劇場公開日 2022年3月11日

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林檎とポラロイドのレビュー・感想・評価

全71件中、61~71件目を表示

2.5喪失と再生

2022年3月13日
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悲しい

怖い

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Bacchus

2.5大半の鑑賞者は見たことを後悔する映画だと私は思う。

2022年3月12日
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鑑賞方法:映画館
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いなかびと

3.5静かだけどズシンとくる映画

2022年3月12日
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鑑賞方法:映画館

『バットマンのお知り合いは?』
………しーん………
いやいやいやいや、そこにキャットウーマンおるやんかー!!!www

それでもやっぱり林檎が好き💕

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らまんば

4.0結局あのプログラムは間違ったものではなかったということか。

2022年3月12日
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鑑賞方法:映画館
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カツベン二郎

3.5記憶喪失になる奇病…

2022年3月12日
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鑑賞方法:映画館

というなかなか特殊な世界を描いていながら中盤にイヌと再開したあたりからさらなる訳あり展開が…。
すごい評判よいのもわかるけど抑揚が少ない分ちょっとだらけてしまった…。

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peanuts

4.0エモくて、可愛らしくて、重〜い…

2022年3月12日
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鑑賞方法:映画館

人々が記憶を失ってしまう奇病が頻発する世界で、新しい自分を見つけるプログラムに参加する男の物語。

本当に記憶を失くしたのか、過去を忘れたいだけなのか…
何だか物悲しくて重い話のはずが、この「新しい自分プログラム」がシュールかつ馬鹿馬鹿しくて、とってもコミカル 笑

絶妙に丈の短いジーパンや、仮装パーティーに思いの外完成度の高い宇宙飛行士姿で登場する主人公などなど、敢えての外し方がとてもチャーミングだし面白い 笑

エモくて可愛らしくて重い。新感覚な良作!

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葵蘭シネマ

3.5ランティモス風味

2022年3月12日
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朝、ドーンドーンと音がする
まさかメモリア?と思った。
こういう喪失の話はかなり好み。
役者もとても良い。
でも所々助監督をしていた影響なのかヨルゴス・ランティモス風味だった。(ランティモスはちょっと苦手)
二作目は既にハリウッドデビューが決まってるそうなので楽しみ。

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m m

5.0色々な見方ができる映画かな。上映館は少ないけど、今週は対抗以上。

2022年3月11日
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今年67本目(合計340本目/今月(2022年3月度)9本目)。

 ★ 「ポラロイド」とは、1930年代にできた、今のデジタルカメラの前身となるような非常に超初期のころのカメラ(インスタントカメラ一般)をさす名詞のことです。

記憶喪失になった男性が、記憶を取り戻すのをやめて、むしろ新しい人生経験をしていく中で色々な方と関わっていく、という趣旨の映画。

「ポラロイド」(カメラ)は映画内でも利用方法は指示され、確かに今の日本ではほぼほぼ見ることはないですが、デジタルカメラ自体はあるので、推測は十分きく範囲です。
むしろ難しいのは「リンゴ」のほうで、「なぜに林檎なのか」、また、映画内では色々な林檎(色のこと。いわゆるブラッド系の色から、緑色に近い林檎まで、色々出ます)が出ます。林檎「それ自体」は、映画からある程度推測ができますが(人体の中で、MRIややレントゲンを撮ったとき、林檎のように見える場所は、どこでしょう?)、「色が何を意味するのか」はこれはなかなか難しいかな…という印象です(パンフレット購入前提?)。

また、この映画、見ていただくとわかりますが、実は時代背景が不明です。時代背景を推測するには、今でいえばスマホだのパソコンだのがあることから推測ができますが、これが推測できるものが「一切」登場しないので、いつの時代の話かも難しいです。逆に言えば、こういう「実験」は実際には倫理上できないので、「時代背景をぼかした、架空の世界の架空の実験」という見方、それがおそらく正しいのではないか…と思えます。

今週(11日の週)はどうしても、バットマンが超本命枠できて、対抗がサメの映画(名前忘れた…)というところですが、本映画も対抗以上にはなると思います(不穏当な表現・描写などありません)。ただ、おそらく大人の方(文系理系問わない。そもそも文系理系がどうこうという分類にできない。あえていえば、両方同時に求められている印象)が見て、やっと「そういう趣旨か」とはわかっても、小さい子には難しいかな…という印象です。

