もっと超越した所へ。のレビュー・感想・評価
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変われない男と学習しない女
ここに四組のカップルが居る。
年齢はばらばら、住んでいる所も職業も異なり、
一見何の関係性も無いようには思え。
しかし、ここには
女性の方はしっかりと生計を立てているのにかかわらず、
一緒に居る男性の方がどうにも駄目男っぽい
一点だけの共通点。
『知子(前田敦子)』はアイドル向けの衣装をデザインし生業としているが、
同居の『怜人(菊池風磨)』はミュージシャンを気取るも
収入はライブ配信だけで、それ以外の時間はぶらぶらしている実質ヒモ男。
それでいて『知子』への束縛は厳しく、服装にも細かく指図をする始末。
『七瀬(黒川芽以)』は二歳の子供がいる風俗嬢。
仕事への研究は熱心で、そのためか懇意の客も付き。
中でも最も指名をしてくれる『慎太郎(三浦貴大)』は
元子役で今でも多くの映画に出演しているとの触れ込みだが、
なんとはなしのきな臭さが漂う。
他の二組も似たり寄ったりで、
映画の前半部は彼女・彼等のイマイマの状態を描くことに終始。
が、後半部に至り、我々はこの四組の思いもよらぬ過去を知ることに。
もっとも、幾つかの科白や行動に、その示唆は隠されており、
勘が良い人なら、ははん、と思い付く、
一種{輪舞}形式にも似た展開。
そこからてんやわんやがあり、
最後は観客は快哉を叫ぶのだが、
その後で更に驚愕の展開が待ち受けており。
「第四の壁」を意識した『イヨネスコ』的な不条理劇、
文字通り「壁を壊す」ことで
駄目男と女のテーゼを見せつける。
原作は未読だし、勿論舞台も観てはいない。
とは言え、この見る側の思い込みを利用した意外性のある幕切れは
監督の創意とは思えぬ節があり、おそらくもともとの仕掛けかと。
それ自体は肯定しつつも、
ホントにこの結論で良いの?と
素直に頷けない気持ちの自分がおり。
これでは、自己をなんとなく納得させ、
将来も同じ轍を踏み、駄目男を助長させるだけなんじゃ?と
かなり呆れながらも、エンドロールを迎えてしまう。
再生は示されるものの、救済とは思えぬこれが「超越」なのか?
唯一の救いは、四人が何れもダメ男ではあるものの、
それをDVに向けないことくらいか。
それすらもなかったら、
物語は本当に悲惨なものになっていたろう。
なんかポワポワしてるんよねー岩井俊二のって…www
(笑)確かにポワポワしてないくっきり映像とくっきり演出。4つの話の絡ませて方、時間軸の流れなどスムーズで観やすかった。あんまりテンパってなかった(๑˃̵ᴗ˂̵)ラストの掟破りの逆サソリ的ラスト(笑)まぁーこれがなかったら全く超越してなかったので、あれで終わらなくて良かった。袋二重にするのでなく、お米の担ぎ手は必要ってことで…
びっくり!!!
根本さんの本は買っていて読んでから映画を見るか悩みましたが見なくて正解!!
想像もつかなかったエンディングがまっています。
4組のカップルの話がいったりきたりするのになんという見やすさ!話がごっちゃにならないし、各カップが綺麗に色分けされている感じで見やすかったな。
キャラ分けもしっかりできている
こんなクズ男は嫌と思いながら演者さんのうまさにどうしても嫌いになれず逆に愛おしくなる
菊池風磨さんが演じる怜人。こんな情けない人嫌だーでも可愛い!!てなるし、彼の〜してあげるにイラッとしながらもあの顔じゃ許しちゃう!!てなります
映画っていいなーて思わせてくれるまさに娯楽!!
