沈黙のパレードのレビュー・感想・評価
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今回初の、ガリレオ
…配信だったからかな。
二時間のドラマを観ているよう
…事件も
こんなことが切っ掛けなの
新しさはない
取り調べも暗すぎて。
まあ。事件を科学的に
解明することが
おもしろさに繋がるので
そのオモシロさに辿りつけなかった
感じです
沈黙は金なり(?)
冒頭で、けっこう長く被害者の成長と才能と
注がれた愛情を見せる。けっこう長い。
「観客のみなさん!この子はスゴくいい子でしょ?
だから殺されたら可哀そうでしょ?」というメッセージ。
これは観客に”偏見無しに感情移入してもらう”
ための映画的演出。
シリーズ原作は一回も読んでないが、
ガリレオの面白さは愛情や友情、殺意や憎悪といった
人間の感情を科学的に物理的に立証していく
対比と融合の面白さ。だと思う。
少なくても前2作およびテレビはそうだった。
今作はそこが弱い。
ヒューマンに力点を置きすぎて対比になってない。
それはおそらく登場人物の多さと、
各個人の被害者に対する感情の深さを
描ききるには映画尺が足りなかったため。
だから冒頭のような演出にならざるを得ない。
「仮説を立て、それを実証して初めて真実が分かる」
これは湯川の言葉。まさに”沈黙は金なり”
雄弁に語るよりも、沈黙(科学的実証)が真実を語る。
を遂行してきたガリレオ。
今作はやけに”人間”らしい湯川教授。それが残念。
これも今作がヒューマンドラマに寄り過ぎた弊害。
とはいえ、最初から最後までエンターテイメントとして
”安心して観られた”のは原作の良さと、
制作陣の力量のおかげ。
さすがである。
湯川の推理で
真相が分かったが、結局殺された犠牲者やその家族、関係者の事実、苦しみはなにも変わらない。
くそ犯人は殺されたけど、当然の報いだし、立件出来なかった警察のせいで、新たな犠牲者が出ているのは皮肉過ぎる。
最初の犠牲者の関係者が、もし新倉のようにもし、犯人を殺していたら今回の物語に関わる人達全員が、何事もなく暮らしていけたはず…
ガリレオ感。。半減してませんか?
いくらなんでも都合良すぎって話(笑)
安易に奇抜な推理。。当たっちゃう?
科学と関係無いことが多すぎない?
容疑者Xはやはり超えられないか。
長尺らしく人間ドラマを丁寧に描いているところは良いです。
んー、そこまでは、
序盤のパレードのくだりが長かったり、その後の推理もどうも「都合がいいような」流れであまり引き込まれなかった。。。
話や真相の展開はおもしろくはあったけど、んー、全体としてそこまでは、というかんじだった。
やっぱり柴咲コウと北村一輝
ガリレオのパート2から出演者が変わったが、やはり柴咲コウと北村一輝の二人がいいです。
話の内容から犯人が確定的になっているにも関わらず、ガリレオ先生が疑問に気づきどんでん返し…かと思いきや。
という感じのガリレオらしい展開は面白いと感じた。
ただ、あまりにも練られているせいか逆にパターンが読めてしまう点もある。
この映画での疑問を一つ挙げると犯人の動機がイマイチな点かな。
話の内容的にはとても面白いと思う。
ガリレオのなかで一番楽しめなかった
最後の意外性だけは良かった。
設定や構造はよく出来ているし映像はキレイに撮れてるのだが、トリックとか動機と行動の整合性とか、被害者との思い出映像の散りばめ方とか、駄目な点が目立って楽しめない。
キレイな映像流すのにこんなに尺を振り分けずに、重要な行動に到る経緯を丁寧にするだけでもっと感動出来る良い作品になったんじゃないかと思う。
冒頭から胸の痛むストーリー
