劇場公開日 2021年3月5日

14歳の栞のレビュー・感想・評価

全70件中、41~60件目を表示

3.5この今日のうちにすでに明日はひそんでいる

2022年3月22日
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鑑賞方法:映画館

教室に貼られていたその言葉に、ドキリとした。
そうなのだ。一日一日は切り離されことなく、毎日がつながって続いている。
当時14歳だった自分も、それから40年経ってしまった今の自分も。
ついさっきまで、「俺らの頃なんてスマホなんてなかったし」とか「今の子供たちと世代が違うし」とか思ってたのに、なんだ同じじゃん、と思えた。教室の中がほぼ世界のすべてみたいなもので、皆同じ服装をして、決まったスケジュールで管理され、これでいいのか悩み、ちょっと自分を偽り、友とふざけ、恋もし、早く大人になりたいと焦れ、子供のままがいいやと甘える。
彼ら彼女らは、14歳の中学生ではある。個性はそれぞれ。ゆえに生き方もそれぞれ。だけど、ひとりひとりが、確固たる人格を持った個人である。
なるほど、あとからじわじわ来る。そして脳裏に残された映像の中に、いるはずのない遠い昔の自分を探している。

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栗太郎

4.5なんでもない

2022年3月19日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

自分だけだと思っていたけど、わたしにも居場所あったのかなとこれを見て、今になって思う。
もう戻れないと悲観的になる映画じゃなくて、なんかこれから頑張ろと思える映画だったので、観るの凄く迷ってたけど観てよかったと思いました。
自分が14歳の時こんなにしっかりしてなかったのが恥ずかしい笑

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凛

4.0毎年見たい!!!!!!!!!!

2022年3月12日
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鑑賞方法:映画館
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なすちゃ

3.587点

2022年3月12日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

萌える

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コウセイ

5.0事実は映画よりも奇なり

2021年10月2日
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ちゃーるすとん

4.0この映画を出演者の人たちも、もちろん観たと思うけど、どう思ったんだ...

2021年6月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

この映画を出演者の人たちも、もちろん観たと思うけど、どう思ったんだろう。友達はいない(リセットしたい)と言っている人や、ポジティブだと思っていた人が、全く自分を出していないと話していたり、先生が人気無かったり、、。

将来的なりたくないのは、犯罪者と社畜というのが、笑えたし、怖かった。

同級生のことを、すごくよく考えている人がいるのが意外だった。14歳の時、自分があんな風に思えていたか?もしいたとしても、カメラの前では言えなかっただろう。

続編、14歳の栞の14年後が観たい。学生生活が終わり、どう成長しているのか、今14歳の栞を観てどう思うか。

14歳の自分が、今の自分を見たらどう思うか。

先生が転勤を伝えた時の様子も観たかった。

それとオープニング(動物のくだり)がいらなかった。なんか教育ぽい、まるで正しいことをしているような印象から始まって、モヤッとした距離感からのスタートになった。

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邦画好き

3.5何かあるというわけでもないのに

2021年6月13日
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ある中学校の一クラス生徒一人一人もれなく追ったドキュメンタリー作品。
第三者が介在したらドキュメンタリーにならない、というのは大きな勘違いで、マイケル・ムーアの主義主張がショーのように繰り広げられるのもドキュメンタリーですし、樹木希林の晩年を追ったドキュメンタリー映画に至っては撮られている樹木希林本人からそのまま撮ってどうするのと叱られる始末。
だから知らない大人にカメラを向けられてちょっと飾った言葉を言ったとしても、本当はしないようなことをしたとしても、それはそれで彼らから出てきたものなので嘘でも演出でもないのです。
話が逸れましたが、不登校の子がいても、車椅子の子がいても、他の人と同じくらいの尺で流されていき、先生なんかだと手のかかる子は重点的に気に掛けるのかもしれないのですが、第三者ならではの平等で描けていてそれが面白かったです。

