劇場公開日 2021年1月22日

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「こんな事件あったのね」KCIA 南山の部長たち fukui42さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0こんな事件あったのね

2021年11月27日
iPhoneアプリから投稿

今回WOWOW・W座のコーナーで観ました。出演の小山薫堂さんの言葉を借りると。
「隣の国でこんなことがあったなんて、知らなかった!」。

「今作は1979年韓国大統領暗殺事件を元に、その4年前のフィクションである」。
事件の前日譚を連想して、作ったかな。

韓国内に「中央情報部」アメリカのCIAって感じで。
アメリカへ亡命した韓国元情報部長(確か)が、暴露本を出す。
それをめぐる話から、盗聴合戦が始まる。
そのスリルや、大統領の腹黒さ・非常さに、主人公が堪忍袋が切れるまで。
いやー、こんな仕事仲間・上司は絶対嫌だ!でしたねえ。

クライマックスで、主人公が血のついた畳ですっ転ぶ場面。
前述の小山さん曰く「リアルだわー」。確かに。

全体的に曇りか土砂降りって感じの重たい話で。
面白いというよりは、隣国の歴史を垣間見た。
ずっしり感を感じました。

ゆき@おうちの中の人