「いらすとやを使う映画」かぐや様は告らせたい 天才たちの恋愛頭脳戦 ファイナル 唐揚げさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5いらすとやを使う映画

2021年10月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

単純

萌える

みなさんご存知、あの実写の第二弾です。
続編と聞いた時には流石に腰抜かすかと思った。
原作全く読まずして観に行った前作、当時はそこそこ気に入って稚拙でバカみたいなレビューを書いたわけですが、今振り返ると完全にキャスト加点だなと…
そんな映画です。
今年に入ってスピンオフまで観て、観に行こうか悩んでいたものの、キャスト観たさにおばさん1人の最終上映に駆け込みました。

こんなに滑り倒してたっけ?というようなギャグが続いて、やっぱりなぁと思っていたら、いきなり石上くんパートで本気出してきた。
絶対あそこだけ作ってる人違う…笑
最後は前作レベルに戻ったので、総評的には±0。
効果音だらけの序盤の出来と恋愛頭脳戦的な部分は前作よりも点数低め。
ただ、本当に石上くんに感謝。
あれのおかげで普通の映画になってました。普通に良い話なんだもん。
メインは恋愛頭脳戦なのに石上くんがメインになっていて、ほぼ石上くんスピンオフだったな。

で、やっぱりキャストだよねー。
今回は新キャラが数名追加!
前作ですらハシカンと平野くん以外を見ていたのに、今作では脇役が増えて2人の画面占有率が下がったこともあって、脇ばっか見てた。
MVP:堀田真由
前作よりも召使い感が増した上、お色気攻撃には白旗。
本編よりも佐藤二朗とのその後を期待してしまう。
好きです。あ、告ってもうた。
真の主人公:佐野勇斗
前述の通り。石上くんはただのヘイト野郎じゃなかった…揺れる前髪の奥はイケメンだもんな。そりゃいいヤツだ。
ただ、原作はどうか知らないけど、後出しジャンケン感が強い。
真のヒロイン:浅川梨奈
キャラ崩さず一番安定してる。やっぱり可愛いし、今回はお得意の水着まで披露。
遠慮ない下ネタには悪意と可愛さが両立してて良き。
ニューヒロイン:影山優佳
日向坂46としてしか知らなかったけど、しっかり順応してる。
最初はムスッとしてばかりで石上くんのことも見下していたキーマンミコちゃん。リレーでの応援と成長に涙。
坂道アイドルにプク顔させたら優勝なのよ。
救世主:福原遥、板橋駿谷
石上くんにエールを送る、まさに応援団なまいんちゃんとダディーボーイ。
笑顔が良いです。
ゆうたろうと池間夏海はやや不発。
友情出演なのか。他が良いのでしょうがない。
演劇部の2人は高橋文哉と松風理咲。
佐藤二朗は通常運転なので苦手な方は嫌かも。

全裸監督やルパンの娘、今日から俺は‼︎などパロディの応酬には笑った。
法螺貝、北条美雲どすは攻めすぎw知らない人にはポカンじゃない?
誰か1人でも好きなキャストがいないと苦痛な2時間かも。
もうお腹いっぱいだけど、まだ続編でもスピンオフでも作るなら観ますよ笑

唐揚げ