劇場公開日 2021年9月3日

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モンタナの目撃者のレビュー・感想・評価

全127件中、81~100件目を表示

3.5妊婦は最強

2021年9月6日
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《で、どーゆーこと?》《‥で、どーなったの?》
所々モヤモヤは残りましたが、アンジー格好良かったです。
それ以上に妊婦すげー!

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M U

2.0「アンジー、疲れてない?」モンタナは『リバー・ランズ・スルー・イット』の舞台

2021年9月6日
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鑑賞方法:映画館

正直申し上げて「面白かった」というコメントはできません。自分の判断ミスで少年たちを焼死させてしまったという心の“トラウマ”を抱えた女性が困難に立ち向かって、復活するという内容です。それはそれで人間成長物語としてはオッケーなのですが、脚本が「ありきたり」なのです。消防士ですが火災の消火活動において、犠牲者をたくさん見てきています。ですからこれくらいで“トラウマ”を抱えられては仕事になりません。過去の映画では良かったと思うのです。でも今はもっと新しい展開ならびに脚本にして欲しかったです。「どんでもないトラウマ」です。観ているわたしたちも落ち込むような、、、、。
それとアンジェリーナ・ジョリーは現在46歳ですか。アクションシーンもありましたが、「キレがない」「走れていない」印象が強かったです。肉体を活かす役より『チェンジリング』のように芸術的な映画に出演して欲しいです。
余談ですが、元夫ブラッド・ピット出演の『リバー・ランズ・スルー・イット』の舞台ってモンタナなんですね。今回、モンタナの山が炎上します。
「過去よ、さよなら」でしょうか。

『運だぜ!アート』のluckygenderでした

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『運だぜ!アート』

4.0良作!

2021年9月6日
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テイラーシェリダンにはずれなし!配信限定のウィズアウトリモースは脚色、脚本のみの作品からかいまいちでしたが、今作は自分好みの作品。ウィンドリバーも然りながら大自然の山火事とリアルかつタクティカルな暗殺者とのサスペンスはありそうでなかった設定。
決してハッピーエンディングとはいえないところがテイラーシェリダンぽい。あの少年は生き残ったはいいけどこれからどうしていくのか。。。
最悪なことがあっても我々のリアルは生きていかなくてはならない。なんとか考えながら。。。

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90's

3.0金曜ロードショーで観たい映画No.1

2021年9月6日
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ってな感じで普通に面白いですがあらすじを読めばラストまでほぼ予測できる内容で、「まぁそうなるよね」という展開が続きます。

他の方のレビューにもある通りアリソンの爆活躍っぷりは痛快でした

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Chapman

3.0炎に任せる

2021年9月5日
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子供たちを火事から救えなかったトラウマを持つ火災救助員の主人公が、父親の殺害現場を目撃し、追われる立場となった少年を守ろうと奮闘する物語。

武装した悪人と山火事の2方面からの危険が迫る、サスペンスとディザスターの融合作品。

序盤はビックリ音シチュエーションに少しビビりつつ、終始悪人と山火事に襲われるスリルが漂う。

今度こそ子供を救いたい気持ちで闘うハンナがカッコ良い。
・・・が、それよりカッコよいのは妊婦さん!!馬を選択するセンスよ。出で立ちも相まって、ライフル片手に走る姿はウエスタンさながら!!相手は素人かな(笑)

基本的に終始退屈しない展開だが、サスペンスならひとつゾクッとするような伏線回収とかが欲しかったかな。形勢逆転の一手もただのタフさ(!?)もうひとつ何かを!!
ホント、それ以上でもそれ以下でもないといった所。

でも、小難しい話は一切ないので、難しく考えずに観れる作品である点はグッド。

100分程の上映時間も丁度良いですね。

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MAR

4.02人の父親に敬意を

2021年9月5日
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鑑賞方法:映画館

不正を正そうとして命を狙われた会計士の父親から真実を託された少年とその少年を守ることになったトラウマを抱えた女性消防士のお話。

昔から女性は強い!母は強いと言うじゃないですか
主人公のハンナだけでなく保安官夫人のアリソンという強い女性が出てくる
だから本作も一見すると強い女性の物語にみえる

でもそれだけじゃない
命をかけてコナーを逃した父オーウェン、家族のために戦ったイーサン。強い父親の物語でもあるように思えた

女性だけじゃなくお父ちゃんも強いんです

真実が明らかになっていないからモヤモヤも残るけれど斜に構えることなく素直に観ることができる映画でした

個人的な一言
コナーを逃す父のシーンに数年前にあった猛吹雪の中子供を守って凍死したお父さんのニュースを思い出した
虐待のニュースが珍しくない世の中にも子供のためなら命をかけられる人間がいる。
観ていてしゃくりあげて泣きそうだった

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きのこ

4.0山火事を見たら直ぐに逃げろ!!

