劇場公開日 2021年12月24日 PROMOTION

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ヴォイス・オブ・ラブ : 特集

2021年12月20日更新

2021年最後にして“最高”のおすすめ恋愛映画!
田舎暮らしの女性が富も名声も真実の愛も手に入れ、
子育てにも奮闘する物語 ~私ってよくばりですか?~

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2021年も早くも年末。この1年は上々だった人も、そうでない人も、映画ファンなら締めくくりに映画館へ向かいましょう!

そんななか、“おすすめしたい恋愛映画”がコレ! 12月24日から公開される「ヴォイス・オブ・ラブ」です。

田舎町に暮らす少女がその才能を見出され、瞬く間に世界的歌姫へと成り上がり、しかも真実の愛をも手に入れる……「最強のふたり」のスタッフが結集し、まさにパーフェクトで感動的な物語をつむぎ出しました。

この特集では、本作の魅力を3つの項目にわけてお届け。劇場へ足を運び、最高のひと時をご堪能ください。


【予告編】

今年最後にして最高のラブストーリーがやってくる!
感動と幸福があなたの胸を満たす、珠玉の映画体験を!

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[ストーリー]これは、ある歌手の実話に基づく“真実の愛の物語”

1960年代、カナダ。ケベック州に暮らす音楽好きな一家の“14人目の末っ子”アリーヌは、5歳の時に人前で歌いはじめ、その並外れた歌唱力で町の話題を集める。

やがて彼女は歌手になる夢を持ち、母は娘の夢をかなえるため地元の有名音楽プロデューサー、ギィ=クロードにデモテープを送る。12歳にしてデビューを果たしたアリーヌ。世紀の歌姫へと成長するための旅が始まる――それはアリーヌとギィ=クロードにとって、真実の愛と出会う旅でもあった。

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アリーヌとギィ=クロードはなんと26歳差。親と子ほども年の離れた2人ですが、お互いの才能や地位を利用するための打算的な関係ではなく、真実の愛としか言いようがない強い絆で結ばれていきます。この過程がひたすらに胸を打つのです。

そして上記のあらすじを読み、「おや?」と思ったユーザーもいらっしゃるのではないでしょうか。実は本作、「タイタニック」のテーマ曲などで知られる世界的歌手セリーヌ・ディオンの実話を基に、フィクションとして映画化した作品なんです。

やがて主人公たちに訪れるクライマックス……あなたはどんな気持ちで見届けるでしょうか?


[製作費なんと30億円]「最強のふたり」ゴーモン社が手掛けた、スケールと感動に注目!

日本でもヒットを記録した名作「最強のふたり」のゴーモン社が製作を担い、総力を上げて映像化しました。監督・主演・脚本はフランスの国民的女優バレリー・ルメルシエが務め、セリーヌ・ディオンのこれまでの人生を徹底的にリサーチ。深い共感を示し、どこまでも誠実かつエモーショナルに描出することに注力しています。

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そして製作費は、恋愛映画としては破格の30億円! 迫真のライブパフォーマンスや豪華な舞台、そしてきらびやかな衣装の数々に費やし、目も心も楽しませてくれる極上の映像世界を創出しました。

物語、スタッフ、製作費、そしてスケール感とエモーション。これらが、映画.comが今年最後にして最高クラスの恋愛映画だと紹介する理由なのです。


【編集部レビュー】某女性応援ハンドブック風に言うと
“よくばりすぎる女性の映画” …それがイイんです!

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※30代・編集者によるレビュー

まず言いたいのは、素敵な映画だった、ということだ。

ユーザーの皆様は「セリーヌ・ディオンのファン以外は楽しめないのでは?」と思っているかもしれないが、そんなことはない。筆者はディオンの人生についてはほとんど知らなかったが、彼女の人生の波瀾万丈っぷりに驚き、ときに笑い、ときに共感した。そしてそれらの感情が渾然一体となり、筆舌に尽くし難い感覚に包まれながらエンドロールをながめることとなった。

いくつか、筆者が大いに楽しんだポイントをかいつまんで記述していこう。

●アリーヌの人柄がとにかく素朴でパワフルで良い

映画を構成する要素はいくつもあるが、なかでもキャラクターは観客の感情移入のトリガーとなるため、ことさらに重要な要素と言える。その点、本作は主人公のキャラがとても好感が持てるから素敵だ。

ひときわ印象深いのが、アリーヌがラスベガスで3年間以上毎日、毎晩、ライブパフォーマンスするという常人離れした偉業を続けていた時期のワンシーン。公演前の控室で軽食が出されたが、それは食べられないほどカチカチに冷めていて……。

ただでさえ歌手やミュージシャンは繊細で気難しい(日本には「カレーが辛かった」という理由でライブをキャンセルしたカリスマもいる)うえに、開演直前のピリピリした時間帯だ。アリーヌは明らかなスタッフのミスに激怒する……ことはなく、なんとドライヤーの熱風を軽食に当て始める。「これがケベック流よ!」とハイテンションで言いながら。

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世界的スターにのしあがっても、彼女はカナダで大家族として暮らしていた“あのころ”からちっとも変わらない。そんなことが伝わる、とても好きなシーンだ。

