ノイズのレビュー・感想・評価
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古風な映像美を感じました
冒頭に キャストは小さく、のどかな島の風景をパノラマのように撮られていたのは、昭和の映画のようでもあり、ゴダールの気狂いピエロのワンシーンのようにも感じました。
徐々にカメラは俳優に近寄り、同時に物語はボタンの掛け違えのように、もつれて、不条理が表に出てくる、そんな描き方をされているのかなと勝手に解釈して見ていました。
有名な俳優さんばかりでの、胃もたれ感もありつつ、久々に、トリックアートを見ているような、夢と現実の狭間の奇妙な感覚を感じさせてくれる映画でした。
どいつもこいつも狂ってやがる
全体的にストーリーが何か腑に落ちんかったので
「こりゃ映画に余計なもん入れたなと」思い、
原作コミック全3巻を読了。やはり改変(すべて改悪)されていたと判明。原作のほうが100万倍面白い。
ただ一つ良かったのは町長(原作では助役)役に余貴美子氏を起用していたことぐらいか。原作は男性で作品の登場人物がほぼ男であり男くさいと思った。
映画は原作の上っ面だけをつまんだだけでそこに至る背景を全く拾っていなく、なぜこのエピソードを使わんのかと憤る自分がいた。
永瀬演じる畠山刑事もあんなイヤミな感じではない。
(○○があってそうなってしまった)
未読の方はぜひ購読を。
主人公の演技は良くも悪くも藤原竜也(笑)
3番手の存在感
個人的には神木くんが闇堕ちしていく様がこの作品の肝でした。こんな演技する俳優だったんだなぁ。神木くんは、正直、これを観て初めて良いと思ったけど、本当に良かった。神木くんの事しか書いていないけど、それ程印象が強かった。
そして、鶴田真由さん、声が好き。
演技力で楽しめる
俳優のみなさんの安定の演技力で安心して最後まで見続けられました。
神木さん、本当に素晴らしいです。
また、松山さんや藤原さんはもちろんですが、
それより、
柄本さんや余さん、酒向さん、迫田さんなどなど、
脇を固めている俳優さんの演技が際立って良かったです。
特に渡辺大知さん、リアルに怖かったです。
この方の演技を初めて拝見した時、自閉症の役をやられていて、
その時も、ものすごーく印象に残ったのですが、
今回の場合は残らなくてもいいのに、キモさの余韻がハンパない…。
ストーリー的には、もっと深く心の揺れ動きを描いて欲しかったかな。
三人が、なぜそのような行動に至ったのかの心の動きが、あまり見えませんでした。
最高に好みだったのが、大友良英さんの音楽です。
ものすごく、カッコ良かった!!
小さな島に現れた不審な男。その男に娘を狙われたと思い込んだところか...
小さな島に現れた不審な男。その男に娘を狙われたと思い込んだところから始まる。島のノイズ(邪魔者)を消そうと必死になる小さな頃から島に守られ島に育てられた3人が、島の人をも巻き込んで大きな事件へ。果たして、本当のノイズは?
もう少しコミカルかなと思っていたが、全編シリアス。藤原竜也ハマってる♪ ただ黒木華がチョット薄いかな? 重要なファクターを担うには魅力が欠けてた気がする。
それでもハラハラドキドキ最後まで面白かったです♪
鶴田真由が出てた♪
サスペンスとしてみると、オチが弱く感じたが、飽きることなく観れたか...
