二人ノ世界

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二人ノ世界

解説

「私立探偵 濱マイク」シリーズで知られる林海象のプロデュースの下、20代の大学生たちが中心となり、第10回日本シナリオ大賞で佳作を受賞した脚本を映画化した人間ドラマ。京都・西陣を舞台に、事故で身体の自由を失った男と、そんな男の前に現れた目の不自由な女の2人きりの奇妙な介護生活を通して、真実の愛とは何かを描く。主演は「私立探偵 濱マイク」などで林海象と縁の深い永瀬正敏と、女優の土居志央梨が務めた。バイク事故による頸椎損傷のために36歳で首から下の自由を失った俊作のもとに、目の不自由な女性・華恵がヘルパーとしてやってくる。心を閉ざし悪態をつく俊作に、いら立ちを募らせる華恵だったが、目の見えない彼女もまた、人には言えない大きな喪失感を抱えていた。

2017年製作/104分/G/日本
配給:エレファントハウス、イオンエンターテイメント
劇場公開日:2020年7月10日

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(C)2020「⼆⼈ノ世界」製作プロジェクト

映画レビュー

4.5【”触感と嗅覚と聴覚”で生きる女と、”視覚”で人の本質を見抜き生きる男との凄みを帯びた恋物語。従来の障碍者の方を描いた作品とは一線を画する作品でもある。】

2021年1月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

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共感した! 5件)
NOBU

4.5惜しい

2020年8月28日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

ラスト、無難に終わらせてる感じがした。もうちょっとひねって欲しかった。

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共感した! 0件)
マンハッタン

4.0二人ノ世界。二人の世界。

2020年8月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

少し遠出しましたが評判が良かったので足を運んでみました。観れて良かったです。

首から下が麻痺して動かない俊作。ヘルパー募集を知ってやって来たのはサングラスに白杖をつく女性、華恵。
事故で突然体の自由を奪われた俊作と、徐々に光を失っていった華恵の"二人ノ世界"が京都の町のひと部屋を舞台にぶつかり合いながらも時を刻み始める。

出会ったばかりの華恵に俊作を託すと決めた年老いた父の覚悟。

「毎日天井を見て、食って、垂れ流すだけ」他人を寄せ付けない俊作の荒んだ心に華恵の温もりがじんわりと染み込んでゆく。

その人の心の痛みは本人にしか分からない。他人が知った風に踏み込むことでどれ程傷付けてしまうのか。けれどその痛みにそっと触れてくれる誰かがいたら、もしくはその誰かだって人知れず痛みを抱えているということを知ったなら今よりずっと優しくなれるはず。
そう思うのはただのきれい事か。絵空事か。

「どっちがどっちの介護をしてるんですか?」そんな質問に苦笑する俊作。
華恵と共に暮らして行きたいという気持ちに正直に向き合う。
自分がしてあげられることがどれだけあるだろうか。

華恵をこの世界に踏み留まらせた形見の鈴の音が暗闇に吸い込まれてゆく。

いつもの部屋。二人だけのラストシーン。
この目でその顔を見ることはできない。
この腕でその体を抱き締めることはできない。

それでも二人にこのままこの部屋で幸せに過ごしてほしいと願うのは私のエゴだろうか。

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はるたろう

3.5土居志央梨ちゃん良かった。

2020年8月6日
iPhoneアプリから投稿

京都造形大の北白川派映画。エキストラで参加したの(笑)に長らくお蔵入りしてたので、お!出来たやん!と、そそくさと観に行ったが、期待以上に良かった。

エキストラは?って、そんなもん影も形も写ってまへんがな笑

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KoN
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