劇場公開日 2022年1月14日

  • 予告編を見る

クライ・マッチョのレビュー・感想・評価

全307件中、241~260件目を表示

4.0【居場所】

2022年1月16日
iPhoneアプリから投稿

自らの居場所を探すロードムービーであると同時に、人間はいつでも成長し、希望を持てるのだとクリント・イーストウッドは言っているような気がする。

アメリカとメキシコの国境の出入りがゆるゆるだった1970年代の終わりに時代設定しているところも、どこかクリント・イーストウッドの意図的なものを感じる。

現在のアメリカとメキシコの不法入国者を巡る緊張関係とは随分異なっていて、それほどギスギスするようなことなのかと疑問も投げかけているようにも思える。

クリント・イーストウッドの作品は、示唆的だが、物語としては、どちらかと云うとストレートな内容だ。

この作品では、旅をともにするラフォの成長と、旅をともにするうちにマイクに芽生える再び意志を持って生きようとする気持ちの変化にフォーカスが当てられているが、マイクが古い考えに縛られずに、ラフォの成長を見守り、更に自ら選択するように促す姿が印象的だ。

自らの人生を過度に美化せず、また、過度に否定することもなく、そして、押し付けず、ちゃんと選択できるよう促す。

上の世代の下の世代に向けた重要なアプローチの仕方だ。

最近、日本の企業には、取り敢えず、他の人のアイディアや意見に、あれこれ難癖をつけたり、否定するような傾向が多くあって、これが日本の企業の発展を阻害している大きな要因のひとつだとするTVのニュースや特集を見かけた。

そんな傾向のある人に是非見て欲しいと思う反面、そんな人は、この映画を観ても何も感じないのかもしれないと思ったりもした。

まあ、最後のマイクの選択は良いよね😁

佳作だと思います。

コメントする 1件)
共感した! 38件)
ワンコ

4.5あったかい

2022年1月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

14本目。
おいおい、モノは違うが運び屋かと。
年が年だけにヒヤヒヤする所はあるけれど、あったかい。
目が死んでないから、まだやれると思ってしまう。

コメントする (0件)
共感した! 8件)
ひで

3.5一番カッコよかったのは…

2022年1月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 7件)
はち

5.0最期のメッセージなのか、

2022年1月16日
Androidアプリから投稿

クリントイーストウッド最期のメッセージなのかな。
まだまだ観たいなぁ。

本当の強さとか、老いとともに無知を知るなんて言葉はそこまで生きないと解らない境地なのかもしれない。
90歳を過ぎても映画を作る情熱素晴らしいし、ステキだなと。
クリントイーストウッドのしわくちゃでゴツゴツした手がとても愛おしいです。

コメントする (0件)
共感した! 11件)
ri.

4.0イーストウッドの凄さが分かる1本

2022年1月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

クリント・イーストウッド出演、監督作品「クライ・マッチョ」を見てきました。

正直、前作の『運び屋』が最後の出演になるかなと思っていたので、ここに来てまた、イーストウッド出演作品を見れるのはファンとして大変に有難い。

ここまで来ると、イーストウッドびいきで見てしまう・・・・・

まずは、90歳にしても、大変に素晴らしい演技であり、演出、こう言ったしみじみした作品でも、彼の型破りな役が冴えるからいいよな、こう言った本を読むと、イーストウッド自身が、自分をイメージするのかな・・・・・

メキシコの生活の中で、メキシコの女性とダンスするシーンがあるのですが、なぜか、涙が出てくるんだな・・・俺は・・・・

自分の親父と同じ年なんで、本当に、これからも元気に映画を撮り続けて欲しいな・・・・

冷静に映画として強いて難と言うならば、もう少しテンポがあると良いかな・・・

お話がダラダラと進むだけなのと、もう少し少年との絆が深まる演出が欲しかったな・・・・

そうすると、別れのシーンは、もう少しグッと来たのかもしれないかな・・・・

しかし、いい映画でした。90歳で、演技が出来て、映画が作れるのだから、本当に素晴らしい!