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ガゾーサ

3.0不思議な出会い

2021年5月29日
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鑑賞方法:映画館

緊急事態宣言中の休日で、出かける先もなく映画でも見ようと、収容人数の少ない映画館での上映作品をネットサーフィンしていた。池袋のシネマ・ロサという映画館が営業をしていて、カサブランカを何十年ぶりに鑑賞しようか迷っていたところ、ドキュメンタリースタイルの中学2年生を題材にした映画に目が止まった。河原の桜の木の下で集合写真を撮っているタイトル画面に引き付けられたのか、この映画を見ることに決めた。
映画が始まる直前、この映画はどこが舞台になっているのだろうか、と疑問が湧いてきて、まずは場所を特定出きる情報はないか、始まって数分注意してみていたが、直ぐにそれは春日部が舞台であることが分かり、さらに映画を見進めて行くとこの夏に春日部のスーパー銭湯に遊びに行った際、レンタサイクルでぶらりと立ち寄ったあの河原の近くではないかとの疑念がふつふつと湧いてきた。
映画が終わり、近くの喫茶店で半年前の春日部での行動を確認すると、やはり映画の舞台に導かれるように行っている。丁度、ラストシーンの写真撮影がなされた数か月後、同じ場所で写真を撮っていたのが分かった。この不思議な出会い、いったいどういった意味があるのか、今現在思い当たることはない。しかし、時間がたった時、何らかの意味を発見するかもしれないと胸にしまい込んでいる。

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せいちゃん

5.0観て良かった

2021年5月9日
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中一でもなく中三でもなく中二の三学期。
この時期のリアルを観せてもらった。自分の中学校時代を思い出さずにいられない。人ってみんないろいろ考えて生きているのだと、このころに思えてたら、もっと優しくなれたかもしれない。

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むーらん

5.0私は中学二年は1番学校に行きたくない時期でした。

2021年5月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

ある中学校の2年6組の三学期に密着し、35人全員を映し出すドキュメンタリー。
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この映画に出てくる全員自分と同じだし、全員クラスメイトにいた(女子校だったから甘酸っぱい恋模様はなかったですけど、、)。明らかにクラスカースト上位な運動部の子に、学校が好きじゃない地味なタイプの子に、学級委員長、頭が良い子、帰宅部の子、、.
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教室の中で楽しくなさそうな子も他のところでちゃんと笑顔を見せたりそれぞれの楽しい時間を持っていて、人生で1あの時は世界が学校だけだと思ってたから、クラスのいざこざが面倒くさくてそこに上手く馴染めてない自分に悩んでたりしてたけど、早く家に帰って何しようと思ってたそれすら大事な時間だったんだと思わせてくれる。
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1番学校に行きたくなかった中学2年でも私の今の親友の何人かは中学2年にできた友達なので、私は1番人を信じられないから友達はいらないと言っていたあの子を抱きしめてあげたいなと思った。
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あとは、担任の先生がめっちゃあーこういう先生いるわって感じで、情熱は伝わるけどなーんかから回ってる感がすごい(笑).
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せつこん

3.0あの頃を回想できる映画

2021年5月5日
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場所や空間、モノやコトそしてヒトに懐かしさを感じた。
嗚呼あったなぁ、
あんなイベント、あんな先生、あんな黒板とかとか。

映画は35人のクラスのひとりひとりにフォーカスしていくといったもの。
矛盾したグチャグチャな感情を抱えたとしごろで、
切り取られている言葉も、感情も一部であり、
半分ホントくらいなんだろうと勝手に解釈しながら観ていた。
自分も"キャラ"というものに悩んだ時期もあったなとか回想したり。

中盤ふと思ったが、
自分より10コ近くも離れた今の子たちは
SNSが当たり前となった時代において、コミュニティが自分の時代よりも増えているからあんな割り切れる子が多いのか。
どうなんだろう。

などなどいろんなことを考えながら観れる、そんな余裕のある映画だった。

ただ、欲を言えば
迷いだけでなく、その中の影を垣間見たかった。
配慮>ドキュメンタリーをあまりに感じてしまった。

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opp系男子

3.014歳の多感な時期を写した群像劇的なドキュメントです。

2021年5月5日
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知的

難しい

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松王○

4.5躍動感ある映像から見えてくる「彼らの社会」

2021年5月2日
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鑑賞方法:映画館

出演している全ての子たちにとって、本作が何10年後かには一生の宝物になるに違いない、という意味で、今作の価値は揺るがないと思います。

MVを観ているようなドキュメンタリーとは思えない、映像と音楽の躍動感が溢れていて飽きませんでしたが、この演出が却って、中学生の彼らが置かれている現実と、ことばの純粋さというか、彼ら1人1人の目を通して「見ている」社会が映し出されていて、なかなか奥深い作品でした。