数年前から行方不明になっていた女子高生が、遺体となって発見された。警視庁捜査一課の刑事・内海によると事件の容疑者は、湯川の大学時代の同期でもある刑事・草薙がかつて担当した少女殺害事件の容疑者で、無罪となった男だった。男は今回も黙秘を貫いて証拠不十分で釈放され、女子高生が住んでいた町に戻って来る。憎悪の空気が町全体を覆う中、夏祭りのパレード当日、さらなる事件が起こる。(解説より)
久しぶりのガリレオシリーズ。
地元民に愛された女子高生の殺人を巡っての復讐劇。とは建前であるが実際は、、、
娘を持つ身としては終始観ていて辛い気持ちになった。
真犯人は特定されたものの、結局15年前の殺人の犯人は本当にあの人だったのか?やや未消化な部分もあったり、致命傷の前に通報すれば彼女は間違いなく助かっていたのに…というもどかしさを感じた。
ただ、中弛みなどなく、テンポ良いストーリー展開で総じて満足。
しかし変わらずのガリレオシリーズの面白さ、福山雅治&北村一輝のカッコ良さ、素晴らしいです。
次作は「透明な螺旋」でしょうか。
またいつか続編があることを楽しみにしてます。
物語と曲の世界観がマッチしていて切ない。
ガリレオシリーズ映画第3作品目となる今作。
1度目は原作を読まずに公開初日に鑑賞。
そして、原作を読んだ後に再び2回鑑賞した。
オープニングのコンテストの夕景が美しいからこそ、その後に起きる事件の無念さが際立つ。
被害者の父親役のずん飯尾の演技が印象深かった。
そこまで
数年前に行方不明になっていた女子学生の遺体が発見された。容疑者は、かつて別の少女殺害事件で容疑者となるも、完全黙秘と証拠不十分で無罪となった蓮沼。今回もまた完全黙秘で釈放され、町に戻ってきていた。前回の無念を晴らしたい草薙刑事だったが、その蓮沼が殺されてしまう。事件の真相に湯川は。
蓮沼殺害のトリックが、早めに判明。しかし、その経緯と実行者、事件の絡み方がかなり複雑でした。そこまでするかな、という感想があり無理を感じました。原作は、もう少し掘り下げてあって納得できる出来るのではないかと思います。
ガリレオシリーズ劇場版第3作。 劇場版は切ないストーリーばかりだが...
ガリレオシリーズ劇場版第3作。
劇場版は切ないストーリーばかりだが、今回も切ない系。
テレビ版もそうだが、やっぱり柴咲コウと北村一輝との相性がガリレオは最高だなと思いながら観る。エンドロールも懐かしい。
苦悩する草薙刑事も良かったし、ずんの飯尾もとても良かった。
楽しめました。
面白かった!
柴咲コウと福山雅治のコンビはドラマシリーズから変わらず、安定していて見ていて飽きのこない2人です。
特に北村一輝の演技が素晴らしかったです。
今作は過去2作品の映画よりもテンポ感がかなり早く感じました。
結果的に佐織ちゃんを殺したのが留美さんじゃなくてよかった。
スピンオフとして描いて欲しかった事件
少女殺人事件の重要容疑者を巡る謎に迫るガリレオの活躍を描く物語。
9年ぶりのガリレオ劇場版です。福山雅治演じるガリレオの魅力、柴咲コウ演じる内海との掛け合いの面白さ、全体を通して楽しめたと思います。
ただ、この作品、ガリレオがいる意味を感じません。映画冒頭でガリレオ自身が言っている通りで、天才物理学者が首を突っ込む事件ではなく、無理やりを感じてしまいます。
この作品の主役は北村一輝演じる草薙刑事。草薙の苦悩をより前面においた方が、物語としてはより深みがでて無理も感じなかったかもしれません。
私的評価は普通にしました。
凶悪な犯罪者は前半で死んでしまい、その犯罪者を始末したのは誰か、と...
凶悪な犯罪者は前半で死んでしまい、その犯罪者を始末したのは誰か、というあまり気分の乗らない展開。
殺されて当然の人間だし、誰が犯人でも捕まえて気分爽快とはならないだろう。
それでも容疑者が次々に浮上し、二転三転のストーリーはおもしろかった。
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