アーカイヴ : 関連ニュース
【「革命する大地」評論】ペルーを変えようとした男と37本の映画が語りかけること。
この作品を観て、幼少期の記憶が蘇った。戦後、未来を切り拓くために祖父は親族とペルーに渡り、滋賀の片田舎で小さな靴屋を始める資金を手に帰国した。学校の教室には早逝した彼が贈ったタイマイ(亀)の剥製が飾られていた。小学生の頃、ペルー在住の叔父が... 続きを読む
2024年4月28日セルゲイ・ロズニツァ監督「破壊の自然史」「キエフ裁判」公開 連合軍による史上空前の空爆とナチ・ドイツを断罪する軍事裁判描く2作
ウクライナで育ち、ロシアで映画教育を受け、現在の戦争に対して世界的視野を持つセルゲイ・ロズニツァ監督が2022年に発表した「破壊の自然史」と「キエフ裁判」が8月12日から同時公開される。このほど予告編、キービジュアル、場面写真のほか、ロズニ... 続きを読む
2023年5月31日「AKIRA」その映像と作画の魅力、大友克洋が多方面に与えた影響を氷川竜介が語る
新潟市で開催中の「第1回新潟国際アニメーション映画祭」で3月18日、大友克洋作品を一挙上映するレトロスペクティブ部門のトークイベント「『AKIRA』その映像と作画の魅力」があり、アニメ・特撮研究家の氷川竜介氏が、映画祭プログラムディレクター... 続きを読む
2023年3月19日【鉄道開業150周年記念】特集「想い出の列車たち」未ソフト化の名作、幻の記録映画を放送
1872年の鉄道開通から150年を記念した特集企画「3ヶ月連続企画鉄道開業150周年想い出の列車たち」が、10月14日の「鉄道の日」より、日本映画専門チャンネル(BS255)で放送されることがわかった。2022年は、記念すべき鉄道開業150... 続きを読む
2022年10月8日【「エリザベス 女王陛下の微笑み」評論】愛と敬意、女王陛下の“極上の微笑み”が満ち溢れた労作
2020年、コロナ禍に直面して新作準備ができない中、「ノッティングヒルの恋人」(1999)のロジャー・ミッシェル監督は考えた。こんな時だからこそ作れる映画があるはずだ。世の中には数多の映像があり、許諾が取れたらユニークなドキュメンタリーを作... 続きを読む
2022年6月12日青山真治監督追悼「EUREKA ユリイカ」デジタル・マスター完全版を5月初上映
3月21日に逝去した青山真治監督を追悼し、「EUREKAユリイカ」デジタル・マスター完全版が、5月13日から上映される。2001年1月に特殊な現像をした35ミリフィルムで公開された本作は、凄惨なバスジャック事件で生き残り、心に傷を抱えたまま... 続きを読む
2022年4月28日世界初企画! キューブリック監督作の全貌を世界17カ国超、300枚以上のポスターデザインから探る書籍が3月発売
スタンリー・キューブリック監督のデビュー70周年、「時計じかけのオレンジ」製作50周年を記念し、映画の歴史を永遠に変えた天才監督の全貌をポスターデザインから探る書籍「スタンリー・キューブリック映画ポスター・アーカイヴ(仮)宣伝ポスターまでを... 続きを読む
2021年12月25日「大島渚全映画秘蔵資料集成」発売! 大島作品をめぐる記念碑的な書籍が誕生
日本を代表する映画監督・大島渚氏と、これまで手掛けてきた映画作品をめぐる記念碑的書籍ともいえる「大島渚全映画秘蔵資料集成」(国書刊行会)が、発売されることが明らかになった。編著は、映画評論家で映画監督の樋口尚文氏。大島家、大島渚プロダクショ... 続きを読む
2021年2月18日スターリンの国葬、粛清裁判、ホロコースト観光を捉えた鬼才、セルゲイ・ロズニツァが自作を解説
これまで日本未公開だった鬼才セルゲイ・ロズニツァ監督のドキュメンタリーを上映する企画「セルゲイ・ロズニツァ『群衆』ドキュメンタリー3選」が、11月14日から開催される。上映作品はソ連の独裁者スターリンの56年前の国葬の幻の記録を使用したアー... 続きを読む
2020年11月13日タルコフスキー、ソクーロフに続く鬼才、セルゲイ・ロズニツァ監督作が日本初公開
カンヌ映画祭で2冠、近作10作品すべてが世界三大映画祭に選出されているものの、これまで日本未公開だった鬼才セルゲイ・ロズニツァ監督の作品を上映する企画「セルゲイ・ロズニツァ『群衆』ドキュメンタリー3選」が、11月14日からシアター・イメージ... 続きを読む
2020年9月3日ゴダール最新作 「イメージの本」日本版予告編公開
ジャン=リュック・ゴダールの最新作「イメージの本」の公開日が4月20日に決定、このほど日本版予告編がお披露目された。2018年・第71回カンヌ映画祭コンペティション部門出品作で、ナレーションはゴダール本人が担当し、暴力、支配、不和…点世界に... 続きを読む
2019年3月7日「はじまりへの旅」マット・ロス監督、SF小説「明日と明日」を映画化
ロードムービー「はじまりへの旅」のマット・ロス監督が、次回作として作家トマス・スウェターリッチのSF小説「明日と明日」を映画化すると米ハリウッド・レポーターなどが報じた。2014年に出版された原作は、テロリストの爆撃により壊滅状態になった後... 続きを読む
2017年3月20日全12件を表示