笑いのカイブツのレビュー・感想・評価
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「おもんなっ!」
こんなやつ身近におったらかなわんけど、ツチヤタカユキいう人には、おかんだけでのうて、ええ理解者がおってんな。
岡山天音と仲野太賀はもちろん良かったけど、何よりも関西出身の菅田将暉と松本穂香が水を得た魚のように、ワルやけどええやつと頭弱いけど天使のような女の子を、見事に演じてた。
3人の居酒屋のシーンだけでも観る価値あり。
菅田将暉が演じたピンクが主人公でスピンオフ作ってほしいと思うほど魅力的。
Q「 」 A「絶望」。
Qは、人間関係不得意、か。
修学旅行にも卒業式にも、成人式にも行ってないやつは、修学旅行や卒業式や成人式あるある書けやんやろ。
って思ってしまう。
今の時代、自分が幸せでないと他人を笑わせる(喜ばせる)ことはできないのかな。
理解できず残念
笑いのセンスのあるが周りとの協調性がなくその苛立ちの中酒をくらい狂気を帯びて発狂し出す そんな話で終わった そこから何にも感じる事ができませんでした。
カイブツというからには誰もが見上げるような存在感がある笑いの神様的な主人公が颯爽と天下をとるような話かと思ったが、ただの喚き叫ぶ若者の事をカイブツと言ってるの?
多分私がついていけてないのでしょうね。
脇を固める役者さんたちは良い演技をして存在感はありました。
人生をお笑いにかけた男の話。
不器用で、お世辞も言えず、コミュニケーションも下手。
ただ お笑いにかける情熱では負けない。
お笑いの世界で成功するのは1000人に一人だろうか。
900人の敗退者、50人位のまあ喰えるレベル。
頂点は1/1000以上に厳しいのだと思うが、それを目指す者たち。
世襲で伝統芸と言って 古典落語で 誤魔化す落語家とは雲泥の違いだ。
岡山天音がツチヤタカユキそのものだった
いい歳をしてリトルトゥースなので、「笑いのカイブツ」が映画化されるのをとても楽しみにしていた。原作は大分前に読んだままなので、細かなところは覚えていなかったが、ポスターの岡山天音を見ただけで「ああ、ツチヤタカユキだ」と思った。それくらい見た目も寄せられていたが、実際に映画を観ても、彼の求道者の様な浸り込み方や不器用さが、原作やオードリーのオールナイトニッポンで若林が喋っていたトークのイメージとピッタリきた。
…きたんだけど、その分、なんか純粋に映画として楽しめなくなってしまったところもある。仲野太賀が若林と重なって見えてくるし、相方の板橋は春日に、作家はサトミツにと、勝手に脳内変換してしまう自分がいて、これは100%自分のせいなのだが、原作やいろんなエピソードを全く知らない状態で観たかった映画だったなと思ってしまった。
笑いってなんなのだろう。嫉妬ってどういう時にどう相手に対して生まれるのだろう。生きづらさは少しでも解消できるのか…等々、いろんなことがよぎってくるが、「ああ、そっか前田旺志郎って演者だったんじゃん」とか、「あれ?ホストクラブの用心棒、ギャロップの毛利か?」とか、更に余計なことを考えてしまう自分にトホホだった。
だが、菅田将暉や松本穂香が演じた人物たちは、原作には登場して来なかった(はず)分、そのままストレートに響いてきた。特に菅田将暉は前評判も聞いていたのだが、居酒屋のシーンの彼の表情だけでじわっと込み上げてきた。このシーンの岡山天音も松本穂香ももちろんすごいが、特に菅田将暉にやられるのは、それまで彼(ピンク)が抱えてきたであろう様々な人生の紆余曲折が、観ている方に一瞬にして伝わってくるからだ。すげー役者だと改めて思わされた。
圧巻の岡山天音の演技に感服!