サスペンスとしてみると、オチが弱く感じたが、飽きることなく観れたかなという印象。途中の余さんと、柄本さんのところは笑えて一番好きだったかも笑
神木隆之介さんが誰よりも輝いていました。
DEATHNOTEの藤原竜也さんと松山ケンイチさんが共演ということで、映画館へ観にいきました。
初め予告を見た時に、藤原竜也さんと松山ケンイチさんの2人に神木隆之介さんは歳的にも合わないのではと思っていましたが、とても謝罪したい気持ちになりました。誰よりもかっこよかったです。
話はそもそも何故そうなるのと現実味がないことが多かったです。そもそも、人が死にすぎです。役者さんの豪華さに助けられている感じです。
いやいや…
あまりに短絡的過ぎるよ…。
ある意味で、なるべくしてなったという結果なのかも知れないけど…。
そこまでやるなら、島民が一致団結して、もっと突き詰めて欲しかったかなぁ…。
本土からの来島者がノイズって方が、もっと面白かったような…。
面白かったは、面白かったけど、なんかなぁ…って感じ。
解説文の「時代に取り残され」の是非
2022年映画館鑑賞10作品目
2月23日(水)イオンシネマ石巻
原作未読
原作は『予告犯』の筒井哲也
監督は『ゲレンデがとけるほど恋したい。』
『ヴァイブレータ』『機関車先生』『雷桜』『きいろいぞう』『だいじょうぶ3組』『さよなら歌舞伎町』『娚の一生』『ストロボ・エッジ』
『オオカミ少女と黒王子』『彼女の人生は間違いじゃない』の廣木隆一
脚本は『きいろいぞう』『町田くんの世界』の片岡翔
愛知県の離島猪狩島はいちじくで町おこしをしようと盛り上がっていた
そんな平和な島によそ者がやってきて状況は一変する
その男は少女レイプ殺人で刑務所に入っていた元囚人で出所後の仕事の世話をしてくれた男性を殺害するようなろくでなしだった
いちじくを栽培している泉圭太のハウスに侵入していたその危険人物は揉み合いのすえ倒れた際に頭を打ち死んでしまう
現場に居合わせた泉圭太と田辺純と守谷真一郎は正当防衛とはいえ村のイメージダウンを避けるため秘密裏に死体を隠すことを計画
ところが本土から警察はやってくるわ町長にバレるわで事態は複雑化し罪を重ねてしまう
睨みつける松山ケンイチの顔つきがやば過ぎる
泉親子3人と一緒に走るシーンがあるがその前の目つきが普通じゃなかった
結局そういうことか
泉圭太中心に映画を観ていたが2度目は松山ケンイチに注目して鑑賞したい
話としては面白いがそれゆえにリアルでいうと無理があると感じた
黒木華がモテモテという設定はありがち
納得がいかない人も多いだろう
だがしかし美人でもなければかわいいタイプでもなければ胸が大きいわけでもないのになぜかモテる女は世の中に少なからず存在する
高嶺の花より人柄の良さが顔に滲み出るような女が男を惹きつけるのかもしれない
それにしてもどうすれば良かったんでしょうかね
2人で加奈をシェアすれば良かったんでしょうか
島でいちじくを栽培している泉圭太に藤原竜也
圭太の友人で猟師の田辺純に松山ケンイチ
圭太と純の友人で島のお巡りさんの守屋真一郎に神木隆之介
圭太の嫁の泉加奈に黒木華
本土からやってきた刑事畠山努に永瀬正敏
本土からやってきた刑事青木千尋に伊藤歩
島にやってきた変態殺人犯の小御坂睦雄に渡辺大知
島の農家・横田庄吉に柄本明
庄吉の息子・横田昭一に酒向芳
昭一の嫁・横田洋子に菜葉菜
庄司町長の部下・野毛二郎に迫田孝也
真一郎の母・守屋仁美に鶴田真由
島の医者・山下伸介に大石吾朗
島にやってきた厚生労働省の役人・酒井義昭に波岡一喜
真一郎の前任者・岡崎正に寺島進
猪狩町の町長・庄司華江に余貴美子
前科者の世話をする活動をしていた鈴木賢治に諏訪太朗
本編には関係ないが解説文の「時代に取り残され」の一文が気になる
過疎は事実だろうが時代に取り残されたはあまりにも失礼すぎる
島民はみんなスマホだし自動車で移動するし住居は竪穴式ではない
愛知県民でもないし島の住人ではないが腹立たしい
東京の最先端がそんなに凄いか
