな感じで出演させてあげたほうが映画的に良かったのではと。メガネとったらめっちゃイケメンだったけど。遺跡の告白シーン多分一番大事なシーンなのに急に変わる夜空と合成感満載の星空にはもうちょい頑張って欲しかった笑
まぁ原作読んでないけど、漫画だと映画の先もまだまだ続くみたいだしめっちゃ読みたくなりました!
キャスティングが最高。原作未完の段階なので、コレで精一杯かな
お気に入りの漫画でアニメも放映中ですね。原作大好きなので、ひいき目もありますが、この手の実写化作品のなかでは、良い出来ではないか、と。
まずキャスティングですね。原作者も本人も言っていますが、ヒロインの曲 伊咲と演じる森七菜は、あまりにピッタリです。当て書きだったの?と思うぐらいですね〜。
伊咲以外もほぼ原作のイメージ通りです。ののさん、白丸先輩もバッチリでしたね〜。
映像も素晴らしい。七尾はなかなか遠くて行けていないのですが、聖地巡礼している気分でした。真脇遺跡が思った以上に大きかった〜。
パンフレットにもありましたが、能登って曇りがちなんですね。そんな空気感もよく出ていて、この作品全体に流れるモヤモヤ感が映像で表現されている。
好きなシーンは雨で中止になった観測会の後、伊咲が中見の自分の病気のことを告白するシーン。漫画では伝えづらい、コマとコマの間にある時間的な「間」がヒロインの演技と、ワンカットで徐々に寄るカメラワークで、臨場感たっぷりに味わえました。
原作をしっかりやりながらも、映画としての解釈も随所に入っていて、面白い。ひとつは伊咲と中見の陰影をハッキリつけた。やや説明調なのは残念でしたが、2人の周囲と馴染めない違和感の原因もハッキリ示す。映画のなかで言いたいことはキチンと伝わりますね。
と、ここまでベタ褒めなのですが、なんかモヤモヤ引っかかるのは、、、
1つは仕方ないのですが、原作が完結していない。なので、まだ2人の終着点が見えないなかで、キャラ付けやエピソードの選び方も、ふわっと置いてる感じが残ってしまっているのかな〜。
もう1つも好き嫌い、ですが。もっと同級生との絡みが見たかった、のかな。どうも、この手の「病気のヒロインもの」って、それを心配する大人たちとの絡みが多くなりがち。漫画の分量ではソレもありなんですが、ね〜。「四月は君の嘘」の実写版ぐらいスパッと本人たちの物語で良かったかな〜。
原作に対する冒涜
私は原作の大ファンで連載当初からずっとこの漫画を愛読しています。独特な世界観の原作は傑作だと思っています。現在、単行本は13巻まで出ていてまだ完結はしていません。
そんな原作をどう映画化するのか期待と不安が半々の状態で鑑賞しました。で、結論から言うと駄作です。どうしようもないです。
単行本で言うと6巻辺りまでを映画化してますが、わずか120分に6巻分の内容を落とし込めるわけがありません。結果的にポンポンと話が飛び内容が薄く散漫になっています。
臨海学校、花火大会など重要なシーンが軒並みカットされてしまい原作ファンとしては残念。それでいてどうでもいいようなシーンに時間を割いたりするのも理解出来ない。またキスシーンも何故かカットされています。森サイドからNGでも出たのでしょうか?
そして何よりも残念なのはクライマックスの真脇遺跡のシーン。満天の星空の下での告白シーンは原作でも屈指の名シーンですが、映画では何故か白昼に告白。それも唐突に。感動もへったくれもありません。また何故かこの真脇遺跡のシーンは星空が合成。極めて安っぽいシーンになっています。
総括すると、この映画はタイトルの通り原作に対する冒涜です。少なくとも映画製作者に原作に対するリスペクトは感じられません。そもそもまだ完結していない漫画を映画化する時点で無理があったのではないでしょうか。
原作ファンは不満だし、原作を読んでない人はおそらく説明不足と話のテンポが早すぎて意味不明になると思います。大好きな漫画だけに本当に残念。
ちなみに私が鑑賞時、映画館はガラガラ。鼻をすする音など全く聞かれませんでした。それどころか終了時にはしらけきった空気が館内を包んでいました。
最後にもう一度言います。傑作漫画をこんな風に映画化されて本当に残念だ!