実に痛々しく観ていて苦しくなる主人公のツチヤタカユキ。
笑いに対して純粋且つ真摯に向かい合っている一方、
笑いに真っ直ぐすぎるがゆえに、人とのコミュニケーション力が完全に欠落しています。
それで苦しみ抜き、死をも考えるようになりながらも、
最後にはまた笑いに向かいあうという、結局は好きで好きでたまらないんですよね。笑いが。
そのブレのなさに凄みを感じました。
この凄さは、岡山天音の圧巻の演技がもたらしている豊潤さと言いましょうか、
それに加えて、仲野太賀と菅田将暉による脇の固め方が本当に素晴らしいですし、
であるがゆえに、主人公が際立つような、そんな映画になっていて
スクリーンに引き込まれるように没入できました。
フェイバリットか?と問われると好きな作品にはなりそうもありませんが、
映画としては素晴らしい出来だと思いました。
執着、依存、恐怖。
ずーーーーーっと怖かった。ずーっと怖かったです。すごかった。
笑いのカイブツというよりは「笑い」に取り憑かれた男って印象。
一つの事しか見えなくて、一つの事だけ突き詰めて、突き詰めて突き詰めて突き詰めて突き詰めて突き詰めて突き詰めて突き詰めてーーー。
一途というよりは執着、執着、依存。恐怖すら感じるほどの。
原作情報を全く入れずに拝見したんですが、オードリーっぽい〜と思ってたらオードリーがモデルだったので笑いました。よくドラマ化されるコンビだなあ。
菅田将暉がめためたにかっこよかったです。(クソ治安菅田将暉が好きな人は見てくれ)
でももうずっと主役ばっかり見てた。凄かったです。素晴らしかったです…。
自殺を仄めかすシーンがあるため-0.5。
人間界のカイブツ
切ない。
カイブツ、人間界では生きづらいね。
「人生,近くで見ると悲劇だけど、遠くから見ると喜劇だよ」
ため息の出る言葉。
帰りの車で泣きそうになった。
若い人,みんなに見て欲しい。
ラストシーンでちょっと救われた。
オードリーの若林さんが、芸人さん達に「尊敬する」って言われてる理由が やっとわかった。
カッコ良すぎて、これから笑えないかも。
生き辛さ
仕事でこういう若者に接したことあります。私たちが考える「普通」の付き合いが出来ないんですよね。生きづらいんだろうなぁ、大変な世界で生きているんだろうなぁ、と思って手を差し伸べましたが理解し合えることはありませんでした。
本人は大変なんでしょうが、周りにいる人たちも大変なんだよなぁ、と思いながら鑑賞。
実際のご本人が現在大阪で活躍されているそうなので、それが救いですね。
自分的には、菅田将暉の演技が見たくて行ったのでした。彼の演技は良いですよねぇ。その点は満足。ストーリー的には、いろいろ考えさせられ、ほろりともしましたが、今の自分には・・・この映画は必要ないかも・・・と思ってしまった。
でも、刺さる人には刺さる映画だろうなぁ。
泣いた赤鬼という昔話みたいな
面白いことして人を笑わせたいのか自分が面白いんだと知らしめたいのか
どちらも面白いことに変わりはないのだが後者のほうが我が強く感じられる
この物語の主人公、天音さんが演じたツチヤは後者なんだろうと思うが
前者の心を持つ瞬間とても素敵な表情をするからたまらなく愛おしいかった
人それぞれ、それなりの折り合いをつけて日々を過ごしていると思うが
ツチヤには折り合いがどうしてもつかない部分があって
菅田さんが演じたピンクも言っていたが羨ましい部分でもあり、地獄だと
北の国からの「まだ子供が食べてる途中でしょうが!!」よろしく
あの居酒屋のシーンは
この映画の中で唯一救いだったよう思えて泣けた
太賀さんが演じた西寺が青鬼で
ツチヤが赤鬼だった
昔話では青鬼が一役買って赤鬼は人間と仲良くなるが青鬼は人里を去ったが
この映画では赤鬼がお笑いの里から去ってしまった
何をどうすればよかったのかわからないが
人の中のグチャグチャなものが溢れ出して
彷徨う様は凄まじいものが画となって現れていた
岡山天音さんのベストアクト♪
《笑いのカイブツ》
"人間関係不得意"なのは誰もがそうなのでは。。その上で不得意を"攻略"しようとするかどうか。。"不得意"と切り捨てられたらどんなに自由なんだろうとは地獄を見ていない"こちら側"だから言える事。。ツチヤがとんがればトンガルほど、反作用で観ている"自分"が浮き上がってくる。。
