屋根裏のラジャーのレビュー・感想・評価
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無垢なこころは貴重。伏線回収もうまいし、感動して泣けた
アマンダにしか見えないラジャーという少年。そういう子供の想像した存在を「大事なもの」として描くストーリーが良かった。ディズニーの「リメンバーミー」と似ているけど、もっと消えてしまいやすくて、はかなく切ない。子供の頃特有の無垢な心の貴重さを改めて想う。
妄想は、その人にとっては現実と区別できないことがある。特に子供の妄想は、その子にとって現実と言って良いくらいなのだろうと思う。
映画がラジャーの声で始まり、それがアマンダの想像の世界だと理解するまでに少し時間がかかるけど、そこがわかればストーリーに入って行けて、「夢の中って、こうだよな」と楽しめた。現実に戻って来るところもうまく表現できていたと思う。
最後のヤマ場の“レイゾウコ”。上手に伏線回収しているし、感動的。合言葉の「消えない・守る・泣かない」も伏線になっていて、特に「守る」の元の意味がわかった場面が泣けた。ラジャーが渡されたゴーグルのギミックも面白かった。
イマジナリーって凄い!
イマジナリーが主になって展開していく本作、光があれば闇もあるわけで。
イマジナリーが生きていくためにはある条件がありました。人間とイマジナリーの関係性を表す映画となっています。
是非とも劇場にてご覧ください。
お母さんリジー役の安藤サクラに◎
お母さんリジー役に安藤サクラさんでした。
安藤サクラがお母さん役で少し寂しいけど。
子供の想像の世界イマジナリーなので、内容的について行けない世界ですが、アニメでは当たり前の世界ですね。
“Nothing's impossible“
ターゲット層が丸かぶりな「ウィッシュ」と同日公開という時点から残念な感じが漂っており、初日の興行も惨敗と、観る前は大変な目に遭ってはいるけれど、そういう作品こそ応援しなきゃなと思い鑑賞。
観終わった後に、個人的にはこれはヒットできないわと思ってしまうくらい散漫な物語でした。アニメーションこそ良かったんですが、原作からの汲み取り方をミスったのかなと思ってしまうくらい、バラバラな感じが否めませんでした。
イマジナリーフレンドのラジャーが見えるアマンダがどう成長していくかというところに視点を置いた作品で、その道すがらファンタジーが織り混じるという作品で、否が応でもジブリが連想してしまい、どうしてもジブリの下位互換に思えて仕方がありませんでした。
子供の想像力の豊かさと、大人の想像力の乏しさの対比の描き方は良かったなと思いました。子供はワガママが故に色々な世界を構築することができますし、自分も小学生くらいの頃が面白いこと考えていたなと思いました。アマンダが自分中心に考えてしまっているのも、自分に何かできない事はないかとか、自分の言ってる事を信じてもらいたいという感情が先走っているからだよなと優しい目で見守ることができました。
大人になってしまったら、生きることに必死になってしまうが故に考えることを放棄してしまうんだよなというのも今の自分に重ねてしまうところがありました。
アマンダが昏睡状態になり、ラジャーが1人で世界を生きていく様子、図書館に集まっていたイマジナリーの様子、だいぶ端折られていたなと思いました。個性豊かなイマジナリーたちも背景と化していたので、ここをもっと観たかったです。
突然ラジャーが男女どっちにもなれるという要素には目を飛び出させましたが、良さが出ていたかと言われると唐突過ぎてなんとも言えませんでした…。ここがもっと丁寧に描写されていたら良かったのになと思いました。
ミスター・バンディングが悪役としての役割はしっかり果たしていたなと思いましたが、ストーカー的要素が強烈過ぎたせいか、ただの危ないやつにしか思えませんでした。目的もはっきり言わないままラジャーを捕らえようとしてもヤバさが際立つだけでキャラとしての良さが出ていなかったので残念でした。
長髪少女のイマジナリーはなんだかいただけだったなぁと高速移動するなというくらいの印象で、最後飲み込まれるところもそっかーって思うレベルで何にも残らないキャラクターになってしまっていたのが残念でした。