トップスターの光と影を描いた作品を観ると、よく主人公に対して「映画で楽しむぶんにはいいけど、現実世界では関わり合いたくないな」と思ったりもする。しかし「ヴォイス・オブ・ラブ」は違った。アリーヌを観ていると、むしろ「一緒に仕事したら、パワーをもらえそう」だとか、ポジティブな感情が湧いて出てきた。


●26歳差の真実の愛 そして富も名声も、家庭の幸福もすべて手に入れるアリーヌ

アリーヌとギィ=クロードの恋愛描写について。最初は、この年の差はけしからん、と思ったりもした。しかし時間を追うごとに心境は変化し、最後には2人の愛を応援している自分がいた。

実はギィ=クロードからアリーヌにモーションをかけたわけではない。逆にアリーヌがグイグイ行った。ギィ=クロードは「年老いているし、離婚歴もある」ため身を引こうとするが、アリーヌがそれを許さない。目ではなく、心で……2人はお互いを利用し搾取するでもなく、ともに寄り添い、精神の根底からつながっていく。

ギィ=クロードのセリフが胸に刺さった。「老いぼれはじきに死ぬが、若い君は世界を幸せにしてくれ」。2人は生活の激変やスターとしての重圧にも引き裂かれず、美しい愛の形をスクリーン上に刻み込んでいくのだ。

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そしてアリーヌは、朝ドラヒロインよりもすさまじい想いの強さで、自身の願うものほとんどすべてを手に入れる。世界的歌姫の地位はもちろん、莫大な富と名声、そして家族や親類の豊かな生活、さらには子宝にも恵まれ、映画としては珍しいくらい幸福な人生を爆進していく。

普通の物語ならば、主人公は「何かを得るためには何かを失わなければならない」し、成功者としてプレッシャーが増すにつれ酒やドラッグに溺れたり、家庭が脆くも壊れたりするものだ。しかしアリーヌは努力と才能と強い意志の力によって、望むものすべてを得て、しかも大きな破綻もなく持続させる(このあたりがハリウッド映画とは大きく異なる手触りなので、観ていてとても新鮮)。

2021年12月、日本のある自治体が交付した「働く女性応援よくばりハンドブック」が物議を醸した。次々と願いを叶えていくアリーヌの姿は、そんな「よくばり」という言葉が象徴する無理解と偏見に対し「よくばりで何が悪い」と笑い、吹っ飛ばすかのように思えて、ひたすらに痛快な気分に浸れた。


音楽もイイ!つまり仏版「ボヘミアン・ラプソディ」
カンヌでも絶賛、この幸福を大スクリーンで堪能しよう

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[珠玉の名曲と大迫力のステージ]音楽映画としてもハイレベル!

本作をおすすめの恋愛映画と紹介しましたが、魅力は恋愛要素だけではありません、もちろん!

製作に30億円を費やし、音楽エンタテイメントとしても極上と言える作品を創出。大ヒットを記録しアカデミー賞で4部門を制した「ボヘミアン・ラプソディ」を彷彿とさせます。



↑この映像を観てもらえれば、その感覚は120%伝わるかと思います。ライブパフォーマンスは迫力と気迫がビシビシと心を刺激し、アリーヌの歌声を聞けばホロリと涙がこぼれ落ちそうになるでしょう。

ちなみにセリーヌ・ディオンの楽曲をアレンジして使用していますが、歌っているのはディオンではありません。オーディションを勝ち抜いた若手歌手ビクトリア・シオが名曲の数々を圧倒的な力量で歌い上げ、観るものの魂を震わせます。

また、アリーヌ役のルメルシェの存在感がハンパじゃあないことも印象的。監督として現場の全体をコントロールしつつ、12歳のころから大人になったアリーヌを1人で演じきっているんです。彼女はもともと舞台を中心に活躍しており、少女から老人まで1人で演じる作品も多いそうです。


[カンヌ映画祭で最も愛された作品]海外メディアも絶賛の嵐!

その珠玉の物語に、海外の名だたるメディアも釘付け。世界三大映画祭であるカンヌ国際映画祭で披露され、以下のような絶賛評を浴びたのです。

「ポジティブなエネルギーのラッシュ 並外れた贈り物」(Cine Europe)

「今年のカンヌで最も愛された映画。地方から世界的スーパースターになったセリーヌ・ディオンの旅に我々をジェットコースターに乗せて連れて行ってくれる」(Variety)

「音楽、ドラマ、ショーを構成する見事なパフォーマンスで溢れている。見たら話さずにはいられない」(NY タイムス紙)

「セリーヌのファンであろうがなかろうが、このラブストーリーに感動するに違いない」(Gala)

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[結論:やっぱりおすすめ]2021年最後or2022年最初の感動を映画館で!

以上、「ヴォイス・オブ・ラブ」の魅力をさまざまな角度からご紹介してきました。いかがでしたか? 恋愛映画が好きな人はもちろん、「ボヘミアン・ラプソディ」などの音楽映画に感動した人、そしてサクセスストーリー好きな人にも、自信を持っておすすめできます。

キャッチコピーは「この歌声は、世界を幸せにする」。2021年の締めくくり、あるいは2022年の始まりを飾りに、映画館へ足を運んでみてください。

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