イーストウッドを好きになれて私の映画人生も本当に良かった!そう確信できる1本だった。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
sally

4.0イーストウッドがカッコいい

2022年1月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

ロデオ界のスターで数々の賞を獲得していたマイク・マイロだったが、落馬事故をきっかけに落ちぶれていき、家族も亡くなり、いまは競走馬の種付けをしてひとりで暮らしていた。そんなある日、マイクは元の雇い主からメキシコにいる彼の息子ラフォを連れ戻してくるよう依頼された。かつて父親に捨てられ、母親からも虐待を受け、親の愛を知らない不良少年のラフォを連れてメキシコシティからアメリカ国境を目指すことになったマイクだったが、母親が子分を差し向けラファを奪還しようとしたり、車をドロボウに奪われたり、メキシコの腐った連邦警察に追われたり、と、予想外の困難が続き、無事ラフォを父親のもとに届けられるか、という話。
ラフォが最初はマイクを弱っちいジジイと思っていたが、マイクと一緒に旅する中で、彼の知識、能力、強さに触れ、価値観が変わっていく所が良かった。
雄鶏のマッチョも無くてはならない素晴らしい活躍を見せてくれる。
クリントイーストウッドの演技がさすがで、カッコよくて見入ってしまった。
途中のレストランで出会った親切な女性役のナタリヤ・トラベンが素敵だった。

コメントする 1件)
共感した! 32件)
りあの

4.0手に職のある男の生き様は気持ちいい

2022年1月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

実生活で役に立つ男はモテる。

同日公開の『スティルウォーター』のマット・デーモンもそうでした。
実に役に立つ男なのです。
マット・デーモンは水回りや電気系統の故障対応や修理の腕が優れています。
クリント・イーストウッドは動物全般の取り扱い+ジュークボックスを直せる程度の機械技術。

目の前でそんな(見てるほうにとってはまるで魔法のような)腕前を見せつけられたら、やはりグッとくるところはありますよね。

粗野な見かけとは違った繊細な手作業のスキル。
家事や子育てというクールさとは真逆の実働に明け暮れる女性にとって、どれほど心強く感じられることか。
子どもだって同じこと。〝オトナ〟ってこういう人のことを言うんだな、とある種の憧れを抱くことでしょう。

〝手に職〟のある男は、口で語らずともそれまでの生き様をしっかりと示してくれるし、そこに胡散臭さはありません。いつも通り淡々と静かに紡がれるイーストウッド監督の世界。

私は大好きです。

コメントする 8件)
共感した! 36件)
グレシャムの法則

3.0イーストウッドの記念にふさわしい「オレ様映画」。91歳だから仕方がない。年長者を敬う気持ちは大事・・・

2022年1月16日
iPhoneアプリから投稿

悲しい

クリント・イーストウッド、監督50周年、40作目の記念作品。

確かに「ミリオンダラー・ベイビー」「硫黄島からの手紙」「グラン・トリノ」「父親たちの星条旗」
「アメリカン・スナイパー」等、監督兼役者として素晴らしい実績は相違ない。

「運び屋」は全編熟睡したけども。

でも俺の世代は、山田康雄吹き替えのテレビ再上映版「ダーティー・ハリー」シリーズ
が彼の全て・・・それぐらいテレビの影響力デカかったし、カッコ良かった。

でもこの映画、馬にも、競馬にも、一切興味のない私にはキツかった。

そんな私が・・

「アメリカ」に慣らされたは紛れもなく
ダーティー・ハリー
ジョーズ
ロッキー
キャノンボール

のテレビ放送、親がちょうど太平洋戦争の時子供で、価値観のどんでん返し
骨身に染みるほど味わった世代だから・・戦争については一切語らず、アメリカ文化を
迎合はしていなかったけれども、決して否定することもなかった。

何を言いたいかというと、我々の世代は「アメリカ万歳」世代な訳・・
イヤその中でも「ダーティー・ハリー」のイーストウッド「ジョーズ」のロイ・シャイダー
と共に断然カッコ良かった。イカしていた(死語)。