結構思いやりを持ち合って、優しい子ばかりなのですけど、この世代特有の、同じクラスメートや親に対しても、他者と関わり合う難しさに葛藤している感じがビンビン伝わってきましたね。

映像ではメインで映っている子たちの奥で、また別の子たちが何かをしている、一つのシーンで多層的な面が見えるのも、面白かったです。

ただ、放課後の様子で遊び場がスマホのゲームか、ショッピングセンターしか無いように見えて、部活のない子達の場所というか選択肢が少ないように見えて、考えさせられます。

NHKの「ドキュメント72時間」を観ているような、温かさも感じられる良作でした。

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HammondJ3

3.0自分の中学の時とは時代が全然違うけど、こんなやつクラスにいたよなー...

2021年5月1日
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楽しい

幸せ

自分の中学の時とは時代が全然違うけど、こんなやつクラスにいたよなー、と思いながら楽しく観てました。5年後、10年後に続編見てみたい。

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Yoshi K

3.5間違いなく今年屈指の労作だが、制作側を見せない構成にはやや引っかかりを感じる一作。

2021年4月29日
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この作品は、制作側の完成に至るまでの経過が非常に興味深いです。全国各地の中学校に企画の参加を呼びかけ、そのうち手を上げた学校はごくわずか。その中からとりわけ積極的なこのクラスが選ばれたとのこと。それまでも生徒の姿を記録することに熱心だった担任の先生だからこそ、生徒や保護者、学校の説得が可能だったということです。作中ではほとんど自分の言葉を語らない担任の先生が、実は本作の鍵となっていたのです。

生徒達の姿や言葉がとりわけ印象に残るのは、彼らは決して赤裸々に普段の自分自身を見せているのではなく、教室に入り込んできた「異物」と言ってもいいカメラとクルーの前で、どう振る舞うべきか、どのような言葉を発したら良いか、彼らなりに必死になって考え、決断したことが伝わってくるからです。そのため、本作はドラマともノンフィクションとも言いがたい、異彩を放った作品となっています。

情報があっという間に拡散し、個人情報保護が強く意識される現代において、ここまで名前や顔、時にきわどいやり取りも収録し、劇場用映像作品として提示していることに強い衝撃を覚えます。撮影期間は50日間ということだけど、その前後で一体どれだけの手間をかけて調整と交渉を重ね、どれだけの時間密着したのか、想像するだけで気が遠くなります。この制作スタッフの根気と熱意には改めて脱帽します。

一方で、これだけ生徒達が勇気と覚悟を持って自らの姿を見せているにも関わらず、制作者側は時折画面の外から話しかけるだけで、どういう人が撮影し、どういう立場で教室に入っているのか何の説明もないのはなんとも残念、というかアンフェアではないかと思いました。もちろん「14歳の中学生達が過ごしている普段の学校生活を見せる」という作品の趣旨からしたら、撮影スタッフはもちろん、学校の先生の発言すらも一種の「雑音」となりかねないので、極力そのような要素を排除する意図は分かります。しかし、生徒と較べるとあらかじめ慎重に、自らの姿を知られる危険性を回避しているように思えます。本作鑑賞後、映像や写っている生徒について言及できても、制作側の姿勢や意図について言及できないというのは、特に本作のように実在の中学生を扱う以上、ちょっと公平性を欠いていると感じました。

この点は上映の際の解説などで補足されているようなので、そういったやり取りの記録を今後も調べていこうとは思いますし、そのアフターフォローの丁寧さについてもやはり頭が下がるものの、やはり上記について、作中で何らかの注釈は欲しかったなぁ、と。

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yui

5.0楽しかった☆彡

2021年4月28日
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自分の14歳の頃を思い出しました☆彡

