劇場公開日 2024年1月5日

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笑いのカイブツのレビュー・感想・評価

全125件中、81~100件目を表示

4.0三人のカイブツが領域展開‼️❓

2024年1月8日
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余談だが、岡山、菅田将暉、仲野太賀は十年来の親友らしい、本物の友情出演。
そして、三人とも、事前準備の凄さと、脚本への影響、天性のカリスマ、芸術への含蓄、に秀でている。
主人公は、いささかデフォルメされていて、こんなんで社会的成功どころか、人間社会で生きていけるんか、レベルだが、その心象風景までを表している、と解釈すれば、なるほどとも思う。
俳優としての怪物性を、一つ挙げれば、仲野太賀の漫才は、いくら令和ロマンの指導を受けているとはいえ、それを超えて来そうなほどの出来栄え、それだけでも観る価値あり。
岡山の狂気と、三人の友情、これは映画史に残るような見どころだと思う。
それぞれ、主演賞、助演賞に値すると思う。
稀代の名優たちの演技を観るために、是非。

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アサシン5

2.5負け犬界のレジェンド

2024年1月7日
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勝気で負けん気強いけど結局負け犬。負け犬界のレジェンドだ。
どうしようもなくもがき倒して苦しむけれど、恵まれてんだよ。
まわりに嫌われつつも親身になってくれる人が3人も。
その3人を松本穂香、菅田将暉、仲野太賀が素晴らしい演技でなだめにかかる。
母だってなかなか受け入れてくれてるし。
才能がなくても人間関係が得意で成り上がる奴もいる。
才能が有り余っても人間関係不得意でもがく奴もいる。
人間は総合力なんだなあとしみじみ思う。
笑いに行く映画では無い。
笑いという最高峰の高みを見上げて悶え苦しむ話だ。
そのパンクな生き様と爆音に頑張ろう!と思えれば儲けものだ。

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momo

3.5僕たちの物語でもある‥

2024年1月7日
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“純”

純粋すぎて‥まっすぐ過ぎて‥社会の渦に飲み込まれそうになるから抗って。

この作品では主人公の純度が高すぎるので、そこへの反発も極端に映るかもしれないけれど、これは僕たちも日常で味わっている光景なのだと思いました。

僕たちが生きているのは、確かに“地獄”なのかもしれません。

僕たちは自分のやりたいことと社会との間で、うまくバランスを取るという課題に日夜神経と体力をすり減らしています。それ故に病むこともあります。

そこに疲れることを避けるならば、むしろ無気力の方が楽かも?‥と考えてしまいそうになります。しかし、抗ってこそ!と奮い立ってこそ生きることなのだとこの作品から教えられました。

明日からまた生きよう!

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ホシ☆ケン

2.0エンドレスワルツ

2024年1月7日
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主演者の好演熱演含め想定内。
天才(なのね?)もせめて社交的なら良かったね、
だけ。
森田「ハル」な大喜利回答のポエムな開示はバカリ堀健秋山西田のIPPONガチバトルに劣る巧いね程度の低調。
これ致命的。
若松エンドレスワルツが既に在る世にコレを撮る意義は?
菅田は良い。

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きねまっきい

3.0人間関係不得意

2024年1月7日
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伝説のハガキ職人・ツチヤタカユキ氏の私小説が原作の、笑いに取り憑かれた一人の男の数年間を描き出した物語。

最初から最後まで、とにかく不器用なツチヤの姿は見ていてなかなかキツいものがありました。普通のことが出来ず、とにかく頑固で自分の考えを曲げない。一つのことに固執し、がむしゃらにのめり込めるのは才能だと思いますが、それだけで上手くいくほど、世間は単純じゃない。
壁にぶつかりながら、ツチヤなりに変わろうと踠く姿は応援したくなりましたが、ツチヤのような人が職場にいたらやり難いよなぁ…というのが正直なところ。
癖が強すぎるツチヤですが、西寺をはじめ、ピンク・ミカコと周りに恵まれているのはフィクションなのでしょうか?おかんも問題はあれど、理解ある家族に見えましたし。

終始同じようなテンポと鬱々とした展開が続き、個人的にイマイチ乗り切れなかった本作の中で、ピンクがツチヤへ居酒屋で語りかける羨ましいという言葉が印象的であり共感もあったことと、ベーコンズの劇中での漫才が面白かったのが良かったところでした。
(令和ロマンがお笑い指導ということで納得!)

