劇場公開日 2021年10月1日

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「オムニバス形式の難しさ」DIVOC-12 kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5オムニバス形式の難しさ

2021年10月5日
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鑑賞方法:映画館

小説の短編集ってなんか好きだ。他の作品と絡み合ったりするとさらにいい。でも映画のオムニバスってあまり観たことがなかった。
それぞれ10分〜15分くらいの長さだろうか。作った監督が別々だからいろんなタイプの話になるだろうとは思ったが、そこまでバラエティに富んでいるわけではない。テーマというテーマがないからかもしれない。
個人的には「ユメミの半生」「名もなき一篇・アンナ」がよかった。短い時間の中でも、キチンと組み立てられた物語は面白い。
出演していた俳優陣もなかなか豪華だった。でも全体的な印象はあまり良くない。一人の作家による短編集は好きだけど、いろんな作家が書いたオムニバス短編集はあまり好きではないということだ。

kenshuchu