アマンダの想像した世界にラジャーと共に飛び出していくシーンはワクワクしましたし、水や空の描写が独特なアニメーションと一緒に世界観を構築していて面白かったです。
この世界観がメインで進めていたら、子供心弾んだと思いますし、スタジオノポックの良さも出たんじゃないかなとモヤっとするところでした。
声優陣はメインキャストに本職不在と不安要素はありましたが、概ね良かったと思います。
寺田心くんも鈴木梨央さんも違和感なかったですし、仲里依紗さんと杉咲花さんは何度も声当てを経験されてるのもあってキャラに合っていたなと思いました。
安藤サクラさんは、まんま安藤サクラさんだったので、酷いとは思いませんがそのまんま過ぎて浮いていたかなと思いました。
興行的な伸びは壊滅的らしく、口コミで伸びるかと言われたら難しいところ…。
公開タイミングもファミリームービーが多く公開される時期のど真ん中上映と全体的にツイていないなと思いました。もう少し宣伝が大規模だったらなぁとか思うところはありますが、結局は作品の良さが今後を左右すると思うので見守っていこうと思います。
鑑賞日 12/16
鑑賞時間 9:30〜11:35
座席 K-14
またもや有名俳優陣・・・・
日本のアニメを担うはずが声優陣をないがしろにする・・・
それだけで評価が下がってしまいます
登竜門として門戸を開いてほしい
それとも有名俳優陣を使わないと売れない?
画像は綺麗で話も面白いのですが、今一つキャラクターデザイン設定に疑問が。
これまで見た様な悪役や猫は良いにしろ、主人公二人の顔立ちが日本人の好みと少し違うかなと、海外展開も考えての作品でしたっけ?
一番の疑問はカバサン、小児向けでしょうか?
最近の子供はそこまでだと思うのですが・・・・
イマジナリー(想像)を題材とした大人でも楽しめるアニメ。 本年度ベスト級。
予告編の映像が美しかったので鑑賞。
出だしで本作を観たことに後悔した感はあったけど、徐々に作品にのめり込んでしまった感じ。
鑑賞して良かったです!
子供が想像で考えたイマジナリと遊ぶ様子を描いたストーリー。
女の子のアマンダが想像した架空の男の子のラジャー。
当然ラジャーは他の人からは見えないんだけど、アマンダが不慮の事故で入院してしまう事に。
イマジナリはその子供から記憶が無くなると消滅してしまう設定。
他のイマジナリの助けもあり消滅しそうなラジャーがイマジナリが生き残れるある場所に。
色んな子供が想像したイマジナリのキャラは独特なタイプが多目(笑)
冷蔵庫と言う名の犬のポイントが高目。
そんな中、ラジャーを食べようとする怪しい人物が現れる展開。
昏睡状態のアマンダからラジャーの記憶が無くなりそうになってからのラジャーや仲間の行動が熱かった。
登場するイマジナリのキャラが濃い目が多く、消滅してしまうイマジナリには泣ける。
この手の作品はハッピーエンドはお決まりだけど鑑賞して正解でした。
自分が子供の頃に想像したイマジナリ。全く覚えて無いけど会ってみたくなりました( ´∀`)
ジブリ?
映像は間違いなく美しかったです。
美しい絵本を読んでいるようで画面いっぱいに映し出された景色を惚れ惚れと鑑賞しました。
ただ、ちょっと詰め込み過ぎなのか、大人には考え過ぎなのか、評価のし辛さを感じました。
絵本や児童書の映像化ならこんな感じだろうなと思うけれど、それを映画として観た際、本で読むのとは異なりいろいろと推測や推理、考察をしてしまい、あの場面は必要だったか、結局なんだったのだろうか?等答えを探してしまう気がします。
子供のように、あるいは児童書のように自由に観れたら作品の良さがわかったのかなと、自分に残念に思います。
とは言え、久しぶりに図書館で児童書を読んだような満足感がありました。
映画館で観れて良かったです。
今ジブリにたりないもの。
イマジナリーが主役なのか
前情報なしで挑みました。
作画は流石な出来でジブリみがないわけではないが
薄くてポノックの個性が出てる感じがして好き
中だるみがあり
そこそんな長くやらなくても?と思うとこはあり
もっと深耕してほしいとこいっぱいあったし
伏線わかり易すぎて使うとこクライマックスかよだし
おもうとこはあれど……あれこれ子供向けでみたら
かなりワクワクするし夢あるしサイコーぢゃね?