2021年9月5日
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観ながらオンリー・ザ・ブレイブ、ザ・コンサルタントを想起した。

会計から会社の不正に気が付いてしまったら有能な殺し屋じゃなきゃ勝てないのか、、

アリソンのシーンは少なかったけどめちゃくちゃ印象に残ったし強かった。

コナー役の子の芝居が上手い。

お父さんが油性ペンを使ったことを祈る🙏

ウインド・リバーのクソ野郎が良い仲間で出てきてホッとする。

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はやみさかさら

4.0なかなか見応えあり

2021年9月5日
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意外と言ってはなんだが、低予算(?)の割にはハラハラドキドキさせられて見応えがあった。
尺が短い分、ストーリーの繋がり的に少し雑な部分もあったりするが逆にダラダラと無駄な構成が無いので終始飽きずに見られた。
猛威を奮う自然環境と武装グループと対峙しながら孤立無援の主人公が脱出を図るという内容は何となく、随分昔の織田裕二主演の「ホワイトアウト」を思わせる感じだった。

それにしてもアンジェリーナ・ジョリーは相変わらず美しい。殺し屋役のニコラス・ホルトにボコられてズタボロになっても、山火事の煙を浴びて煤だらけになっても、凛とした表情は違和感など忘れさせてひたすら美しい。
(下着1枚になる着替えのシーンは要らないと思うが)

あと、個人的にはもう一人の殺し屋役のエイダン・ギレンのかすれ気味の渋い声が良かった。この人は「ボヘミアン・ラプソディ」のジョン・リード役で見せたようにクールな役が合ってる。そういう意味で冷酷無比な殺し屋役はピッタリはまってたと思う。

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藤崎修次

3.0はぁ??命がけで伝えたかった秘密って何やねん!!?不動のヒロインが故に、安定したつまらなさ。皮肉やなぁ。【最後の3行iPadで消せません。】

2021年9月5日
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【ネタバレあります。要注意】アンジェリーナ・ジョリー
のための小作品。こじんまりまとまっていすぎて、記憶に残らない可能性大。小さな佳作ではある。時間が短いので見やすいことは良いことだ。

フロリダかどこかで、検事だかの自宅が爆発。その関係で心当たりのある会計士が、狙ってくる悪党からモンタナ?まで自動車で逃げる?って・・・アメリカの東南から西北まで・・途中飛行機乗ったのだろうが、その描写(悪党が搭乗したのは見た。)気づかなかった。何千キロやねん。そして林道で待ち伏せされて銃殺。しかし、狙われた原因であろう「秘密」の手紙託された息子は山中生き延びる。大自然の山中途中で主人公に出会う。アンジー大健闘(後半の最後の「検討」→「健闘」ね。もう!使いにくいなぁ!iPad)

逃避行。不思議ちゃんな映画。そして画面は灼熱でメラメラと燃えているのだが、心はサッパリ燃えない映画。

とにかく最後は悪党全部死んで、めでたしなのだが、
①「秘密」って何やねん!明らかにせいよ!
②悪党が組織の割には、2人だけ、ショボすぎだろ。

主人公、森林消防隊員で
①トラウマがチトショボい。描写含め
②普通火の方向から、監視塔と連絡取れないんだから、二重の意味で、救援すぐにくるだろに、来ない。
悪党が起こした山火事と、会計士の息子の少年狙う悪党からの逃避行。山が一気に燃え上がる。火が迫る。

でもなぁ、アンジェリーナ・ジョリーが主人公の段階で、絶対この人と少年助かるに決まっているし・・・
なんか安定したつまらなさ。勿論アンジェリーナはアクションで検討してるのはわかるけども・・

ちなみに「モンタナ州」って、日本と同じくらいの広さなのに、人口はたったの106万人。富山県とほぼ同じ。州都ヘレナって聞いたこともないよ。

悪党が起こした山火事と、会計士の息子の少年を狙う悪党からの逃避行。山が一気に燃え上がる。

でもな・・・アンジェリーナ・ジョリー

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満塁本塁打

3.5100分!シンプルなサスペンス

2021年9月5日
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久しぶりにスクリーンでアンジーを見て、やっぱり存在感があるなぁ(やっぱりスクリーン映えする女優って、目鼻立ちと眼力が特徴的だよね)と感心していると、周りのキャスト達の演技がまた素晴らしい。