楽しかったし何回も見たいです
エンディングまでしっかり見てくださいね。
男って、めちゃくちゃ単純。
斬新な予告に興味を持ち、今週公開の映画で1番楽しみにしていた本作。最近推しの前田敦子も、大っ好きな伊藤万理華も出ているし、そこそこ期待。まぁ、でも予告の方が面白かった系の映画だろうと思って見たのだけど、、、え?え?なにこれ、面白過ぎて怖いんですけど!?!?衝撃度3000%の超異色なとんでも恋愛映画。とてつもない余韻で、しばらく動けなかったよね...。
序盤で勝ちを確信。
引き込み方も、カット割りもカンペキ。あ、これ面白い映画だわ。これ、やってるわ。魂がまるで綱で引っ張られているかのように、世界観にどっぷり漬け込んでしまうわで、序盤も序盤で開いた口が塞がりません。4組8人、同じ日、同じ時間の話で、しかも少しずつ見せてくれるからか、途切れ途切れになっている感じも全くしないし、なんなら見やすくて自然と体がスクリーンに近づいていってしまう。
そして、直ぐに分かる役者の底力。
全員、恐ろしいほどの演技力。特に女性陣は、みんな情熱的で破壊的。キャラクター設定が濃密に設計されているということもあって、俳優たちがのびのびと超リアリティのある演技を披露。愛おしいとかではなく、魅力的ともまた違うんだけど、とにかく8人8色の超個性的な人たちで、感情移入やら共感やらで脳内てんやわんや。女性ホルモン分泌されます。
個人的には、伊藤万理華×オカモトレイジがめちゃくちゃ大好き。上手くいけばこの2人が1番幸せになりそう。伊藤万理華のギャルが想像以上にハマっていて、またまた好きになってしまいました。やっぱりめちゃくちゃ可愛い。この映画で彼女に興味を持った方は、ぜひ「サマーフィルムにのって」という映画も見てください。オカモトレイジも、初演技とは思えない自然な振る舞いで、こういうタイプのクズ男がお似合い。本当に素晴らしかった。
どんな恋愛映画よりも現実的で、ノンロマンチックで、男という生き物、女という生き物について描かれている。男って、クズでプライド高くて自分のことばっかりで相手の気持ちなんてなんにも分かっていない。女って、男の気持ちに必死に寄り添って男のために頑張って自分を犠牲にしている。女は男に振り回されているんだけど、男は女で振り回し方が変わる。かなり、男はアホ!バカ!ゴミ!っていう描かれ方しているんだけど、全くもって説教臭くないし、逆にいるよなぁとしみじみと考えてしまう。特に、菊池風磨みたいなやついるよな...笑
この映画の最大のポイントは演出。
前半から後半に行く場面も独特で、現実の問題を取り上げたことによって、よりキャラ性格が顕になってリアルさが増す。演出のおかげでぼんやりとしたシーンは一切なく、家の中の物語なのに疾走感溢れる作品です。大ネタバレになってしまうので言えませんが、とにかく言いたいのは、舞台から映画への移植が最高だということ。テンションの上がり方が、今まで見てきたものとは全く違う感覚で、謎の高揚感に襲われる。たまらない、これたまらない。センスのある演出を見る度に、すごいものを見せられているんだなと思って仕方がない。○○○○○○なんて最高すぎたよ。。。
伏線の張り方も回収も文句なし。
音楽もバッチリで、aikoの主題歌もナイス。
「米」をキャラクターに表しているのでは?と、少し深読みしすぎるかもしれないけど、そういうふうに解釈したらより見応えのある作品。
前田敦子×菊池風磨 炊飯器ご飯
束縛して、彼女にたいしてめちゃくちゃ重い。
趣里×千葉雄大 雑穀米
好きだけど、好きになれない複雑な感情。
伊藤万理華×オカモトレイジ レンチンご飯
熱しやすく冷めやすい。
黒川芽以×三浦貴大 ラップおにぎり
いつでも会えるけど、浅い関係。
めちゃくちゃ語りたくなる映画。
まだまだ魅力はたくさん、話したいことは沢山。
何度だってみたい、大傑作。超傑作。超越傑作。
今年、この映画を見らずして何を見る!邦画界に激震を与え、我々の常識をぶち壊す、今年一の問題作であるのに!劇場も少なくて、集客も少なすぎ!夜遅くの鑑賞がオススメ!言葉にならないほど、くっそ面白い本作。ぜひぜひぜひぜひ、劇場で!!!!!
What the hell! 爆上がりのラスト
そっちなんかい、と思わせてからの怒涛のラスト。登場人物にヤキモキした気持ちは、どこかに飛んでいってしまった。全ては、これのための伏線だったのね。超越ってそういうこと?