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まだまだぼのぼの

2.0極端な社会性の欠如で非常に共感しにくい主人公

2024年1月7日
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この小説はツチヤタカユキ氏の私小説であるが、多少の脚色はあるとは思うが目立って美化している部分がないところが良い。

価値観が「己れが面白いと思う事」のみで、それ以外のことへの興味がなく、他人を認める事や折り合いをつけるという事が一切できないもはや障害者レベルの主人公。

それでも奇跡的に救いの手を差し出す人が何人かおり、それによりどのように変わっていくのかを期待してみたが、結局生まれついての性分だからか同じことの繰り返しで何も変わらず。

自分としては彼を認めず排除しようとする側の人間の方に終始共感し続けながら観ていたが、同じ見方をした人の方が多かったのではなかろうか。

主演の岡山天音はもともと表情が乏しく(本人には大変失礼だがw)不気味な雰囲気の役者だが、本作でも大きく表情を変えることなく熱演。

脇に菅田将暉、仲野太賀、松本穂香などの主役級が全力でサポート。

ストーリーや演出はそこそこだが、役者の熱い演技は大変見応えがあった。

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カツベン二郎

2.5岡山天音は良かったけど

2024年1月7日
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実話らしいから仕方ないんだろうけど、主人公に最後まで思い入れを持てなかった。実話だからしょうがないけど、、、
あと、菅田将暉とか仲野太賀も良かったけど、

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Route193

3.5若手実力俳優3人が素晴らしい

2024年1月7日
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お笑いに取り憑かれた男の話。
不器用で人間関係不得意な男を岡山天音さんが好演している。
報われない日々が辛すぎて、見ているこっちも暗い気持ちになった。

私は菅田将暉の役がツボ。さすが菅田将暉だわ。
仲野太賀もいい。『ゆとりですがなにか』の山岸みたいな役もうまいし、今回みたいな好青年もすごく良い。

主人公の心の叫びにはウルっと来てしまった。

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れもん

3.5狂気と怪演 笑いの無いお笑いの世界の映画

2024年1月7日
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悲しい

難しい

お笑いの世界にここまで取り憑かれながらも

大衆迎合出来ない事で生きづらさを感じる

これはお笑いだけじゃなくて

全てのエンタメや芸術にも言えるなと……

まさに劇中のピンク(菅田将暉)がかけた台詞に詰まっているなと思いました。

いつも聴いてるラジオのハガキ職人のネタも

もしかしたらこんな感じで作られてるかと思うと

なんか……ツラいな……

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BAMBi

5.0生きづらすぎて、おそらく向いてない

2024年1月7日
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「笑いの」なんてタイトルについてるのに、笑える要素はほとんどない。
主人公に抱く何でもっと上手く生きへんのや、は苦しんでいる少数派の気持ちを考えない私のエゴ。
一生懸命生きてる人ほど辛いんよね、世の中は。

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みさこ

2.5これは〜タイトルに騙される

2024年1月7日
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笑いのカイブツ だけど笑える所がない!
ハガキを読み上げるも😒面白いのが一つも無い😰
俳優の演技力で何とか観れたかな?