なんて瑞々しい
奥平君の演技が気になったので鑑賞。
とにかく主演二人の演技が瑞々しい…
キラキラした恋愛映画の予告を観た後だからか、
リアルってこっちよね、等身大の子たちの自然な演技がまるで日常を見てる様で微笑ましかった。
抱えてる悩みは思っているより重く、でもそれをそこまで押し売りしてこない演出も良かった。
ホロっと涙が溢れるけど、そこまで辛気臭くもなく、森ななちゃんの笑顔に癒されました。
ちょっと長いな…と思いつつも、スクリーンでのこんな時間も素敵だなと思える映画でした。
不眠には理由があったのね❗️
以前、「探偵ナイトスクープ」の依頼で丸太のモデルは自分ではないかという回を見た事があり、映画化したので気になって鑑賞。若いのに不眠症って珍しいなと思ったが、それぞれに眠れない理由があったんですね。他人に言えなかった不眠の悩みが2人を結びつけ、前向きに成長していく星空青春ストーリーでした。ロケ地の七尾市の海のある田舎町の風情が素晴らしく、行ってみたくなった。特に無言で渡ると願いが叶う7つの橋が掛かる川は最高のロケーション。「ラストレター」も素晴らしかったが、風景、ロケ地が印象的な作品のひとつに加わりました。。森奈々さんの元気いっぱい少し天然の演技は光ってました。奥平君はたまに横浜流星に似てるな。ちょい役だけどでんでんの北陸弁はかなり上手かったし、本当どんな人にも化ける凄い俳優だ。それにしても萩原聖人はダメ親父と土下座やらせたら天下一品の俳優だ。エンドロールの後の2人のシーンを見てほっこりした気持ちにさせてくれました。
夜明けの君へ
アニメ放送中に実写映画も公開するという試みは、少しだけ違いますが、3年前の「思い、思われ、ふり、ふられ」と似ているなーと思いました。どちらも実写にしても大きな違和感が無いからなんだろうなと思いました。
アニメも現在進行形で放送中なので見ていますが、爽やかな恋愛だなーと楽しんでみています。今見てるところで思いっきりキスして少しだけ萎えましたが、トータルでかなり楽しめてる部類に入っています。
それに対して実写版、原作が連載中の作品なので、どうまとめるのか、というかアニメで1クールやってる作品を2時間の尺にどう収めるんだ?という懸念点はいくつもありましたが、かなり雑にまとめられていたと思いました。じっくりと2人の恋仲を見ていくのが良かったのですが、展開が早すぎて感情移入することができませんでした。
良かったところを挙げていくと、役者陣の演技はとても良かったと思います。森七菜さんの天真爛漫さ、アニメ版からそのまま飛び出てきたようなカラッとした明るさと、そこに潜む病気の陰との対比の見せ方がとても上手いなと思いました。
奥平大兼さんの陰鬱とした前半から、自分を見つけていく後半の成長の見せ方も上手いなと思いました。実力派の2人の演技が観れてとても良かったです。
安斉さん、永瀬さん、川崎さんの等身大の女子高生な感じもとても素敵でしたし、全体的な演技のクオリティはとても高かったと思います。
石川県のロケーションも非常に美しく、日本だからこそ撮れる和の美しさがこれでもかと表現されていました。聖地巡礼しやすそうなので、石川に行くタイミングがあれば是非巡ってみたいです。
ここからは気になったシーンで、告白のシーン、ロケーションとか最高だし、良い青春だよなーと思って空を見たら天の川は出るわ、オーロラっぽくなるわの合成祭りでかなり萎えました。ひとつだけの美しい星空で良かったのになと思いましたし、そこに何の疑問も思わない2人にも違和感しかありませんでした。
後半になるとインソムニアもどっかにいってしまい、曲の心臓病との対峙が多くなってきますが、ここもどこか宙に浮いていて、一泊キャンプしただけでそんなに心臓に負担が来るのか?とか再入院のリスクがあるならなんで同行しなかったのか?とか色々と気になる部分は多かったです。エンドロール後にめちゃくちゃ元気に走っていたのでおいおいとも思ってしまいましたし、終わってないからこそ難しい締め方だったと思いますが、これではどうにも消化不良感が否めませんでした。