特に子役の少年は、多彩な表情を見せてくれるので、それだけでこっちが涙腺を刺激されてしまう。

ただ、物語の展開や構成はもう少しなんとかできたのでは?と思わざるを得ない。

予想に反してアンジー以上のヒーローじみた活躍をするキャラクターがいるかと思えば、突然ヒール度を暴走させる「彼」には驚かされるし、クライマックスの対決も「いや、そこはさすがに…」という感じも。

ラストの取ってつけたような仲間の「バディ」感はほぼ意味がなく、主人公のトラウマもあまり活きていない。
全体通してそれぞれのキャラクターの立ち位置がチグハグに感じてしまった。

これは作り手の問題ではないけど、そもそも「モンタナの目撃者」って邦題が内容に則しているとは思えない。(「目撃」したことは二次的な問題だし…)

気付いたらすごく否定してる様な感じになってしまったが、100分でコンパクトにまとめられたシンプルなサスペンスなので、軽い気持ちで観るくらいが調度いいかな。

44

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キレンジャー

3.5山火事って拡がるのこんなに速いの!?

2021年9月5日
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久しぶりのアンジー、なんか、いいおばさんになったね。
ストーリーはかなり単純。汚職の証拠を握っている父親を殺された男の子を、主人公の消防士が殺し屋から逃がすお話。
殺し屋は2人組で、プロらしく殺人に躊躇がない。仕事だからね。ただ若い方が時々迷っていて、裏切りそう〜って期待しながら観てました。
主人公のハンナは、一年前子供を救えなかったトラウマを抱えていた為に、後悔したくなくてコナー君を助ける事にした。分かりやすいよね。あと、重用なのは、保安官夫婦。妊婦なのに、殺し屋とバトル。あり得ね〜!2人とも素人にやられちゃうなんて、あり得ね〜!
ま、2人が助かるのは分かってたから、勧善懲悪でハラハラドキドキの予定調和。コナー役の男の子が上手くって良かった。ただ、最後、助かってマスコミの取材を受けそうなんだけど、ちゃんと取り合ってもらえたかなぁ。
あと、遭遇した事ないけど、山火事ってあんなに速いの?ダッシュで走っても逃げきれないなんて、消せないよね〜。
頭空っぽにして、とっても楽しめました。

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涼介

3.0まぁまぁ

2021年9月5日
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エイダン ギレン出てきた時に、あ、なんかLEONの時のゲイリーオールドマンの雰囲気やなって思った。映画は良かったんだけど、襲われた内容とは?襲撃者の組織は?その後は?解決編とかあるの?

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トオル

3.0エンタメに振り切った作品

2021年9月5日
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過去の失敗で一線から退いた森林消防隊員が、目の前で父親が殺されるのを目撃した少年を護るべく、暗殺者と森林火災に立ち向かう。

事件には大掛かりな汚職事件が絡んでいて、かなりの大物が背後にいるようだけど、その辺りの真相にはほぼ触れず…
〝アンジーが少年をどう護るか〟その一点にフォーカスした非常にシンプルなストーリーでした。

山林火災のシーンは、森林セットを砂漠に作りCGも使いながらリアルに再現したそうで、猛烈な炎と舞い上がる火の粉の映像が今作のハイライトでしょう。

出会う人間皆殺しかよ!って具合に暴れ回る暗殺者たち…でも、そんな切羽詰まってんならなんで2人しかいないんだよ…
「しっかりして貰わないと困るよ」レベルのしょーも無い話をする為に、わざわざ現場から離れた場所に呼び出すんじゃねーよ…なんて無粋なツッコミはやめておいて
、振り切れたエンタメ作品として楽しむことをお勧めします 笑

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葵蘭シネマ

4.0深みのある余韻が残った

2021年9月5日
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 主人公ハンナを演じたアンジェリーナ・ジョリーは熱のこもった怪演であったが、ハンナとコナー少年のシーンとジャックとアリソンの保安官夫婦のシーンとで注意が分散してしまって、ハラハラ感、ドキドキ感があまり盛り上がらなかった。
 ただアメリカ映画には珍しく、家族第一主義でないところや必ずしもハッピーエンドではないところは悪くない。それに加えて、政権中枢にいると思われる強大な敵の存在を匂わせるところもいい。いずれハンナの敵になるであろうことを予感させて、序盤はかなり期待させる内容だった。