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シゲゾ〜

4.0岡山天音というカイブツ

2024年1月7日
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みてHAPPYな気分になれる映画ではないけれど、映画ならではの満足感があります。

画面いっぱいに横顔だけで、絶望をひたひたと伝えてくる岡山天音。
主人公だけが浮かずに、ストーリーに入れるのは、周りの役者さんたちもいいからでしょう。
時折差し込まれる大喜利ネタにクスっとさせられ、絶望だけでない、何かを感じました。

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meromero

4.5カイブツの熱量にやられる。

2024年1月7日
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笑える

悲しい

興奮

最速上映で観てきた。
最速上映で見るって生まれて初めて。誰よりも早く新作を見るってなんか特別感あって嬉しい。
終始圧倒されてた。
原作読んでなかったし、ツチヤさんのことも知らないで行ったから、どこまでがフィクションかとかわからないけど、リアルなのに熱量がすごかった。
映画の前の挨拶にツチヤさんご本人登場されてたから、ご本人が丸くなって見えたくらい。そのくらい映画の中のツチヤさんはぶっ飛んでたし、死ぬほどもがいてた。
岡山さんが凄すぎたな。かなり魂削って演じてる感じが画面からひしひしと伝わってきて。
ちょっとご飯屋さんのシーンとか見ててこちらまで苦しくなるくらいだった。
周りも納得すぎるキャスティングだった。
改めてだけど菅田さんは上手すぎた。久々に助演で出てる姿見れて新鮮だったけど菅田さんが役のヤンチャなにいちゃんそのものすぎて。

上映後監督にサインいただいた。嬉しかった。
感想をすぐに言語化できないコミュ障にも優しく気さくに話してくださる監督だった。

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流星の水菜

2.5息苦しい

2024年1月7日
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7本目。
業界物に近い作品かなとは思うけど、世の中で、一番難しく、厳しいと思う世界だと思ってる。
鬼気迫る演技はスゴいとは思うけど、正直共感できる所なく、観ていてこっちまで息苦しくなる。
後で調べたら、半生を描いたとは知ったけど、現在のちょっと手前位まで描いていれば、見方は違ったのかも知れない。
けどそれじゃ、タイトルのカイブツが、成立しなくなるんだろうけど。

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ひで

3.0-_-b 笑いの学問化問題

2024年1月7日
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泣ける

知的

こんな世界があるんですね。笑いに全てを捧げる世界。笑いのために人間関係を壊して人生を狂わす。笑いのために笑えないことをする世界。
最近 m1グランプリなので笑いが職人芸みたいになってしまって何か構えて見るようになってしまったような気がします。人がどんなところで笑うのかをまるで学問のように分析し研究して、主人公のような怪物たちがそれを競い合い世に発表していく。
昔からこの世界が続いていて、我々がこの舞台裏を知らなかっただけなのでしょうかね?
私は漫才とかコントで心から笑った事がなく、自分がおかしいのかと思ってしまう事が多々あるのですが、なんとなく理由がわかったような気がします。
正直、怪物が作り出す笑いの究極奥義っていうのは、それができる過程で何か不純物が入っているような気がして笑えないのでしょうか。
この間YouTubeだったか?みやぞんが凄くいいことを言っていました。
『苦労した努力は実らない』って。
笑いも同じことで苦しみの中でもがいて生まれた笑いはつまんないんだろうと感じます。

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おにっち弐号

4.0泥臭くカッコ悪く最後まで往け!!