いろんな種類のクズ男と、ダメンズを呼び寄せてしまう女達。この人達のエピソードは面白いんだけど、どこに向かっていくのこの結末は?
なんて思って見ていると、やがてクズと女達の糸が絡み合ってくる。
場内は女性が圧倒的に多く、熱気が漂ってくる。自分とは違うポイントで笑いが起こる。みんながみんなクズ男との経験があったとは思えないが、友達の話とか聞いて心当たりがあるのかな。
真知子が、いとも簡単に怜人の手管に落ちてしまうところとか、泰造が妊娠を告げられるシーンとか、会話自体が面白い。
でも、爆上がりのラストで、何もかも忘れそうになった。放心でございます。
さて、一番「マシな人」は誰でしょう?
今年306本目(合計581本目/今月(2022年10月度)20本目)。
私が大阪市でみたときも、女性の方が圧倒的に多く、エンディングロールが終わって「お気をつけてお帰り下さい」といった画面がでている中で「あの人ダメだよねぇ」とかという感想は映画内でもよく聞かれました。それだけ議論が分かれるところなのだろう、と思います。それ自体は(大声過ぎないといった前提においては、今、コロナ事情がある程度おちついている前提で、マスク着用の上においては、他人に迷惑をかけない限り)認められるべきです。映画の感想は見た直後が一番話しやすいからですね。
ただ、個人的には…。やはり行政書士の資格持ちという点もあるので、「誰が一番ダメか」よりも「一番マシな人はだれか」という観点でもっぱらみました。映画内で明示的に人名って出ましたっけ…、眼鏡をかけた女性で、内職でミシンを縫っている方…あの方ですね。あの方の主張は一貫性があり好感が持てます(かつ、法律上怪しい行動をとっていない)。ほかの7名は…。まぁ差はあるとしても、しいて2番手をあげるとすると「もっとも年齢が高いと思われる、ネットフリックスを見たりどうこう」というところで出る方です(この方の主張も一応理解はできる)。ほか6人は…。結構怪しいです。ただ、「誰が最悪か」というマイナスの方向の評価というのは余りよくないのでやめておきましょう。
実はこの映画「超越」しすぎで、映画が終わったかな?と思ったら終わらないし、恐ろしく「珍妙な」終わらせ方になるのですが(このエンディングロールに至るまでのラスト5分はある意味見もの)、ここは「こういう見せ方もあり」かなというところです。極端に支離滅裂ではないからです。
気になった点など加味して下記のようにしています。
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(減点0.3/法律の解釈が危うい)
・ この映画、実は時間軸が3つあります。日本におけるコロナのリアル勃発ごろ(2020年3月24日らしい)、その2年前、そして2020年4月1日です。
この中で、リアル日本では民法の改正が行わているので、細かい部分の解釈は旧法も知っていないとわからない部分もあります(判例百選などでは旧法もふれるので、ある程度は触れるし、資格持ちの方は知っている)。その観点でみたとき、「旧法でも怪しい行為」をしているのは例の「通帳の件」で、これは扱いが微妙です(旧法と新法で解釈がわかれます)。ただ、この映画がそういう「3軸の時間軸」を持っているという以上に、さらに「リアル民法の適用が異なる」といった特異な事例で、さらに「そこまで(コメディ色もあるこの映画で)突っ込むのか」というのはあると思うので、引いてもこのあたりです。
(減点なし/お米のお話)
・ この映画、最初と最後あたりに、スーパー?でお米を買うシーンが出ます。「あきたこまち」と「こしひかり」、もう一つ何かあったと思うのですが…、「あきたまち」から選んだら「こしひかり」だったりバラバラで、しかもその購入される方(映画の中の登場人物の一人)も、妙なまでに「お米にこだわっている」部分があるのですが、そういうものなのでしょうか…(私は別にどこのお米でも、ごはんが食べられたらそれでいいと思うので…。主婦の方など、料理をされる方はお米の種類を特に気にされるのでしょうか?)。
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超越というより妥協
四つの恋愛が絡むかと思いきやそんなことはなく、それぞれ単体で進む物語。そのため各々の話が浅く感じられる。
そしてそれぞれに事件が起き、それによる男女の関係に軋轢が出来たことで、女性たちのうっぷんが爆発する。