イヤイヤ、先週観たリーアム・ニーソンの「マークスマン」から
激しい戦闘銃撃シーンを切り取って、ロデオだか馬を取り入れた超類似作品。

皆、俳優が、大御所「イーストウッド」にひれ伏して、付き合っている感満載・・

遠景から撮るしかないスタントマンの荒馬慣らしのシーンが痛々しい。
もう無理しないで・・監督に専念して❗️お爺ちゃん👴。と悲鳴を上げたくなった。

イヤイヤその年齢で、恋もセックスもないだろに・・・

とにかくメキシコの雄大だけれども、荒れて干からびた自然の砂っぽさ
プラス明らかにお爺ちゃんのイーストウッドの動きが気になって仕方がない。

正直「マッチョ」はあんまりカンケー無いような・・・
「神はエコひいきするのか?みんな神の子だろ」のセリフは響いたけれども。
フンを撒き散らすニワトリが飲食店入れるのと、下痢のはずの、ある意味人間にとって尊厳的に最大のピンチ
を荒野で迎えたイーストウッドが何事もなかったようにやり過ごす描写は
チト冷めた。

映画マニアは必見の作品。ただマニアでない普通の人には・・・言うのはやめときます。

コメントする 18件)
共感した! 29件)
満塁本塁打

3.0のんびりロードムービー

2022年1月16日
iPhoneアプリから投稿

長生きしてくれ!

鷄に懐かれるイーストウッドがかわいかった。
マッチョ大活躍。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
hyvaayota26

4.0優しい作品ですね。

2022年1月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

少しの物足りなさはありますが、
こういう優しさの伝え方もあるのだな、と感動しました。
印象的なシーンも多く、とても記憶に残ります。大好きです。

コメントする (0件)
共感した! 20件)
はち

4.0イーストウッド氏の独特なリズム。。

2022年1月16日
iPhoneアプリから投稿

前作品は、なかなか入り込めなかったので期待半分で観ました!

んーー評価分かれそうです…笑 最近観た作品は展開が速い作品が多かったので、まったりな雰囲気は個人的には大変楽しめました。(アメリカンスナイパー、グラントリノに近いイーストウッドの哀愁漂う作品です)

裏を読む・脚本の真意を想像するではなく、単純に主人公に感情移入をし感じて観賞していただくと楽しめる名作だと思います。
なんとなくですが、イーストウッドの意地・アメリカの意地を感じました。(アメリカ映画の一区切りかなと。)
恐らく未来は、原作ありきでオリジナリティの薄い作品が多くなるでしょう…。

とはいえ、本作は大変楽しめ上映時間もちょうど良く、イーストウッドファンは是非ご観賞下さい‼️

コメントする (0件)
共感した! 10件)
白長須鯨

4.0分からない

2022年1月16日
iPhoneアプリから投稿

渋い映画だから好きだけども、爺さん讃歌みたいな映画だ。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
しげ

4.0これはもうクリント・イーストウッド‼︎

2022年1月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

︎思えば2008年、78歳のときの『グラン・トリノ』で自身のキャリアを集大成したイーストウッド。それが最後になってもいいと思ったのは私だけではないはず。

しかし、それからの十数年、クリント爺さんはとどまることを知らなかった。ここにいる90歳のイーストウッドもいいなぁ。もう逝ってしまうまで「最後の作品でいい」とは言わない。

ちなみに70年代初頭から映画を見始めた我々世代の大半は、民放の○○ロードショーで放映された『夕陽のガンマン』『続・夕陽のガンマン』で彼と出会っている。セルジオ・レオーネ監督のいわゆるマカロニ・ウエスタンだった。

まあ、50年以上付き合っているので思い入れもでかいはずだ。果たして思い入れが少ない若い人たちにどう映るのだろう?