カメラマンの人のインタビューに

子供達が素直に答えているところがすごいなぁと。

ドキュメンタリーだったのでクラスの一員の様な

気分になりました。

ありがとうございます♪♪

という感じ

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花丸

3.0生徒達が俳優やアイドルじゃないだけで新鮮

2021年4月27日
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t_tagu

2.0名前がカタカナ

2021年4月24日
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観たくてわざわざ観に行った映画。

画面の転換が早くて、ちょっとつかれたかな……(観てるうちに慣れたけど)。

みんなに目を配るということは、深堀りはあまりなかったかな……

(これは、映画?なのかなーと思いながら)

もちろん、14歳諸君たち、一人一人の仕草や表情、そして発言は生き生きとしていて、楽しみながら観た。

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night runner

4.0トリガー

2021年4月23日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

記憶の底から色々引き出される

成長期のエネルギーに満ち溢れる14歳たちに

この混沌を乗り切るヒントを沢山いただきました

被写体との関係性の構築、膨大な素材をスマートに感動的に仕上げた手腕と根気 スゴイ!

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労働4号

時空研究してタイムマシンを作ろう

2021年4月6日
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中学2年3学期の話

大人すべてに見てほい作品です

中学校を卒業して何年たっただろう、自分は大人になったのか?
自称、他称問わず大人と呼ばれる存在は多くいるけれど、その大半が忘れてしまった中二の頃を思い出させてくれるます。
そして無限の可能性を感じさせてくれました。子どもたち、大人たちにそして自分に。

なんの変哲もない1クラスを追ったドキュメンタリーでこれと言ったドラマはない、ドラマと言うか日常と生徒一人ひとりを写すだけなのだが、これがなんともドラマチックで素晴らしい。
日本中、いや世界中の学校で起こってる日常、自分も経験していた日常、を切り取った本作はすべての人の心に何らかの感情を湧き上がらせるはずだ。

こんな奴いたなーとか派閥あったなーとか馬鹿やってたなーとか部活しんどかったなーとか

自分と重ねて見たり、現代の学生はこんな事かんがえてるんだなと考えらせられたり、とにかく得る物が多い作品なのです。

若々しく未来が光で溢れている年代でも、すでに将来を諦めている子や大人になりたくない子、全部リセットしたい子、そんなに悲観しなくてもと言いたいけれど、今のご時世夢も見れないんだなと悲しくもなりました。
限界なんてないんだよ、夢はかなうよっと全力で応援したいけど出来ないのは切ないですね。

色々考えがまだまだ幼稚だったり大人ぶってるだけっだったり、かわいいなこいつらって思って見てたんですが、我に返ってみると・・・
自分だってまだまだ幼稚だし大人ぶってる、いろいろ経験して知ったふうにしてるけれど、この学生達と本質的になにも変わってない。

夢も希望もないって子どもに言うのは自分に言い聞かせてると同じだってことですよね。
若いんだからとか、時間がまだまだあるんだからとか言ってしまいがちだけど、じゃあ自分は動けないの?時間ないの?って話。
言い訳してないでやりたい事やれよ「大人なんだから」って中二の自分が心の中で言ってるきがします。

教育について疑問が有ったり、教師に不安があったりとか文句ある方はまずこの作品を見てほしい、そして自分の学生時代を思い出してほしい。
進むにしろ引くにしろ、ひと呼吸おける時間になると思うし、冷静になれるはずです。

見た人と語り合いたくなる映画です、感動も成長も共感もできて心に残る作品でした。
自分は日常的に映画を見ているので感動も興奮もどんどん更新されてしまう、それでいいと思ってたけれど、この作品を見た終えた時、しばらく映画見なくてもいいかなって思いました。
今の季節はちょうど春だし桜も咲いてる、この映画のラストの様に河原でも行ってのんびり歩きたくなりました。

いや待ってよ?本当のラストは違う、これからもつづくって締めだったんだから・・・

明日も映画見よ!

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劇中セリフより

「希望しかない」

生きるってことは希望なんだ、
希望とはいい事も悪い事も超越した生きる糧

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フリント