登場人物もあまり活かしきれてない気がしました。女友達3人組もモブよりは出番が多いけれど…個性がアニメよりかは弱い気がしました。先生も何かキーマンになりそうな雰囲気だけで、後半は見守ってるだけな感じがしましたし、先輩はアニメでは結構良いキャラをしてたんですが、映画ではこちらも影が薄いという残念さ。短い尺だからこそ、キャラの個性を充実させて欲しかったです。
色々と惜しい実写映画になってしまいましたが、ある程度原作が落ち着いてからやった方が良かったのになと残念な気持ちが残るばかりです。話題性のあるタイミングでやった方が良いという判断だったんでしょうか…。どちらかと言うとドラマの尺で見たかった気がします。うーんとてももどかしい。
鑑賞日 6/27
鑑賞時間 14:40〜16:45
座席 E-12
走ったらあかん。
久しぶりに貸し切りで観た。人気ないのかな。
高校生の男の子と女の子が二人で合宿って、たとえ保護者つきでも無理があるんじゃないかな。
漫画やアニメならいいんだろうけど、さすがに実写化すると。それも演じてるのが若手でも実力派の奥平大兼と森七菜だから。
もっとアイドルアイドルしてる子たちだったらなんも考えずに見られたかも。
でもこの二人でなかったら観に行ってなかったな。
石段駆け上がったり、走ったらダメだよ。
きれいな映画だった。
森七菜のおどけた態度が後半に伏線として活きてくる
雰囲気だけの映画かなと思ったり、話も唐突に進んでイマイチかなと思って観ていたんですが、後半に森七菜さんのおどけた態度が伏線で活きてきました。
ヒロインには、ある悩みがあって、後半の盛り上がりにリンクしていきます。終盤は少し感動しました。
エンドロール後にオマケ映像があり、よい雰囲気ですね。
特に大したことは起きないですが、小さな幸せを感じる青春映画でした。
星をみあげる太陽と風
インソムニア(不眠症)の2人の原因はそれぞれ理由がしっかりあり切なさもある。
だけど、同じ悩みで意気投合し星空観察と写真につながっていく展開は高校生ならではの明るさ、大人になり切る前の独特の爽やかな雰囲気が心地よい。
それをきっかけにお互いが大事なひとになっていく流れで、なんとなく相手を気になっている自分に気がついていくという…あの懐かしい感覚をちょっと思い出してしまったよ。
悩みながらも伊咲ちゃんは眩しい太陽みたいだし、中見君はさらっと吹いてきた午後の風みたいだった。
そんな2人をかこむ優しい大人たちに見守られて、2度とない季節を謳歌してーという気持ちでいた。
あの高校生たちにはもうなれない私は、まわりで優しく見守る大人でいたいな。
展開が変わっていくのが早い
上映時間二時間と言うなかで
ポンポンと話が展開していく
ただ、間の説明が少なかったり、
感情の表現が薄かったりと、
どこ頭物足りなさを感じてしまう作品となった
演者の演出は決してオーバーではないものの
少し古くさい気もした
珍しく辛口になってしまった
個人的には衣装はとても好きだったのさ
落ち着いた映画に感じた
池田監督は、『空に住む』の脚本を担当された方なんですね。
あの歴史資料館の館長の話の辺りは、『空に住む』ぽかった。
設定やストーリーからすると、もっと騒がしい映画になってもおかしくないんだけど、全体的に落ち着いた空気が流れてました。
監督の色なんだろうけど、日本海側の持つ雰囲気のせいもあるのかもしれません。
工藤さん、萩原さん、永瀬さんの役なんかは落ち着いてる感じの役じゃないのに、声のトーンが良いから落ち着いて感じた。
全体的に役者さんの声のトーンが落ち着いて感じて、台詞をしっかり聞かせる映画だなと思いました。
それから、七つ橋の言い伝えの回収の仕方は巧いと思った。
あれを主役二人にやらせちゃうとくどくなるし、放置するわけにもいかないしね。
この映画に注文をつけるなら、被写体への愛情を感じる様な写真は見たかったかな。
全70件中、21~40件目を表示