劇場公開日 2021年9月23日

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クーリエ 最高機密の運び屋のレビュー・感想・評価

全145件中、61~80件目を表示

4.02人が再会するシーンにグッと来る

2021年10月13日
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あまり話題になってない印象のあった作品(私の周りでは)なのですが、終わる前に観ることができてよかったです。

ずっと世界が平和だといいな。

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ぷぷぷ

4.0昔観た映画のシーンと重複してしまった

2021年10月13日
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悲しい

怖い

「名もなき人生」のシーンが重なって心に重くのしかかってきた。
出来れば運良く事が運んで欲しかった。

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gohno

4.5ソ連

2021年10月13日
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ソ連は恐い

これ、韓国映画だったらもっと過剰にエモーショナルな終わりにするんだろうな

CIAの女性がえらい美人でエロかった

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うんこたれぞう

3.5普通の人を演じるカンバーバッチ!

2021年10月12日
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泣ける

知的

スパイでも何でも無い一般人のセールスマンが
旧ソ連の政府高官から旧ソ連の軍事機密を託されて
ロンドンとモスクワを行き来きするうちに
旧ソ連の高官と人間としての友情が芽生え
やがて立場の危うくなった高官を救うために
脱出計画を携えてモスクワに向かうが~~

実話をもとにしたお話だからやっぱドキドキしますね。
緊張感が半端ないです。

旧ソ連の高官は家族のために世界を戦争から守りたかった!
スパイでも何でも無い一般人のセールスマンも
大事な家族を核の脅威から守りたかった。

世界を巻き込む一大事を防いだ英雄的な二人を動かしたのは
大事な人を守りたいという普通の人の普通の感情。
世の為政者が同じように物事を考えてくれたなら
この世界はもっと住みやすくなるのに~~

この事実だけでも知っておいて欲しいですね。

で、月に8回ほど映画館に通う中途半端な映画好きとしては

全編緊張感あふれる映画ですが
中盤あたり、旧ソ連の高官と役人たちが
イギリスに最新の工作機械を観に来るシーンがあります。
旧ソ連の重苦しい空気から解放されたせいか
役人達はいい気分で酔っぱらってはしゃぐはしゃぐ(笑)

このシーン、私の好きなフレッド・アステアの
「絹の靴下」(原題:Silk Stockings)の中で
やはり旧ソ連の役人があこがれの都パリにやって来て
その自由で誘惑的な街に溺れ
毎晩宴会を繰り返すシーンがあるのですが
まるでそこを彷彿をさせる様な演出。
みんなそんな風に西側は思ってたのでしょうね(笑)

更に物語の後半、あの、常に上から目線の
ドクター・ストレンジを演じてた人と
同じ人とは思えないくらいに、
ガンジーみたいになってしまうカンバーバッチの凄さ!

名優評価の高い人なのでこれまで癖の強い役が多かったせいか
今作の様な普通の人、それも腰の低いセールスマン役って
なんかとっても新鮮でした。

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星のナターシャnova

4.0おぼんこぼん

2021年10月11日
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緊張感があっていい映画でした。MIや007も以前はこんなスパイ映画だったと思います。今は派手な映画になって、それはそれで面白いんですが。友情繋がりは展開のバリエーションがあるのでドキドキします。「行くなよ行くなよ、あー」。恋愛繋がりは正義を外せないので飽きる。帰って家でおぼんこぼん THE FINALでまた友情ベースにやられて、たけしの歌を聞いてる。変なことになった。

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Zakis

4.0KGBこわっ!

2021年10月10日
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悲しい

興奮

これは面白いです。カンバーバッチの危機迫る演技が凄いです。

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Chapman

4.0キューバ危機の裏側

2021年10月10日
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鑑賞方法:映画館

007のような派手さはないけど硬派のスパイ映画!
実話ベースとのこと。
1962年のキューバ危機って、生まれる前の出来事ですが、学校では現代史は時間切れで十分に学べてなかった記憶があります。

キューバ危機って、人類滅亡か第三次世界大戦勃発の危機だったんですよね。
その危機を回避できた背景には、両国のスパイによる諜報活動があったんですね。

にしても、ごく普通のエリートサラリーマン(一般人)をスパイ工作に巻き込むMI6もひどいな…💦
いくら高給とはいえ、その後の人生めちゃくちゃになるんだから。

今の私たちの平和があるのは、多くの先人たちの犠牲のうえにある、と再認識。

この作品は英米視点で作られてるけども、ソ連からしたら裏切り者なんだろうなぁ。

男同士の友情にもホロリ。
やっぱり家族愛は国境を越えるよね。

派手なアクションシーンはありませんが別の意味でハラハラドキドキ。

見応えのある作品でした。

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華奈

4.0現実的なスパイ映画

2021年10月10日
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007とは違う、リアルなスパイ映画。
そりゃ、すべて上手く行くわけないよね、と現実に気付かされる点では007と並列で見た方よい映画。
カンバーバッチの演技を抜きにしても、よく出来た映画。

