劇場公開日 2021年3月5日

「感動的にしないのが良かったです。」14歳の栞 Yojiさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5感動的にしないのが良かったです。

2024年5月3日
iPhoneアプリから投稿

現実の高校を舞台にした生徒たち35人のドキュメンタリー作品です。
感動させるための作為的な演出は極力せずに、自然な会話を拾い上げて14歳のリアルな姿を描いています。
観客としては教室の誰かに共感して気になる生徒がいるはずで、今どきの若者たちが抱える不安や悩み
期待、社会への諦め、大人が見ても胸に抱える姿を見せてくれています。
14歳の栞という題名の通り、彼らの記念碑になる作品です。将来も温かく見守りましょう。

Yoji