ってなりおっさん目線で怒ってる場合でした。
子供たちに是非みてほしい作品
いま、ジブリにたりないものは
こういうわかりやすいくらいの物語と
こういう子供たちが共感する世界観と
子供たちに夢を与える作品なのではないか?
良作でした。
公開3日目19時台の上映でみましたが
貸し切りでした。
いい作品だけに
冬休み家族連れでなんとか盛り上がってほしいな
儚きイマージナリー‼️❓
最初、忘れられたら、消えてしまうイマージナリーに心を与えるなんて、何て罪深いのだろうと思いつつ、ほとんどのイマージナリーは、歌舞伎町で酩酊してるような化け物ばかりで、こんなのが子供のイマージナリーなのだろうかと、訝りつつ、違和感。
主に出逢う、戻るところから、幾分、本当に、人間🧑のイマージナリー、子供のイマージナリーなんだと、我に帰る、そう、それこそ本来の姿。
最後に、感動のシーンだと、思えるのだが、あのイマージナリーを食う化け物はなんだろう、不快感が残る。
原作を端折るとこんな変なのできるんでしょうね、トホホ。
どこにでも出てくる、杉咲花、彼女の声だけが救いでした、ありがとうございました😊
トイストーリーを思わせる子供とイマジナリーの話。
子供が生む想像力が作り出すイマジナリー。子供の頃には自分にもそんな友達がいたのか…大人になると幼少期に抱いていた気持ちや感覚が薄れていくことをこの映画を見て実感しました。子供の頃には容易くできていたことがなぜか出来なくなっていたり、そういうことも思い浮かびました。
幼少期の自分を見つめ直すという点では、トイストーリーに似たものがあると思いました。今作は子供の持つ想像力が存分に表現されていて少し現実離れして子供向けの映画だとも思いましたが、大人になると忘れてしまう大事なことを思い出させてくれる、そんな映画であるとも感じました。
忘れないこと、守ること、そして泣かないこと
見ながら泣いてしまった。すごく純粋なキャクターたちでストーリーもめちゃくちゃ良かった。
ユニークなところもあるしハラハラドキドキもある。
海外っぽいのに日本語があるところに違和感があったけどそれは少しだけでした。そんな世界線なんだね。
大人になったら見えなくなる世界
子供の頃、空想の友達ってのはいなかったけれど、ぬいぐるみやロボットに名前つけて遊んでいた事を懐かしく思いながら観た。
いつかは忘れられてしまうと言うけれど、思い出す事が減るだけで、忘れてはないと思うのだけど、個人差かな?
お母さんは忘れすぎ。
その昔『トイズ』を観た時もそうだったけど、ああいう子たちについ肩入れしてしまうから、ロボット君が消えそうなのがすごく悲しかったけど、無事に図書館に来ていて良かった。
あのロボット君のレトロなキャラデザインがなんともノスタルジックで好き。
他のモブイマジナリーたちは、若干雑な気がしないでもない、ひとつひとつデザインするのが大変なのは分かるけども。
ラジャーをはじめ、イマジナリーたちが一生懸命だから、すごく応援したくなる。
観終わったあと、なんだか少し心が洗われた気分。
とりあえず、こどおじざまぁ
響かないストーリー
イマジナリー?ピンと来なかった😢
その人には見えているという展開は数多あるが現実との境目がよくわからない。そのためすんなり入って来ないのだろうか?映像やキャラクターは良い作品でした。
140
前作で判断しないで
正直、スタジオポノックの前作、『メアリと魔女の花』は、見るに堪えない訳じゃないし苦痛なく見られるんだけど、気持ちが高揚するわけでも感動するわけでも印象に残ったわけでもつまらなかったと憤怒するわけでもなく、見終わった瞬間に「いい作画だったね」以外特に思い浮かぶ感想が無かった作品だったので、今作は期待半分・不安半分という状況でした。