バスタ新宿がそんなに凄いのか
渋谷ストリームがそんなに凄いのか
高輪ゲートウェイがそんなに凄いのか
東京なんてコロナ禍の真っ最中なのにパーティーでどんちゃん騒ぎした挙句に会場の屋上から飛び降りて大怪我するテレ朝のバカが東京人代表じゃねーかドアホ
「羊の木」
今年21本目。
2018年2月の「羊の木」は殺人犯6人が刑期を終え、過疎地の人口減の対策として移住する映画。今作とは内容は違いますが舞台設定が少し似てるかな。その作品で殺人犯が刑務所を出て最初の中華料理店で貪るように食べるシーンが凄い印象的だったので、レビュー書きたくなりました。豪快だったなあと共に刑務所出た最初の食事はああなるよねと痛烈でした。
余談でしたが今作は設定がいい。予告でもうお客さんのハートを掴んでいると言うか主人公達がどんどん追い詰められて行く所が面白い。
2018年10月の「億男」が藤原竜也劇場でしたが、今作もその部分が見れて感動。松山ケンイチもいい。こう言うサスペンス非常に好きです。
嘘と借金はどんどん膨れてゆくのだよ。
「嘘と借金はどんどん膨れて
取り返しがつかなくなるのよ」
ってお母さんの言葉を思い出した。
そんな 雪だるま悪化サスペンス 。
「デスノート 」の2人と
めっちゃ名演技の 神木隆之介 さん。
脇も素晴らしい。
個人的にラストの気持ちの持ってき方が
ハマらなかった。
もろもろの動きや動向は理解してるけど
島を守る気持ち
妻と子を守る気持ち
親友を守る気持ち
の持ってき方が
“全てを知ってるのは僕ら観客のみ”
の作品だから(あ、一部のアイテムは推測)
個々の役者の表情の意味が
伝わらなかった。
その時の音楽も……
あ、これは趣味の問題か。
いい作品ではあるけど
良い作品かどうかは疑問かなー。
後味悪い
なんで、アポ無しで元犯罪者を島に連れてくるんだよ。これにつきます。
すごくモヤモヤする。元犯罪者も殺すなら島に来る前にだろ?しかも、殺してどうするつもりだったんだろう。衝動的に殺したのか?疑問しか残らない。
素晴らしい配役では?
藤原竜也の 安定感。
松山ケンイチの悲壮感。 神木隆之介のオドオド感。
芸達者な 俳優さんで あっという間に時間が過ぎました。
人間って 親しくしてても 残酷な者なんですね。
私自身も 何十年も 付き合っていた親友との関係を バッサリ 切りましたが、
松山ケンイチの気持ちが 痛いほど 理解できます。
コロナで びくびくして 観に行きましたが、とても 良い映画を見て、楽しめました。
極東の島国に住む私の感想
はい。よく私の馬鹿レビューを覗きに来て頂きました。
この映画は結構シリアスです。笑いに変換するのは難しいです。
いきなり関係ない話しになります。ある意味ホラーです。
私の知人から聞いた話しです。知人の知人も中学校の教師です。異動の時期に次の勤務地の希望を取ります。大体の人は近隣を希望します。当たり前です。奥多摩とかだったらきついよね。
ところがある先生は、「どこでもいい」と回答しました。まあ東京だしね。異動先が訓示されました。それがなんと・・・
青ヶ島‼️
少し説明します。八丈島から定期船が1日1本。しかし海が荒れるとすぐ欠航します。ヘリポートはあるのですが一ヶ月前に埋まります。
小笠原諸島より東京に近いものの、孤島の中の孤島。
釣り好きの人はいいかなあ。いや違います。生粋の火山島です。周りは全部崖です。
釣りは出来ません。いるのは精々、船越英一郎くらい。
この方はしかも妻子持ちで都内に家も持っている。
いやはやホラーじゃないですか。島流しだよ‼️
こいつはまさに大迷惑‼️街の外れでシュビュドワーだよ!
住所は無し。無番地です。字もない。人口は約170人。川も井戸も無い。雨水を使ってます。学校の近くに本土にいった時に迷わないよう、一個だけ信号が有ります。
少し話しがずれるんですが、私はディアゴスティーニの一号だけ買うんです。一号はメッチャ安いからね。で
、最近「日本の島」シリーズが始まったんですよ。値段はなんと190円!
