劇場公開日 2021年10月8日

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「SNSを批判する人がSNSで人気になるかな?」メインストリーム タカシさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0SNSを批判する人がSNSで人気になるかな?

2021年10月14日
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主人公は芸人志望?でちょっとエキセントリックなキャラクター。それと、何者かになりたいフランキー。それでエキセントリックな騒ぎ立てとポップなCGで修飾された演出で人気youtuberになれるのかな?それと、ここではyoutuberもスタジオ録画してるけど、そことCG演出の食い合わせがわるい。ラストの演説は内容も下らなく、どこかで聞いたことのあることばかりだ。コールドプレイを揶揄するジョークは10年以上前からあったし、それはもう悪い意味でのクリシェだ。SNSとスマホを批判することで、人気者になること自体が年寄りの説教臭いし、その嘘は視聴者もすぐわかるだろ。フランキーと途中までの作家の彼はマジックバーでバイトしているのだから、食えていないかもしれないが、自分の芸を小さい店で披露している芸人たちこそ、凄みを感じてほしかった。 これに比べるとガンズ・アキンボやナーヴは映画はライブ映像を見せてこそであるという核心をついた誠実な作品であることよくわかる。 アザは小池百合子と整形水を思い出した。アウティングされることの何が面白いんだろう。今年ワースト候補をビバリウムと争っているかも。

タカシ