が。
気持ちの半分を占めていた不安は、杞憂に終わりました。
アニメーション技術については言わずもがな。
メアリの時より更に進化した、今までに体験したことが無い新しい感覚のアニメーションがスクリーンで繰り広げられます。
美術も本当に素晴らしく、開始早々、その美しさに涙がでました。
ネタバレは避けますが、空想することが好きな人、昔よく想像して遊んでいた人、創造することが好きな人、そんな人たちにささる作品なのではないかと思いました。
ストーリーの展開には驚かされるところや、泣かされるシーンもあり、秀逸な児童文学が原作ということもあり純粋に楽しめました。
しかし、少し状況説明をセリフでやらせすぎなところと、脚本担当者の削る勇気があったらもっとテンポの良い作品になったんじゃないかと思えるシーンや演出がいくつかあったのが、惜しいなと思ってしまった原因だと思います。
翻訳した文章のような、少し違和感を感じる日本語も気になる人は気になると思います。
途中ホラーのような、怖い表現がちょくちょく出てきます。
ホラーがとても苦手な私としては、子供の頃見てたらトラウマになってたかもしれないと思うレベルでしたので、そういうのが苦手な方は少し心構えが必要かもしれません。
因みにですが今回、主要キャラを全員俳優さん・女優さんが演じています。
個人的には見るのに支障があるほどの違和感は感じませんでしたが、気になったという口コミも目にしますので、人によるのかも知れません。
スタジオジブリを見て育った身としては、やはりその意思を継いだスタジオポノックには是が非でも存続し続けて作品を世に出し続けて欲しいという想いもあります。
今回の作品は、ジブリという殻を破って、でも大事なものは手放さずに、大空へ羽ばたこうとするポノックの意志のようなものを感じました。
このレビューにも書いている通り、欠点と感じる部分もある為、文句のない万人向けの傑作だ!と伝えるつもりはありません。
でも、前回のメアリが合わなかったな、という方も、是非一度、先入観抜きで劇場に足を運んでみてください。
もしかしたらこの映画との出会いが、いつの間にか忘れてしまっていたキラキラワクワクしたものと再会させてくれるきっかけになるかもしれません。
その可能性があることは胸を張って言えます。
私がその一人でしたから。
切ないだけじゃない!観た後すごい幸せな気持ちになれる。
予告を見た時、「絶対悲しいお別れがありそう…切ない系かー、どうしようかなぁ」と思っていました。
でもそんなこと無かった!超楽しい!観ていて色々な感情が湧いてきて、もちろん切なかったり悲しかったりもあるけど、そうゆうことも全部含めて「はぁーー、面白かった!」と思いました。ちょっとだけホラー要素もあって楽しい笑
私は予告で期待してたよりずっと良かったです!
楽しい映画がみたいな、切なそう・悲しそうなのはちょっと…と思ってる人は、是非観てみて欲しいです。
映像とかは私はよく分からないですが、とても綺麗だし空を飛んだり海の中のシーンがとても気持ちよかったです。
今度は友人や家族を連れて観に行くので、最低三回は観る予定です!この映画に出会えてよかった!
アニメはシンプルがいいよね
友達におすすめできる。
しかしアニメはシンプルがいい!
とくに最後想像の世界でバンティングと戦うシーンでの結末が、意味不明。アンパンマンみたいに戦かって勝つみたいなシンプルが良かった。
深い感銘を受け心の震えが止まらない!なんて素晴らしい~作品!