2024年1月7日
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悲しい

難しい

 岡山天音さん、仲野太賀くん、菅田将暉くんと大好きな俳優さんが揃って3人もご出演とあって、昨年末から公開をとても楽しみにしていた作品です。
 ハガキ職人のツチヤタカユキさんの実話くらいの浅い知識で鑑賞しましたが、十分に見応えがあり、今年の映画第1作目として大変楽しめました。天音さんは、人間関係不得意で笑いに取り憑かれた鬱屈不安定な主人公を見事な憑依的演技で快演。まさにカイブツ…。待ちに待っていたピンク髪の菅田くんは、中盤に登場し出番こそ少なかったですが、大事な役どころで存在感がもはや眼福。主演でもなくこういう役どころの菅田くんは、大変力が抜けていて観ていて気持ちいい。そして仲野太賀さん、どんどんいい役者さんになられてお父様もきっと喜んでいることでしょう。
 私の目的としては、大好きなこのお三方の演技を堪能したという時点で既に合格点なのですが、ストーリー的に見るとなかなか重たいお話ではありました。実話ということもあり、サクセスストーリーなのかと思いきや、最後まで鬱屈としていて希望はない。映画用に体裁よく整えられたラストのある物語とは違い、私たちは現実を思い知らされる。
 成功とは、運を掴んだ者だけに与えられるものなんだと。チャンスは等しく誰にでも与えられる。人生の大事な局面では、助けてくれる人も現れる。大切なのはそれに気づくこと。そして掴もうと必死にもがくこと。そして最後まで決して諦めないこと。
 鑑賞後、原作本やツチヤタカユキさん、モデルとなった芸人さんについて調べました。その上で思うのは、主人公の才能を信じて応援してくれる人がいることを忘れずに、最後まで泥臭くカッコ悪く闘い続けてほしいということ。本作が映画公開となったことは、不器用にこの世の中を生きている人たちの光となるのかもしれません。主人公の今後の生き様こそが、本当のこの映画のラストになるのだと応援して見守っています。

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ななやお

3.0【人間関係不得意】でも笑いがあれば生きられる

2024年1月7日
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鑑賞方法:映画館

岡山天音さんの演技をしっかり観たのはこの作品が初めてだと思う。すごく魂がこもっていた、というか、暴れていた。とにかく凄かった。

笑いのカイブツがレジェンドになろうとしていた頃、僕はのほほんと笑っていた。テレビを介して彼と同じ時間を共有していたんだ。渾身のアンサーに笑った事もあったのかもしれない。

「面白い」を評価するのも人。されるのも人。面白さの軸がそれぞれあるから、評価する者の軸から外れると「おかしい」とか「ふざけるな」になる。評価なんてクソ。そばにいる誰かの「面白い」が一番心強いんだ。

笑いのカイブツじゃないと出会えない縁があった。みんな彼を「俺はお前を面白いと思うよ」と言って慕っていた、一方的な感じで。でもそんな関係性に彼は救われていたのだと思う。

ピンクを演じる菅田将暉さんもよかった。居酒屋のシーン、もう一度観たい。ピンクにしか言えない言葉だったな、あれは。この時の岡山天音さんの演技が一番好きだ。泣きの演技が上手い俳優が好きだと改めて思った。

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羊

1.0イライラ

2024年1月6日
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俳優陣はめちゃくちゃ良かった。

やさしい人に囲まれたクソ野郎の物語。

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けな

2.0ねじれ

2024年1月6日
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単純

難しい

テレビやラジオの大喜利への投稿により界隈で有名になり構成作家になった男の話。

自分は全然存じ上げない方なのですが、今作での描かれ方がリアルなら、発達障害?と思わせる場面がチラホラ?

お笑いのなんたるかなんて自分には解らないけれど、自分のセンスこそが正義という、言っていることとやっていることの矛盾がかなり早い段階から気になって気になって…ピンクに言われていた地獄が正にそれと言う感じ。

映画としても折角それなりに面白くはあったのに、なんだかだら〜っと滑空してそのまま着地もせずにフェイドアウトされた様な感じがして締まらなかった。

主人公を良くご存知な方向けの作品なんでしょうかね…。

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Bacchus

4.0生き苦しい。熱い。だから観る人の心が動く。

2024年1月6日
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とにかく主人公の社会不適合さが際立ち、生きるのが苦しいだろうと感じるシーンが多く続く。
それでも主人公は熱くブレない。

ここまで目標に向けて走り続ける姿を見せつけられると、
自分自身も頑張ろうと思わされるし、人間関係で生きづらいと感じていたことも、たいしたことないのかもと心が軽くなりがむしゃらに生きようと思える作品だった。

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モトコ