コメントする (0件)
共感した! 5件)
エロくそチキン

2.0初詣

2022年1月15日
Androidアプリから投稿

俺の知ってるメキシコは「ボーダーライン ソルジャーズデイ」な世界なわけ。彼の地は、マフィアのボスは部下がしくじると簡単殺すし、抗争相手も殺して吊るす様な場所なわけ。
一方こっちのメキシコの女ボスは御大にフラれて、キー!ってなるけど、御大に危害を加えられない間抜けを送り込む。鶏に突つかれて退散ってなんだそれ?
御大が向かう先々の民も御大を迎い入れる体制が万全だ。
移動したいと思ったら、キーをさしてガソリンを入れた車を用意。宿所の前には御供えの食事。
そんな民に対し、御大は病んだ動物達へ手をかざして癒す。
神かよ、生き神様かよ!
正月早々、イーストウッド大明神に初詣。
今年も良い映画に出会えます様に。パンパン!

コメントする (0件)
共感した! 5件)
DKawa

3.0演技はOK

2022年1月15日
iPhoneアプリから投稿

これは…なに?なんなの?何も突き刺さら無いなんにも残らない。

コメントする (0件)
共感した! 9件)
Oyster Boy

4.0まだ撮るか!クリント・イーストウッド!

2022年1月15日
Androidアプリから投稿

殺伐とした内容の映画が多いため、こんなハッピーエンドの映画は安心できる。
人間の善意や宗教観を描くより、人間の悪意や、この世の合理的な判断を描くことが、より成熟した作品であるかのように扱われることもある。
クリント・イーストウッド演じるマイクは、少年から神を信じるかと聞かれ、「わからない」と答えた。
しかし、マイクはメキシコとの国境で、少年と別れを告げ、神を信じる女性の元へと“帰って“いった。
やはり、人間は損得という合理的なものより、善意や愛という不合理なものを、心の底では選びたいのではないだろうか。
しかし、現代はそのバランスが崩れ、合理性が勝り、その反作用が世界を襲っているのかもしれない。
クリント・イーストウッドの次回作を楽しみに待ちたいと想う。
ぜひ劇場でご覧ください!

コメントする (0件)
共感した! 20件)
caduceus

3.0後、何本撮るのかな?

2022年1月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

寂しさを感じる。
本編はイーストウッドの笑顔が他の作品より多くかんじた。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
おさむ

4.0【”人として、真の強さとは何であるのか。”クリントイーストウッド演じる元ロデオ界のスターだった男が口にする言葉が心に響きます。マカロニウエスタン風なメキシコの荒涼とした風景も作品に趣を与えています。】

2022年1月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 6件)
共感した! 33件)
NOBU

5.0イーストウッド最高のカーボーイ役の映画

2022年1月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

ローハイドから、
マカロニウエスタン、
ダーティーハリーと強い男を演じてきたが、

「本当の強さ」ではなく、
本当の優しい行為を示す老練のカーボーイを演じきった。
イーストウッド会心の作品だった。

ブラボー!

このカーボーイ ハットの被り方の懐かしいこと。

まさに、ブラボー!!

また、助演の女優さんの
情熱的な演技が枯れた老人を
見事に恋する男に変えた演技には恐れ入った。

これもブラボー!!!

コメントする (0件)
共感した! 15件)
カールのおっちゃん

4.0イーストウッド氏だからこそ

2022年1月15日
iPhoneアプリから投稿

様々なタフガイを演じてこられたイーストウッド氏。
今作終盤でマッチョとは、のセリフがあります。何故か過去作が頭をよぎり、しんみりとしました。
イーストウッド氏でなければ、このセリフは成立しないと。
しかし、あなたは、昔も今もヒーローであること間違いありません。
作品自体は、好みが別れるでしょうし、手放しで賞賛できるものではないと思います。
ただ、イーストウッド氏のファンであれば、是非鑑賞していただきたいと思います。
終盤のマッチョとは、に、郷愁感に必ず包まれてしまうからです。ローハイド(再放送ですが)子供の頃観て、次の日学校で睡魔に襲われ、荒野の用心棒、この世にこんな格好良い人がいるのかと目を丸くし、ダーティハリーでは憧れの存在に。
映画の世界にわたしを誘ったヒーローです。

コメントする (0件)
共感した! 23件)
ibt