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デカ太郎

3.5男同士の友情が世界を救ったのかもしれない

2021年10月8日
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一介のセールスマンだったウィンが、「ソ連に行って仕事の関係を築いてきて欲しい」とMI6からの依頼を受ける。
最初は普通の仕事の延長だと思ってやっていた事が、情勢の変化によって段々重要な役割を負わされるようになる。

自分は本当に社会の歴史・情勢に疎いとつくづく感じさせられた。
”キューバ危機”さえ、それが何を意味するものなのか知らなかった。
まあ、そんな私のような普通の人間が、どんどんスパイ活動の中核に入っていってしまう話です。

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キブン

5.0いい話でした。

2021年10月6日
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冷戦時代のスパイ同士の人情味溢れる珠玉の名作

役者がスゴい

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chanta

4.0実話!

2021年10月5日
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悲しい

興奮

知的

こんな事が実話だとは!

最後の当時のVTRがリアル過ぎて…

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H1DE!

5.0キューバ危機の裏話です。

2021年10月4日
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鑑賞方法:映画館

原題は、「THE COURIER」で、国際宅配便という意味です。
邦題は、「クーリエ:最高機密の運び屋」です。
邦題の方が分かりやすいです。

60年前くらいのお話です。
日本では、池田勇人が首相を務めていた頃です。

事実を元にした映画ですが、事実を知らないと理解できません。
1960年代がどのような時代なのかを理解していないと、理解できない映画です。
映画「チェ 28歳の革命」、映画「13デイズ」と映画「JFK」を鑑賞したことがある人には理解できるでしょう。
嘘みたいな本当の話です。

それでは、年表です。

1953年9月7日、ニキータ・フルシチョフが、ソ連の最高指導者に就任しました。

1953年から1959年にかけてGRUのピョートル・セミョノヴィッチ・ポポフ陸軍少佐がCIAに寝返って大量の秘密情報をもたらしました。

1959年1月1日、キューバで、カストロ率いる革命政権が成立しました。
映画「チェ 28歳の革命」を鑑賞すると理解できます。

1959年1月、ピョートル・セミョノヴィッチ・ポポフ陸軍少佐は処刑されました。

1960年6月、オレグ・ペニコフスキー大佐は、モスクワで数人の米国人観光客に声をかけ、米国大使館に手紙を渡すよう依頼しました。

1960年12月19日、キューバは、ソ連との共同コミュニケを発表し、共産主義の一員であると、世界に向けて宣言しました。
1961年1月3日、アイゼンハワー米国大統領は、キューバに対して、国交断絶を宣言しました。

1961年1月20日、ジョン・F・ケネディは、米国大統領に就任しました。

1961年、米国政府は、トルコに射程距離が2,400kmで、中距離弾道核ジュピター・ミサイルを配備しました。

1961年4月、オレグ・ペニコフスキー大佐は、出張でロンドンに赴いた際にMI-6に採用され、「ミノックス」という小型カメラによって、彼は111本のフィルムに5500もの文書(7650ページ相当)を撮影しソビエト軍の現状、ドイツ駐留ソ連軍、中ソ関係、ソビエト政権上層部の雰囲気に関する極秘情報を流しました。

1961年8月13日、東ドイツは、東西ベルリン間の通行をすべて遮断し、西ベルリンの周囲をすべて有刺鉄線で隔離し、コンクリートの壁を作りました。

1961年10月30日、ソ連が北極海のノバヤゼムリャ島の上空から爆撃機で水素爆弾が投下され、高度4000メートルで爆発させました。

1961年末、KGBは、オレグ・ペニコフスキー大佐がスパイ行為を疑われていた英国の大使館員アナ・チザムと一緒にいる姿を目撃しました。

KGBは、一年間オレグ・ペニコフスキー大佐を監視し、やり取りを明らかにしました。
1962年10月、KGBは、オレグ・ペニコフスキー大佐と諜報連絡員であるグレヴィル・ウィンを逮捕しました。