表紙はなんと青ヶ島‼️買うっしょ。なにしろ江戸川区のクソ貧乏長屋の住人だからね。
どんどん青ヶ島に詳しくなる。
多分だが一軒だけ飲み屋がある。名前はブルーアイランド。青ヶ島で子供が生まれると放送がある。教師の出入りは港に島民全員集まる。
住民全員顔見知り。子供は島の子。学校の運動会は島の人にとっては運動祭り。
当たらずとも遠からず。色々思っていたら猛烈に行ってみたくなりました。青ヶ島に。
いや実際は行きません。青ヶ島は今だにコロナ感染者がゼロ。招かれざる客ですから。
閑話休題、その先生は行きました。単身赴任です。
あの時、選択していれば・・・しかしながら、アフターフェスティバル。後の祭りですね。
男です。否、漢(おとこ)
でもね皆さま考えて下さい。日本は全部、島でしょ。
北海道も九州も島。島国根性ってネガティブな意味で使われるけど、どこがいけないんだ!
国民性も内陸国とか半島国とか違って当たり前。島国根性、上等じゃねえか!
島国根性って同調圧力、ことなかれ主義、そんな感じでしょうか。でもね、絆は強い。隣人愛と言ってもいいでしょう。
ともあれ青ヶ島はコンビニもない。映画館もない。確かに不便だけど・・・不幸じゃないよ。
そんなこんなで今から映画の感想です。まっ蛇足ですからね。
冒頭から不穏な空気が漂います。
どうやらどこかの島です。老境に差し掛かった保護司の鈴木賢治(諏訪太郎)が出所した元受刑者の御御坂陸雄(渡辺大知)の就職先を探しています。
ところがなんといきなり保護司を殺害!
こいつがねぇ、またクズなんですよ。少女の強姦殺人で服役してたんですからね。いや見た目は割と若いんですが、20年はくらうんじゃねえの、もしくは死刑か無期懲役だよ。
主人公な泉圭太(藤原竜也)はこの島、猪狩島で黒イチジクの栽培をしています。奥さんは加奈(黒木華)
可愛い娘がいます。友人の田辺純(松山ケンイチ)は漁師で圭太の御手伝いをしています。新米巡査の守屋真一郎(神木隆之助は弟分的な存在です。
そして圭太は娘が見当たらない事に不安を覚える。
恵里奈ー 恵里奈ー いません。
と、その時です。ビニールハウスに怪しい人影。そうです、御御坂です。御が二つついてますが一切尊敬出来ません。
娘は?何処だ?もみ合います。そしてもみ合いの末、御御坂死亡。チャンチャン。良かったね。
じゃねえー 島の補助金5億。圭太が捕まったらチャラ。どうする?どうなる?
こう言っちゃあなんだが、私には傷害致死じゃなくて事故にしか見えない。不法侵入をしているんですよ。ただね、隠蔽すると保護責任者遺棄致死です。最初から救命措置を取れば良かった。
それを言っちゃあおしめえよ‼️
その後、死体をめぐる、てんやわんやが始まるわけです。ヒッチコックの「ハリーの災難」みたいですね。
いやね御御坂が死んだ時。それが・・・
3万円、5万円、10万円、運命の分かれ道!
おい昭和生まれしかわかんねえよ‼️
それではガッチリ死体を隠しましょう。
倒叙型の推理ドラマです。刑事コロンボとか古畑任三郎みたいなもん。永瀬正敏が刑事役です。申し訳ないけどいやらしさがたらないんですよ。
何回も言うけど最初の所で引っかかってしまって・・・ドラマにするには致し方ないんですが・・・
そして死体が増えるわけです。いや・・・だから・・・やめておきます。
猪狩島(ししかりじま)のロケ地は愛知県の篠島らしいです。いい風景です。一回行こうかな。
諸悪の根源の江戸川区民はくるんじゃねえ‼️
結論は、「天網恢々、疎にして漏らさず」私だったら・・・
ガッチリ自首しましょう!
こんな長文、駄文にお付き合い頂きありがとうございました。まあ私のレビューがノイズです。
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