チラシを最初手にした時、ラジャ-? 最初何それって言うほどの感じであった。
クレヨンしんちゃんならきっと “ぶ・ラジャ-”と絶対言うだろう。
私も少しそう思ったわw 屋根裏に干した下着ネタの話なのかと・・・
今日はクリスマス1週間前、買い物で賑わう人混みの中、
「屋根裏のラジャー」観に行ったよ。
この作品は最初に受けた印象とは違っていて、ラジャ-とは出だし主人公の少女が想像したキャラクター(イマジナリ)という説明で??どう言う事なのかと 急に興味が湧き真剣な眼差しをスクリ-ンに向けた。
2重人格症ではなく妄想癖と言えばそれまでなのだが、イマジナリ-とは人それぞれ心の中に生まれる夢や思いが形となって表れたキャラクタ-を指している様だ。
時にして人は成長しそのキャラクタ-の存在を徐々に忘れていくものだが、忘れ去られることで想像で生まれた彼らは役目を終えるのであった。また想像主が人生を終えても同時に終えてしまうのである。
映画と言うジャンルは眞に元に成る文章スト-リ-から出でた想像表現の集合体。
これ程までに違う角度から切り込んで受けた作品は、ネバ-エンディングスト-リ以来かも知れないと私は素直に感じた。心の震えが止まらない、素晴らしい作品と思います。
原作:イギリス人作家A・F・ハロルド氏 『ぼくが消えないうちに』
監督:百瀬義行氏
CV:
アマンダ(人 主人公):鈴木梨央さん
リジー(人 主の母):安藤サクラさん
ダウンビートおばあちゃん(主の祖母):高畑淳子さん
ラジャー(想像 主人公):寺田心さん
エミリ(想像 リ-ダ-格少女):仲里依紗さん
ジンザン(想像 助け猫):山田孝之さん
冷蔵庫(想像 老犬):寺尾聰さん
ミスター・バンティング(人?化け物?):イッセー尾形さん
小雪ちゃん(想像 カバ):かぬか光明さん
骨っこガリガリ(想像 骨人):一龍斎貞友さん
ドロン(想像 ロボット):大谷育江さん
(惜しい点)
・老犬の名前が“冷蔵庫”。やはりもっと愛情ある名前にして欲しかった。
・ラストのミスター・バンティングにラジャ-が吸われる所。無事に回避して
黒服の少女が吸い込まれてしまうのだが、そこの演出の流れが少し分りにくかった。
(印象に残る良かった点)
・骨っこガリガリが人の男の子と遊んで、別れ際に手を繋がれて~の展開。
イマジナリは忘れ去られていくと 体が骨になって消えていく~
逆に思い出してもらえると 元の姿へ・・・この表現展開は少し涙した。
・エミリがミスター・バンティングに殺されて消えてしまう所。
あの表現と死んで消えてしまう演出はとても突然の出来事で深く胸に刺さった。
“えっ”と声がでたわ。もう元に戻れない事で涙する。
・母が屋根裏部屋で傘を見つけ、そこに娘アマンダが 父との想いを内側に書き込んであるのを見つけて号泣する所。あそこは一緒に泣けたな。ラジャ-が何故 彼女の心に存在するのかそれを知るシーン。
・病室での狙われる場面。姿が変わってしまって アマンダが目を覚ましてもラジャ-と気づかないが、エミリの遺品ゴーグルを通して一瞬だけラジャ-の姿が透けて映される所。中々な粋な演出で良かった。
・娘が母に大事だった“冷蔵庫”の話を伝え、最後に母がその名を叫び、娘の話していたラジャ-を本当に目にするシーン。ここの演出はとっても素晴らしい。母に昔を思い出してもらい 大切な思いを忘れずにいる事、信じるって事(世界を変える)を伝えた場面は良かったと感じた。これは亡くした夫への思いと重ねているのだろうと感じました。
大切な人をいつまでも忘れない事、その思い とても素敵ですよね!
この映画を観ている途中で気が付いたのだが、これって あの京アニ事件で被害に遭ったアニメ-タ方々へ向けた深いメッセ-ジが根底に込められて要るのではないかと・・・そう思いました。そう思った瞬間、心が底から震えとても涙した次第です。
是非、ご家族揃って
劇場へお越しください!!
世界観良しメッセージ性も良し、でも構成が惜しい
冒頭の雰囲気が重たく、取っ付きにくい印象。少し特殊な世界観であるところを、もっとファンタジックに明るく表現すべきだった。
原作の雰囲気を残そうとしたのかもしれないが、映像化されたことでエグみが出てしまっている。
冒頭の薄暗いイメージのままで進むかと思ったが、図書館以降は一転明るく楽しいイメージになり、見やすくなった。
このイマジナリーの愛らしい雰囲気を冒頭で出しておけば、もっと物語にスムーズに入ることが出来たと思う。
まとめると、起の雰囲気が重すぎたため、入り込みにくくなってしまったのが惜しかった。
そこさえ上手く構成していれば★4以上になっただろう。
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