1962年10月16日、ジョン・F・ケネディ米国大統領は、キューバに射程距離が2,400kmで、中距離弾道核ミサイルであるSS-4を見つけ、キューバ危機が始まります。
1962年10月28日、ソ連のニキータ・フルシチョフ最高指導者は、モスクワ放送を利用して、キューバから中距離弾道核ミサイルであるSS-4を撤去すると発表しました。
映画「13デイズ」を鑑賞すると理解できます。

1963年4月、米国政府は、トルコから中距離弾道核ジュピター・ミサイルを撤去しました。

1963年5月16日、オレグ・ペニコフスキー大佐は、銃殺されました。

1963年11月22日、ジョン・F・ケネディ米国大統領は、暗殺されました。
映画「JFK」を鑑賞すると理解できます。

1964年4月、グレヴィル・ウィンは、ソ連の諜報員であるコノン・モロドゥイと引き換えに、釈放されました。

1964年10月10日、東京オリンピックが開催されました。

1964年10月14日、ニキータ・フルシチョフは、ソ連の最高指導者を辞任しました。

米国は、キューバと国交を断絶したままです。

北朝鮮は、核ミサイルを保有し、日本全土を射程距離に収めています。
キューバ危機は終わりましたが、日本の北朝鮮危機は終わりません。
平和ボケした日本人は、北朝鮮の核ミサイルのことさえ気にしていません。

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ノリック007

4.0キューバ危機にも絡む冷戦裏話

2021年10月4日
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実話に基づくストーリーだけに、十分面白い。あのキューバ危機の前から最中に至る時期なので、こうして鉄のカーテンに小さな穴が開いていたのかと感慨深い。冷戦は終わったが、国家が個人を犠牲にしても進む恐ろしさは変わらないが、祖国を裏切っても情報を流していたソ連軍人が、自分の未来のためにやっていたのか、世界平和のためにやっていたのかは、得心がいかなかった。人はそこまで無私になれるのだろうか。

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Boncompagno da Tacaoca

3.5地味だけど見応えのある一本でした

2021年10月4日
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派手なアクションも、大どんでん返しもないけど、
最後まで引き込まれて、退屈せずに見れました。

特にベネディクト・カンバーバッチの迫真の演技!
激痩せ!!
そこまでするかー!な役者魂を見せつけられました。
やっぱ、ここで頬にシャドー入れて「やせましたよ〜?」で済ませるか、
実際にゲリ痩せして見せるかで、リアリティ度が全然違って来ますからね。

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ababi

4.0尊い犠牲の上に…

2021年10月3日
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泣ける

怖い

難しい

1962年、キューバにソ連の核ミサイルが配備された所謂キューバ危機の裏で、核戦争勃発を防ごうと動いた諜報機関と、それに協力することになったセールスマンを描いた物語。

ソ連の大佐だが、激情型のフルシチョフの手中に核ミサイルがあることに危機を覚え、アメリカにその機密情報を渡すペンコフスキー。CIAとMI6は、この世界の危機に立ち向かう為、敢えて素人のウィンをモスクワに送り込もうと考えたことから物語は始まる。

題材が題材なだけに、もうちょっと緊張感が欲しいと思った序盤も束の間、中盤からは世界の存亡をかけた諜報作戦が静かに、それでいて熱く展開されていく。

今でこそ、皮肉にも「核があるから核が使われない」といった、一般的な考え(と言っては語弊があるかもだが)が持たれているが、60年代当時、目と鼻の先に自分たちに照準が向けられた核ミサイルがあるという状況は、人々にどのように映ったのだろうか。

何て言ったって、大統領がテレビで国民にこの事実を伝えていましたから。このあたりの緊張感は半端じゃない。緊急事態宣言…ってレベルじゃないですよね。勿論他国も他人事じゃない。

国を超えた友情が生まれ始めたウィンとアレックス(ペンコフスキー)。いよいよ感づき始めた国家。
地下駐車場でのやりとりのシーンは胸がアツくなった。

そして最後は涙が溢れそうになった。アレックスが守ったのは、世界だけでは無かったんですね。

キャスティングも素晴らしかったですね。個人的にはフルシチョフが良かった。少ない出番の中でも垣間見える怖さがお見事。

欲を言えば、海上封鎖とか、ミサイル撤去に至るまでの国家間の緊迫したやりとりなんかがじっくり観れるかと期待したけど、そもそもスパイ達に焦点を当てた作品ですからね。

キューバ危機と言えば概要は知っていたけど、紛れもない歴史上最大の危機。改めて恐ろしい出来事ですね。キューバの核は撤去されたけど、条件としてトルコのミサイルも撤去されたわけですから、結局はミサイル配備したソ連にプラスになった結果ということなのかな。

まぁそれを言ったらそもそもトルコに…って意見も出るし、この問題は本当に答えが出ないですね。

数々の尊い犠牲のうえに存在する現在の世界をみて、ウィンやアレックス達はどう思うだろうか…。
改めて深く考えさせられる作品だった。

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MAR

3.5ジョンブル魂?