そのことで別れることになるのだが、そこから突然ミュージカル化し4人の女性が絡み合う。
確かに驚きはあるのだが、そこに持って行く伏線が全くないのに、この流れはどうしてもモヤモヤ感が残る。
その後の復縁の理由付けもなんだかスッキリしない感じがし、超越というより妥協した選択。
演劇的手法の映画で鑑賞後の爽快感は超越的だった。コロナ状況も描いている。ギャル伊藤万理華は秀逸。
まず米をどう扱うかで四人の女性陣の性格を見事に描く冒頭から素晴らしい。
4組のオムニバス……と思いきや、過去パートで4組に繋がりがあったことがわかる。このあたりから演劇的な仕掛け(誰々は実は○○)が発動。
そして次第にダメ男にはキツい展開。
エンドロールが始まり、このまま男にとって辛い状況で終わるのか……と思いきや、そこからは怒濤の展開だが、セットをぶち壊す超展開は、舞台の芝居を見慣れていない人には意味不明だったかもしれない。もちろんこの最終シーンこそがこの映画の醍醐味ともいえる。
最後は(意味不明な状況ながら)圧倒的な解放感を味わった。
伊藤万理華さんの演技を観たくて鑑賞したが、ギャルそのものになりきっていたのがすごかった。しかも2018年と2020年で雰囲気がしっかり変わっていたのも秀逸だった。
また、2020年のコロナ状況をきちんと描いているのも好感。コロナがなかったことにされている作品も多い中、マスクの心配や手洗いなどを意識しているのがまさに同時代といえる。
絶対に早送りで観てはならない2022年の傑作と感じた。
どうでもいいようなコトバのまぐわいだけど、好きです。こういうの
つい抑え切れず感情が高ぶって大きな声で、言いたいことがうまく言えないまま、でも色々なことを頭に浮かんだまま口に出してしまう。
少し時間が経ってから、あー、本当に言いたかったのはこういうことだったのに…、なんであんなことを言ってしまったんだろう……。
と後悔したことが、誰でも一度や二度、或いはもっとたくさんあると思います。
泣いてないでさっさと出て行け‼️
4人の女性は、そういう後悔をする必要がないほど、シッカリと言うべきことを言い、引導を渡していました。
揃いも揃って、自分本位で、自分が一番大事な甘ったれの男ども。
女子たち4人、よくぞ言ってくれた。
うーん、快感……
と思ってたら、
でも好きになっちゃったんだから仕方ない。
やれやれ…😩
どうでもいいと思う人にとっては、本当にどうでもいい男女のコトバのまぐわい。
こういうの、私は好きです。
おぉ・・・ おぉ・・・・・・ えっ
2022年劇場鑑賞235本目。
前田敦子主演というくらいの情報で鑑賞。恋愛オムニバス映画か〜と思っていたら少し過去に戻りそんな偶然あるか?と思いながらも終盤の怒濤のシンクロにおぉ・・・と感心。トイレ我慢の限界だったので終わりそうなところで腰を浮かせておぉ?その後の展開におぉ・・・・・・。
最後は監督狂ったんか?と思いましたがなかなかインパクトのある作品でした。
総じて男がクズばっかりだな・・・という感じでした。
意外な超越の仕方
ダメ男と付き合う男運のない女性4人の話と最初は思って観ていた。
男性目線で4人の男たちを観ていて、いやそれは駄目だろうとか、案外コイツ良くないか、俺このタイプだなとかああだこうだ思いながら観ていて楽しかった。菊池風磨は終始理解不能で、他の男は何となく理解できた。千葉雄大のあざと可愛さはずるい。
と思ってみてたら、後半の展開で男たちの印象が悪い方に一気にシフトするのが苛立ち増長ポイント、女性陣の怒り爆発を待ち望んでしまう。
と思いつつも、女性陣も悪くないとは言えないし、これで終わったら後悔するんだろうなと思ったら、想定外の超越の仕方を見せてびっくり。
個人的には正統な展開で超越して欲しかったなぁと思い、ちょっと寒くなってしまったが都合の良すぎない、良い塩梅の終わり方かなぁと思った。
男という生き物の存在価値が問われる超問題作。
なんか普段思ってても言わない女性達の本音を目の当たりにしたような作品でした。
男の存在意義=米の運搬の時に便利だから、とか。米俵を担げない男は男として認識されないのでしょうか(遠い目)。
ライトな前半戦(現在)と泥沼な後半戦(過去)との差。てか、全員誰かの元カノ元彼という構図はなかなか……恐ろしいですね……。
いろんな意味で、酒を片手に持った状態で改めて観たい作品ではありました。
前田敦子氏がおとなしめの役でなくて良かった。
色んな事が繋がって行くメッチャ面白いエンタメ映画! 本年度ベスト!!
