あらののはて

劇場公開日:

あらののはて

解説

「カメラを止めるな!」のしゅはまはるみ、「イソップの思うツボ」の藤田健彦、舞台演出やアニメ作品に携わってきた長谷川朋史による自主映画制作ユニット「ルネシネマ」の第2作。25歳でフリーターの野々宮風子は、高校時代に美術部の男子生徒・大谷荒野に頼まれて絵画モデルをした際に感じた謎の絶頂感を、いまだに忘れられずにいた。絶頂の末に失神した風子を見つけた担任教師の誤解によって荒野は退学となり、それ以来、風子は彼と会っていない。友人の珠美にそそのかされた風子は、荒野に会いに行くことを決意。現在はマリアと同棲している彼のもとを訪ね、再び自分をモデルに絵を描くよう迫るが……。女優・ダンサー・振付家として活躍する舞木ひと美が主人公・風子、「あいが、そいで、こい」の高橋雄祐が元クラスメイトの荒野を演じた。

2020年製作/69分/日本
配給:Cinemago
劇場公開日:2021年8月21日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

0.5時間とお金の無駄でした

2022年5月1日
iPhoneアプリから投稿

全てにおいてつまらない作品でした。脚本も編集も監督も評価するに至らない。

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captain

3.0綺麗な空の描写、気持ちと合わせる音楽とかよかったけど、心情の部分は...

2021年9月10日
iPhoneアプリから投稿

綺麗な空の描写、気持ちと合わせる音楽とかよかったけど、心情の部分は??の感じだった。

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おれ

2.0新しい演出なのか、先人が無いと結論付けた演出なのか

2021年9月6日
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東鳩

4.0哲学のような硬派な作品、上質で良質な映画体験

2021年9月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

初のシネマロサインディーズフィルムショーでの鑑賞。ホントはのんびり夜風に当たりながらすぐに感想を書きたかったけど、このご時世なので翌日になっちゃった。

なぜこんな前フリをしたのかと言うと、個人的には今後も記憶に残るような上質で良質な映画体験だったから。今年21の自分からすると、作中で綴られる"8年の空白"はかなり興味深い。それが新鮮な余韻をもたらしてくれるから。

鑑賞後に関係者と監督さんが来ていたので少し談笑した。聞くと、舞台も手掛ける監督さんで、固定された視点は意図したモノらしい。目線を画一的にすることによって生まれる空白、そしてそこに幾重にも巡らせた自分の想像が入り込む。その感覚が今まで味わったことのない世界を開かせてくれる。

作品の内容は非常に硬派でなんとも理解しにくい。なぜなら、絶頂体験に巡る想いとその行方による人間的本質を探るのだから。そりゃ今カノみたいな気持ちにもなるし、デッサンのモデルで絶頂する人の理解ができる方が少ないに決まっている。しかし、初恋が"衝動的"だったらいつだって脳裏にこびりついて離れないと考えれば同情できる。その先を観たかった気もするが。

やましい事を一つも入れず、精神的な愛を問うような深みがかなり心に響く。大胆に挑んだ構図も今なら納得できるし、このポテンシャルに凄みを覚える。観てよかった。

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たいよーさん。
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