2021年10月3日
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国家間の諍いに民間人が巻き込まれてしまった。冗談じゃない。軍人や国家諜報機関の人間なら、そりゃ覚悟もあるかも知れないけど…。
これが実話で、しかもあの有名なキューバ危機の裏側。
この主人公はすごい人だ。英国人は本当にジョンブル魂、いざとなると底知れぬ不屈の精神があるのかなぁ。
しかし、フルシチョフは本当に危険な人だったんだろうな。そばで見ていた大佐が、彼が核のボタンを握っていることを、自分の危険を省みず告発することを決意させるのだから。
スティングのラシアンズという曲を、ちょっと思い出してしまった。

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哲也

4.0平和な時代

2021年10月3日
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泣ける

悲しい

昔のスパイ物を見ると現在の平和な時代に感謝すると共に、昔は平和だったな、とも感じる。
機械と機械の繋がりではなくスパイ同士も人と人との繋がり。もちろん綺麗事ではなく裏切り裏切られ亡くなっていった方の方が多いだろうし、お話なので綺麗に見せてる部分の方が多いとも思うが、コンピュータで衛星見ながらボタンポチ、爆弾ドーン終了。ではない時代。スパイ道具もなく、携帯すらなく手紙は電報。会って話して交流を深めて。

家族と平和を願い命をかける話。
派手さはないけどこの時代に頑張った人たちがいるからこそ今がある。まあ、今この世界は平和とは言いがたく、同じように紙一重の世界だけども。
きっと誰もが平和を願っているのにな、と思わずにいられないお話でした。

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きゃりー

4.5アクションなきスパイ映画

2021年10月3日
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静かに緊迫感が伝わるアクションなきスパイ映画。
こんな史実があったのか⁈と驚かされた。
カンバーバッチの演技は必見。

しかし最も賞賛されるべきはソ連人の処刑されたスパイ(名前を忘れた…)だと思っしまったが…。

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T A

4.0冷戦期のこの時代は 4分で核シェルターに避難する なんて会話がある...

2021年10月3日
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冷戦期のこの時代は
4分で核シェルターに避難する
なんて会話があるほど
緊迫した状況だったんですね

ソ連高官ペンコフスキーからの
情報提供がなければ
核戦争を防げなかったかもしれない

最愛の家族や多くの人を救うために
命賭けで行動し耐え抜いた
ウィンとペンコフスキー
2人の勇気と友情に胸が熱くなった

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xxminaxx

4.0吊り橋を歩いたセールスマン

2021年10月2日
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泣ける

興奮

前半の軽快とも見えた緊迫感が、後半一気に重苦しい空気に変わってしまう。平和には、大きく悲惨な代償が必要とされるのだと言う感傷。

そしてシネマは、そこをよくテーマに取り上げるが、実際、何十億分の1かの奇跡に、世界は委ねられることもあるのだと言う悟り。この次の一瞬に、別のクーリエがしくじれば、世界が変わってしまうかも知れない。

当たり前だが、ロシア軍情報部の軍人と英国のセールスマンの決心は、天地ほどの隔たりがあった。
ニニッゼ演じる情報部高官は、その評価も分かれているようですが、核戦争の危機を誰よりも目の当たりにして、情勢に後押しされて腹を括った。「我がロシア軍」はもうヤバい。彼の情報の抜き取りや受け渡しは割にシンプルで、フィクション化=形式化されていたように思えましたが、クーリエと言うレシーバーを得て膨張した軍人の熱情は、静かだが迫力そのもの。
時折り見せる笑みが、命を捨てる覚悟を決めた武士のようだった。

一方のカンバーバッチ演じる腕っこきセールスマンは、要するにCIAとMI6に騙された男がでかいセールスの一つをこなすつもりで、情報の受け口になって、現代史の大役を果たしてしまったのですね。無論、ニニッゼの男気に呑まれた結果ではありますが。

それでキューバ危機を乗り越えられたと認識すれば、やはり世界の裏側の動きに、何も関われなくても、震えなさいと言うことになる。

飄々と淡々と役割をこなしながら、少しずつことの重大さに気づき、いや俺が渡っているのは鉄橋であって、絶対に吊り橋じゃないよなと、腹の中で静かに言い聞かせているようなカンバーバッチ。
その、時に落ち着かず、時に思い詰めた表情が秀逸だったと思います。

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Uさん