ただ、、レジェンドになるまでの大喜利やお笑いネタのシーンがぜんぜん面白くないのは何なんでしょうか。。ユニバとか行ったら今までにない新しい視点のネタが生まれるかもな、とか思わなかったのが不思議でした。
主人公の変人ぶりが理解しにくい
主人公のツチヤ タカユキ(岡山天音)は、頭を何度もぶつけたり、急に怒りだしたりと表情や行動が変で感情移入しにくかったです。前半はほとんど映画の世界に入りこめませんでした。
後半に主人公の葛藤のようなものを感じて、少し引き込まれました。
主人公に感情移入できるかどうかがポイントなんでしょうね。
最後の方の漫才はけっこう面白かったです。
凄まじきお笑いへの想い
早くも今年BESTに出会ったかも知れない。
人を笑わす為に地獄を生きる男。笑いしか出来ないその姿は、去年観た「ユリエのうた」に通じる、その狂気はあまりに凄まじい。
これが実話ベースというのが恐ろしい。
芝居しかしなくて良い生活をしたいと思っていたりしたけど、それはそれで地獄なんだろうな。
ほんとにこのような人物が近くにいたら、結構現場は迷惑するんだろうけど、けど、羨ましくもある。
彼に関ったお笑い芸人が、オードリーの若林正恭さんらしいので、少し前のドラマ「たりないふたり」を観てからみると、なお面白いかも。
岡山天音の演技が圧巻
心揺さぶられるの一言では言い表せないすごいものを観た。映画を観ているというより、ツチヤタカユキの部屋を人生を覗き見しているかのような感覚になった。
岡山天音の演技者としてのカイブツぶりをたくさんの人に見てもらいたい!!
豪快で繊細な演技で行動の違和感の中にも「その気持ちわかる」と思わせたり、可愛らしい一面が垣間見えたり、何度か観るうちに視点が変わっていて小さな発見大きな発見がある素敵な映画です。
人間関係不得意を言い切る頑固と出会い運
しんどいだろうなー ツチヤ
人間関係不得意 だもんねぇ…
でも 主張できるだけ強いよね…
というか 頑固なのよね…
実際のモデルがいるそうで
いい人に出会えたことに感謝しないとですね このツチヤさんは
この方、成功されているで良いのですよね?
お笑い関係に、あまり明るくないので存じ上げなくて…
成功されたから良いんでしょうね。
菅田将暉はやっぱり上手いなー
居酒屋のシーンは良かったなー
ちゃらんぽらんそーで
周りも見えてて 自分の境遇も理解できてて
折り合いをつけれてる人
で 関西人の感じも良く出てて
あー こんな人いるなーと思ったもん
松本穂香さんも
ベーコンズの仲野さんも 相方の板橋さんも
もちろん 天音さんも、
俳優さんは みんな良かったなー
でも ストーリーは
お笑いの世界の闇は知らないし
ツチヤさんという実在の人の人間性にはかなり引いてました
とにかく もう一度言うけど
出会った人が良かったことが ある意味 運なのかもね…
ただ 画面が暗すぎて観え辛いのと
セリフも聞き取り辛かったんだよね…
そこが もったいない気分…
演出だったのかなぁ…
コミュ障
笑えない映画でした。
対人関係をうまく築けない人が人を笑わせるために過剰なまでにストイックに生きる姿を映し出すとの事でしたが、この主人公に共感することは出来ませんでしたし、きっと作り手たちも共感はしていないんだろうなと思いました。おそらく、本人以外は誰も共感出来ないのではないかと思います。
世の中には本当に色んな人がいて、人間関係を作ることが仕事のような世界でも、それをうまく築けない人というのはやっぱりいます。自分だって自覚している以上に多くの失敗をしているに違いありません。
主人公ツチヤのあまりに破壊的な生き方に絶望的なもどかしさを感じながら観ていたのですが、そんな人でも見捨てない人というのもやっぱりいるんですね。理解者ではないのかも知れないけど、見捨てない人。
でも、見捨てない人がいるから生きていけるというのは甘えなんじゃないのかな。そんなことに思いを馳せる映画でした。
う~ん…
「人間関係苦手」って…。
こういう人が苦手かなぁ…。
正直、全く面白くなかったし。
実話?
だったらなおさら、こういう人が作った「笑い」では笑えないよ…というのが感想なんだけど、実際は笑っているのだろうか?
なぜ、人間関係が苦手になったのか?
それなのに、なぜ、そこまで笑いを追求するのか?
そういう部分が分からなくて、全く共感を持てなかった。
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