アオラレのレビュー・感想・評価
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無敵の人
勢いあって楽しく観られました。
仕事も家族も蓄えも健康も全て失った「無敵の人」を、ラッセル・クローが怪演。
完璧な殺戮マシーン化!
次の展開に使うアイテムについては、丁寧なカメラワークで見せてくれるし、予測は外れることなくお約束通りのパターンを踏襲していって、「なんで?」という疑問が湧く瞬間がない。
おかげで、ただただ執拗にターゲットを追っていく姿に集中して観ることができたのがよかった。
そう、何故か被害者側でなく、犯人視点で見ちゃったんですよね、私。
それは被害者のレイチェルが、いろいろ事情はあるにせよのっけからあんまりにも態度悪くて、「こいつこ◯されてもいいや」と思っちゃったせいかも。
ただ、とばっちりを受けた、レイチェルのあ知人たちがかわいそうすぎて、完全に加害者の立場にもなりきれませんでしたが。
ちゃんと「お互いへの気遣いって大事」ってメッセージも込められていたし、世の中がおかしいってことへの警鐘もあったから、単なる娯楽作ってわけでもないのでよかったです。
ホラー映画より恐い
期待以上に恐ろしさが展開して行く。アメリカ、ニューヨークのリアルがヒシヒシと伝わって来る。日本でこの映画を観て何が恐いのかって、他人事では全く無いと痛感するからだ。非常にリアリティがあり、しかも学びもある。犯罪者と一般市民が登場人物の場合、鑑賞者は一般市民側として見るだろう。しかし私は犯罪者側と一般市民側の差をかんじなかった。現在の資本主義の世の中はアメリカも日本も同じように病んでいる。この病み方は日常の直ぐそこに既に有ることだ。ホラー映画より遥かに恐ろしい。
確かにラッセルは狂っているが
最初に、あの母ちゃんが、ケンカ腰にならずに、
“気が立っていて、つい失礼な態度を取ってしまい申し訳ありませんでした”
と言っていれば、収まっていたのではないか。
だから、ラッセルばかり悪人扱いするのは、少々気が引ける。
結局、他人の都合を考えずに自分の事ばかり主張する連中どもが狂っているのだ。
どうやって?
93本目。
ドライバー適性は、一昨年の違反者講習で最悪の結果。
笑えなかったりもするけど、そんな感じの作品かと思ったら、そこはちょっと違う。
つまらなくもないけど面白いとも言えない、伏線も回収出来てるし、良くできとも思うけど、たった1つ。
何故スタンドに?
寝てはないし、何か見逃してもないと思うんだけど、そこがねずっと引っ掛かって、しゃーない。
原題の「Unhinged」の意味は、「(精神的に)不安定な、錯乱した」ですが、何を考えて「アオラレ」という邦題にしたのかな
原題の「Unhinged」の意味は、「(精神的に)不安定な、錯乱した」ということで、ラッセル・クロウ演じるアオる立場の人を指します(多分)。
邦題の「アオラレ」は受け身で、アオられる立場の人を指します(こっちは間違いなく)
意味が違うのですが、何を考えてこの題にしたのかな・・・
煽る作品で思い出すのは、スティーブンスピルバーグの「激突」ですが、この作品は最後まで悪玉の顔がわからないことが見る者に怖さを与えた一方、本作は初めからラッセル・クロウが悪玉と分かっているのであまり怖くない・・・
仕事上の怪我でぼろ雑巾のように捨てられて鎮痛剤中毒になった悪玉に同情すべき点はあれど、そこらへんはあっさり流しすぎ。
いまさら現代社会の闇を描くのは本国アメリカではもはや、流行らないのかな・・・
ヒロインは自己中で魅力全然なし。
自ら戦うヒロインの描写はアメリカらしいと思うけど、戦術についても武器についても伏線バレバレ。あからさますぎる。
最後の戦闘シーンでどうやって母子は合流したんだろうか・・・
うーん、いいところないなあ。正規料金で見るのは割高かなあ。
でも、コロナ禍にもかかわらず公開した勇気に敬意を示して、評価はチョッと甘目です。
自己中DQN vs ヤベーやつ
元嫁の実家に火を放った薬物依存のオッサンを挑発してしまっ女性の話。
寝坊したママさんが、息子を学校に送る渋滞中の道すがら、信号が変わっても発進しない前方車両に長~いクラクションをかまして横から抜いたことで巻き起こるストーリー。
大事な客との約束があるのに仕事は無いと言い放ったり、仕事に間に合わないのは渋滞のせい、路肩走行も逆走も上等の自己中主人公が、確かに不気味ではあるけれど、子供の前だというのに、しかも子供に諭されているのに非を認められない性格のせいで追われても同情はできませんよ!