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 (加点2.0) なかなか、特にギリシャ映画といった作品は元が取りにくい(そもそも、放映される映画館自体が少ない)中で、作られたこと、放映されたこと、また、ツイッター公式アカウントなどの情報発信が非常に丁寧な点は好感が持てますし、映画は「7番目の芸術」と言われるように、この「わかりにくい」映画を通じて「何を言わんとしているのか」を当てに行くというのも、また一つの考え方かな、と思います。

 (減点0.4) ただ、やはり「リンゴ」「リンゴの色」が指す意味は本当にわかりにくいです。「リンゴ」が指すものが何かはだいたい想定ができますが「色まで」になると、ギリシャ文化(慣習・一般常識等)が前提にあるのかもしれません。ここまで来ると日本では情報収集がしづらいので、ここは何らか補足があっても良かったのでは…とも思えます。

 (減点なし/参考) リンゴ・ブドウなど、一部の果物では「パツリン」というカビ毒が発生します(日本では、果汁で毒性が増すとされるため、リンゴジュースでは規制があります)。一方、「オレンジ」では発生しません(マイコトキシンの性質による)。そして「オレンジ」もこの映画の中ではちらっとだけ登場します。

 このことも何らかのことを示唆するのでしょうか…(詳細不明)?

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yukispica

3.5供花とワンちゃん

2022年3月11日
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鑑賞方法:映画館

淡々としたストーリー展開。
途中心配したけど。
ラスト、ゾクッとした。
クールで素敵な映画でした。

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たつじ

4.0タイトルなし

2020年11月14日
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鑑賞方法:映画館

東京国際映画祭 7日目鑑賞

当初、鑑賞予定には無かったんですが、評判の良さで急遽鑑賞。座席取れてよかった😌
テーマが独特なだけあってか、展開も独特。
記憶喪失と新しい自分プログラム。
なるほどリンゴの芯ね。
静かに進むなかで、悪魔のいけにえやら、バットマンとかニヤリとする演出。キャットウーマンのとこはついつい笑っちゃったけど自分だけだったみたい、笑ってたのw
医者の告知とか、随所にシュールな演出が光る。
音楽と絵のところも面白かったけど、
ちょっと恐くなった。あの音楽にはあの絵図らと考えるのは固定概念なのかも。
そして主人公のダンスがあまりにも上手で見いってしまった。
これは公開したらもう一度観たいなぁ。
🍎🍊

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とみまる

5.0台詞や仕草が残した点が線になる・・・深い余韻を残す不思議な世界の物語

2020年11月8日
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東京国際映画祭で鑑賞。舞台は突然記憶喪失となってしまう病気が当たり前になった世界。ある夜バスの中で居眠りしている間に記憶を失った男が救急車で精神病院に搬送される。所持品に身元を示すものは何もなく捜索願も出ていないため名前すら不明の男は14842と呼ばれ、病院で様々な検査を受ける。政府は急増する記憶喪失者をサポートするため、記憶を取り戻すのではなく通称”新しい人生”プログラムを施行、医師は14842にプログラムへの参加を打診する。アパートと生活に必要な資金は支給され、自転車に乗る、釣りをする、郊外までドライブするといった課題をこなし、写真で成果を記録することが日課の日々を送る中で14842の心の中で何かが動き始める。

本作、なかなか奇妙な作り。まず映像サイズがチリ映画の『NO』やポーランド映画の『COLD WAR』でも用いられた4:3のスタンダードサイズ。出てくるガジェットもオープンリールのテープデッキやカセットテープレコーダーにポラロイドのインスタントカメラといったレトロなもの。それらが一見普通の街に奇妙な歪みを添えています。与えられる課題はカセットテープで与えられる。少しずつ難易度が高くなる課題を主人公が困惑しながらこなす様には思わずクスッとしてしまいますが、街の背景には記憶をなくす人々や同じプログラムの参加者らしき人が映り込み、滑稽さと悲哀が綯い交ぜになっています。そして物語の中にポツンポツンと放り込まれる仕草や台詞が遺した疑問符に対する回答が暗示されるクライマックスが残す深い余韻が湖面の波紋のように静かに胸の内に響きます。

主人公が観に行く映画の音声、さりげない会話の中で言及される映画のプロットがさりげなくクイズのような役割を果たしていたりして、どちらも未見なのに正解した自分がちょっとだけ誇らしくなったりする映画愛にも溢れた作品、これは是非とも広く公開されて多くの人の目に触れて欲しい素晴らしい傑作です。

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よね