 コナー少年の父親は勇敢な会計士であり、依頼主から受け取った国家機密に等しい情報を命懸けで守ろうとする。1993年のアメリカ映画「デーヴ」では、民間の会計士がアメリカの財政を精査したら無駄な予算がごっそり出てきたという場面があったが、この作品では無駄な予算どころか、ヤバい予算を発見してしまった訳だ。
 父親は自分に危険が迫っていることを察知して、情報をコナーに託すのだが、お前が信じられる人に渡せというのは少年にとってはかなりの無理難題である。目の前で父親を惨殺されたコナーがハンナに遭遇したのは、それぞれにとって幸であったのか不幸であったのか。心に大きな傷を抱えたふたりが互いの傷を舐め合う前に、危険はすぐそこに迫ってくる。
 そこまでの展開はよかったのだが、それから先が冒頭に述べた通り、ちょっとダレる。サスペンスとしてのインパクトに欠けているのが恨みだが、社会派のドラマ、ヒューマンドラマとしては優れていると思う。

 大団円。少年がハンナに、こういう不味いものを食べているから痩せているんだねと言ったのに対して、ハンナは私は引き締まってるだけよという意味のleanという単語を使っていた。それは強靭な肉体を維持し続ける消防士としてのハンナの矜持である。それを話したことが少年にとって何か意味を持つのかどうか。コナー少年の未来について含みをもたせたラストシーンには、深みのある余韻が残った。

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耶馬英彦

1.5このラスト

2021年9月5日
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からの展開が観たいのに!
火災シーンは凄いけど物語は不完全燃焼。人間関係を描くのが大事なのに描き切れてない。サブスク配信で観るレベル。

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jet

2.5人はパンのみに生きるにあらず

2021年9月5日
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興奮

人は生き残るために不正義を貫けるのか?
貫いたがために心が死んでしまうこともある。
名誉ある死を選ぶか?
不正義を貫いて生き長らえるのか?
この心の葛藤は拭うことは容易でない。

それにしてもあの2人の殺し屋は間抜け過ぎる。

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ちゆう

2.5キャスティングが心臓に悪い

2021年9月5日
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他の映画だと殺し屋やってる人が警官だったから、
「絶対この人裏切る!」とハラハラしてたけど、そういう訳ではなかった。
けど、人相悪いから最後まで寝返りそうで心臓に悪かった。

普段なら良い役の男が殺し屋だし、キャスティングで先入観弄ばれた感じ。

命を狙われてる男の子を偶然助ける事になるのがアンジーなのだけど。
新人研修の後ろで、ビール飲んでウェ〜イ!て騒いだり、
トラックの後ろに乗ってウェ〜イ!てパラシュート遊びしたり(逮捕される)、
こんな人ぜったい信用できないって描かれ方なのに、
「私が一番信頼できる人間YO!」って男の子を説得するシーンはギャグかと思った。

フツーに退屈しないで楽しめたけど、結局男の子はどうなったのだろう???

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ababi

2.0トラウマいらなくない?

2021年9月4日
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怖い

単純

興奮

トラウマを抱える花形森林消防隊員が殺し屋に追われる子供を護る話。

フロリダに住む地方検事宅が爆破され、共に企業の不正を曝いた法廷会計士がそのニュースをみて息子を連れて逃走し巻き起こっていくストーリー。

早々に展開が読めてしまうつくりから、話を拡げ、いい歳してアメリカンヒャッハーな森林消防隊員達の描写とか、超ご都合主義というか都合の悪い?天災とか、かなり無理矢理な感じがするし、重さがテンポの悪さから来ているだけに感じて自分にはハマらず。

何だかもうちょい上手く作れなかったかな?と面倒臭さと冗長さを感じた。

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Bacchus

4.0モンタナはどこ?

2021年9月4日
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まず、タイトルのモンタナがどこか、そこからだ。山火事がネタなので、山は間違いない。…(検索中)なるほど、アメリカ西部、ロッキーの山々がそびえる、大自然かー。グレイシャー国立公園、イエローストーン国立公園があるんだ。いいね。行きたいね。

しかし、湿度の高い日本と違って、乾燥しているアメリカ西部は、山火事の規模が大きい。よくニュースになるけど、どれくらいの災害なのか、ピンと来なかった。が、こりゃ戦争の後の焼け野原みたいじゃないか。野生動物もたくさん死んじゃう。煙で大気も汚れる。灰だらけ。被害甚大。

