記憶の戦争

劇場公開日:

記憶の戦争

解説

ろう者の両親をあたたかな視点で描いた「きらめく拍手の音」で高い評価を得た韓国のイギル・ボラ監督が、ベトナム戦争時の韓国軍によるベトナム民間人虐殺の記憶に迫ったドキュメンタリー。2018年4月にソウルで開かれた市民平和法廷に立つベトナム人女性、グエン・ティ・タン。彼女は、1968年のベトナム戦争中に韓国軍が起こした虐殺事件「フォンニィ・フォンニャットの虐殺」の生存者だ。8歳の時に韓国軍に家族を殺され孤児となった彼女は、その記憶を思い出して涙を浮かべる。ベトナムのリゾート都市ダナンから車で20分ほどの場所にあるフォンニィ村。村では陰暦の2月に同日同時刻に亡くなった村人たちを弔い、慰霊碑の前で50年間欠かさず祭祀を執りおこなってきた。あの日の出来事を目撃したディン・コムは身振り手振りを交えて当時を再現し、あの日の後遺症で視力を失ったグエン・ラップはこれまで語ることのなかった記憶を絞り出すように語り始める。その一方で、韓国軍人たちは「我々は良民は殺していない」との主張をする。

2018年製作/79分/韓国
原題:Untold
配給:スモモ、マンシーズエンターテインメント
劇場公開日:2021年11月6日

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(C)2018 Whale Film

映画レビュー

4.0女性監督、女性撮影監督が撮ったことの意味。掘り下げは足りないけれど...

2021年12月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

女性監督、女性撮影監督が撮ったことの意味。掘り下げは足りないけれど、画期的な映画。韓国のウヨを見て複雑な気持ちだった。

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えみり

3.5日本人がしていたこと

2021年12月17日
iPhoneアプリから投稿

暴力の連鎖ということを考えてしまった。
日本が中国、朝鮮半島でしていたこと。
植民地支配下での暴力。

なぜ韓国がベトナム戦争に参戦したのかが、よくわからないが、元兵士たちは国家に動員されて戦ったと言っていた。
憲法九条がなければ、日本人も海外派兵先でこんなことをさせられるのかもしれない。

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Momoko

4.5ベトナムへ何しに行ってたの、韓国軍さん?

2021年12月7日
PCから投稿

要は面倒臭いからまとめて始末したって話よね。自国の民間人さえ大量虐殺する国ですから、他国の人民ことなんて考えてませんわ。

ベトナム戦争における韓国軍の行いについて会場でアンケートがあったが、回答していた1/4〜1/3の韓国人が知らなかったに票を入れていたのが驚き。日本の教科書について散々文句垂れるくせに何だよ。

反省の無くして真の発展・未来は無いっすよ〜。

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Oyster Boy

5.0痛みを知るものが、また痛みを与える絶望

2021年11月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
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