煽り運転といえば「激突!」様が存在する訳で、スケール小さく同じことやってもねと思っていたら、確かにアオラレでけどそれは切っ掛けだけで、とんだサイコな展開に上手くシフト。
韓国映画も真っ青なポンコツ警察設定や、ホラーばりの突然の大音量で驚かせる演出はあったけど、スリリングさと気色の悪さがとても良かった。
そしてラストは安全運転講習の教材かよっ!
想像以上のスリル感! 加えてグロいシーンが盛り沢山。
導入からヤバい雰囲気。
タイトルから想像する通り、スピルバーグさんの処女作の様な雰囲気。
だけど車に乗っていない時のスリル感がかなり凄かった。
離婚間際の母。レイチェルが息子をを乗せた車で青信号で進まない前の車にクラクションを鳴らした事で始まる恐怖のストーリー。
クラクションを鳴らされたドライバーのラッセル・クロウさん演じるオヤジがそれに腹を立てとんでも無い事に。
とにかくオヤジに追い回されるレイチェルがダメダメ過ぎ(笑)
がさつ過ぎて観ていて呆れる程(笑)
そんな中でも息子を思う母心は上手く表現していた感じ。
予想より満足度は高めだったけど、レイチェルのダメダメ感にストレスが貯まってイライラするシーンが有り過ぎでした。
原題はunhinged(精神的に不安定)だけど、邦題の「アオラレ」は今を風刺したナイスなタイトル。
運転中。クラクションは控えないと後悔するかもしれません( ´∀`)
恐ろしい作品!
クラクションだけで、こんなに追い回されるとは、胸が苦しいです。
煽りだけでなく、恐ろしい暴力行為にビビりました。
レイチェルもパニックで、ぐじゃぐじゃです。
もう少し持ち物の整理した方がいいですね。
最後は、ホッとしました。
ガッツリ・ホラーです。
まだ公開されていないせいなのか評価が低いです?シンプルな話だから評価低いのかな?
十分楽しめます。スピルバーグの激突を思わせるような映画です。スリル満点、最近邦画ばかり見ていたせいか面白かったです。理不尽な所があるけど狂ってるからしょうがないです。シンプルにハラハラしますし中だるみもなく最後まで飽きずに見れます。映像と演技、演出でこんなに面白くなるんですよ。邦画制作者の皆さん。
不思議と評価のコメントだと、中々、書けません。面白いない邦画を見た時はレビュー書きたくてしょうがないのに.......
邦題の「アオラレ」ダサ。少し位、考えろよ
サイコにアオラレたら最後、世界一グロテスクな講習ビデオ。笑
世界で一番グロテスクな講習ビデオと言おうか。笑 鬱憤の溜まるようなストレス社会を写しながらも、クラクションひとつでひどい目に遭う衝撃のサスペンス。
観る前は煽り運転を一辺倒に描くのかと思っていたが、ちゃんと筋を立てていてビックリ。社会問題を浮き彫りにするようなオープニングなので、遠い話ではないことを実感。コロナ禍も相まって、ますますリアリティを感じる。
と言いつつ、中身はサイコパスとの殺り合いにカーチェイスが絡むようなイメージ。たった一回クラクションを鳴らしたことで始まるのだが、レイチェルもなかなか悪くて…。セキュリティはガバガバ、寝坊して言い訳がましいことをする末に、クラクション。なので、どちらにもイライラして…と思ったらバーン!ここから怒濤の連鎖。ノンストップで暴れるドライバーは容赦ない。割とカースタントを推しているので気づきにくいが、まあまあグロい。なので、疲れる…。汗
90分と短いものの、中身は割と濃く、ヒーヒー言いながら観てしまう作品。友達やカップルでビビりながら観ると楽しそう。私は試写会の席取りでジジイに罵られたので、それと重なって観てた。笑 皆さん、安全運転で…。笑
p.sクルマ好きから一言。
アオラレた場合、路肩にクルマを止めて警察に電話することがベターです。鍵をして、無理に対応すれば危害が加えられる可能性があるので、車内で対応しましょう。
また最近のクルマは、ボタンひとつでコールセンターに繋がる「SOSコール」も普及しています。身の危険を感じたらまず押して報告し、しっかり対処しましょう。
あなたもその周りの方の命を守るためにも…。
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