そこに立ち上がる森林消防隊。「ウインド・リバー」では寒くなったが、今作では熱い。メイキング映像を見たら、黄色いライトを使って撮影してたので、実際に火事は起こしてないが、真に迫る映像だった。全力で走る速さで火が追ってくるって、怖すぎる。しかし、火より先に煙が来ないのかな。熱いより息ができない方が先な気がするけど…。

そして殺し屋。最初の方はいい仕事ぶり。だけど、だんだん弱くなっちゃった。ま、人手不足と伏線張ってたし、ブラックな雇い主のせいで疲れが出ちゃったんだね。

アンジェリーナ・ジョリーはスタイル良くて、やっぱ色っぽい。フィン・リトルくん、くるくる巻き毛がかわいい。ジョン・バーンサル、シェリダン作品の常連だけど、今まで見た中で一番いい役だった。この充実した配役で、主役のアンジーさえ食った、アリソン役のメディナ・センゴア! なんじゃこの強さは! アリソン、あなたの前職は何ですか? 軍隊? 工作員? 警察官? 彼女を主役にしてもう一本、映画撮れるっしょ。

シェリダン監督にしては、今回は若干マイルドな印象。ヒリヒリ感がちと薄い。アメリカの暗部を描くのも終わりにして、ヒューマンものへシフトしていくのか。それはそれで楽しみかも。

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ぷにゃぷにゃ

5.0森林火災もの+暗殺者に追われるという珍しい組み合わせ。

2021年9月4日
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今年114本目(合計178本目)。

過去に森林火災のことでトラウマになった女性と、その女性を狙う暗殺者との対峙がテーマという作品。森林火災自体は日本でも時々起こりますが(消防体制がしっかりしているので、あまり延焼はひどくならない)、海外だと延々1か月燃え続けたりということは普通にあるそうです(国土面積が違うし、消防行政も全然違うので、一概に比較はできない)。

お話の筋自体は、この2つ「それぞれ」はわかりやすいのですが、両方を混ぜてしまったために、どちらも消化不良になってしまって、しかも、後半にいたるとアクションシーンになりますが(いわゆる、撃ち合い)、結局森林火災はどうなったのかとか、暗殺者は何者だったのかとか、謎な部分が残ったまま終わってしまいます(続編前提の作品なんでしょうか?)

このような事情もあり、どう考えても「森林火災を起こさないように火の取り扱いには注意しましょう」という趣旨の映画ではないことは明確な一方、異色な2つを混ぜてストーリーを展開したことはわかるのですが、いかんせん、展開が突飛なまま終わるという問題があり、そこは気になりました。ただ、ストーリーの筋「自体」はわかるので(俗にいう巻き戻し描写などはないので、何の話をしているかわからないという類型はない)、そこまで低評価ではなく、今週(9月3日の週)では本命~対抗には入ってくるのでは…と思います。

 ※ いつも気にする英文法ミスは少ない一方、この映画、なぜかしら関係代名詞・関係副詞が妙に大好きで(序盤からバンバン飛んでくる)、かなり多く登場します(高校英語程度の文法以上は登場しない)。この関係詞は使い方を誤ると「意味が分からなくなる」類型を生みますが(先行詞が一意に特定できない、係り方が複数解釈可能で二通り以上の解釈が可能等)、そのミスは「まったく」みられず、理解のしやすさも手伝って、余り気になりません(関係代名詞等は乱用すると、時によっては「文法的には正しいが、誰もそんな言い方はしない」という類型もあるが、そういう不自然さはない)。

 採点は下記が気になったものの、大きな傷とは言えないので、5.0まで切り上げています。

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 (減点0.2) やはり「森林火災」と「暗殺者の存在」は、単独では理解できるのですが、両方同時に出てくると、何を伝えたいのかはっきりせず(いわゆる「何かを伝えたい」という趣旨ではなく、単純に娯楽映画と解することも可能?)、2つ混ぜた結果、さらに、上述した通り(他の方もレビューしている通り)、「どちらも中途半端なまま終わる」ため、「消化不良」という類型は存在するのかな…とは思いました。

 ただ、逆にいえば「~・Part2 」があるという趣旨であえて描写しなかった(ただし、Part2の予告編などは一切ない)という解釈も「一応可能」で(それには期待してます)、上記のように「あまり意味はなく、単純に娯楽映画」と解することも可能で、確かに「2つ混ぜて意味が理解しづらい」類型はあるものの、「意味不明なまま終わって???過ぎる」ということも「積極的悪害をもって、ではないので(続編を意識したと解するのも妥当)、この「続編の期待」も兼ねて、フルスコアの0.2減点の扱いにしました。
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yukispica