全く接点の無さそうな登場人物が繋がったり。
全く違うシーンに切り替わるけどセリフが繋がったり。
色んなアイテムが別のシーンに繋がったり。
繋がりまくり度がハンパ無し!
これは面白かったー(笑)
4組の男女カップルのオムニバス的な恋愛ストーリー。
金髪ギャルとフリーター男子。
服飾デザイナーとバンドマン志望の男子。
女優とオカマ。
風俗嬢と売れない役者。
この4組のラブストーリー。
ダメダメな男子達。
そんな男子に惚れる女子。
徐々に女子達がダメダメ男子に耐えられなくなって行く展開。
キャスト陣の皆さんが良い!
特に伊藤万里華さん。
金髪ギャルがお似合い(笑)
演技もメッチャ良かった。
4組の男女の恋愛物語がシンクロするストーリー。
と同時に色々な物やセリフがシンクロする感じが絶妙!
後半にこの4組が喧嘩するシーン。
一言のセリフ毎に違うカップルの喧嘩のシーンに切り替わるけど、そのセリフが違和感無く繋がってる感じに引き込まれる(笑)
本作の編集作業はメッチャ大変そう
だけどメッチャ面白そう(笑)
全く関連の無い人達が繋がって行く展開も面白かったー!
鑑賞中「あーっ繋がった!」って感じに満足度が向上。
自分的に映画館での出来事の繋がりが一番笑えたかも(爆)
終盤の展開も見事に騙される(笑)
これで終わったと思った所からのエンタメ度が想定外。
それまでのシーンやのギャップに圧倒(笑)
終盤の展開の仕掛けは予想外でついて行けず(笑)
でも、ぶっちゃけ少しだけ涙が出ました(汗)
米のシーンが何故か多め。
意味不明だったけど、日本人には米が必要なのに被せ、パートナーも必要と言うメッセージと自分的に解釈。
本作のタイトルも良い!
登場人物の皆さん。
もっと超越した所に行ってしまった感じ( ´∀`)
おもろかった!!
公開して間もないのに、人の入りは正直あんまり。
しかも見てる途中、退室者が2名もおり
ダメな人はダメなんだろうなと苦笑い。
だけど個人的にはめちゃくちゃ面白かった!
演出も演者たちの演技も良かった
ラスト各々集結するところも
エンターテイメントならでは
舞台演劇っぽさもあって満足でした
見終わった後なんだか妙にスッキリして
元気が出てきます
ただ……
男性陣はダメ男だろw
映画を超越した映画
限定された登場人物、限定された空間、ハイテンションな会話劇と、実に演劇的ではあるものの、絶妙なカットバックと分割場面で、映画としても十分に楽しめる。
と思っていた矢先の、映画の作劇法をぶち壊すかのようなラストの展開には呆気に取られてしまったが、演劇と映画との幸せな結合ということで、これは、これで良かったのかもしれないと思えた。
内容的にも、弱くてずるいダメ男は、それを甘やかすダメ女が作り出すという、「どっちもどっち」の関係性が描かれていて、面白いやら、身につまされるやら・・・
一見、関係のなさそうな4組のカップルが、実は相互に関係していたという設定も、「同じことを繰り返したくない」という第2のラストへの伏線として効いている。
そこには、1人で寂しく生きるよりも、多少のことには目をつぶってでも2人で生きていく方がマシという明確なメッセージが読み取れるのである。
全156件中、121~140件目を表示