劇場公開日 2020年12月4日

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「上手く児童文学好き少年少女を集客出来なかったものか、、それ以前の問題もあるがw」魔女がいっぱい 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0上手く児童文学好き少年少女を集客出来なかったものか、、それ以前の問題もあるがw

2021年2月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

しかし、コロナ禍とはいえ劇場公開からVOD化が早いなぁ💦
他レビュアーさんが吹き替え版の方が良さそうとの事でしたので、吹き替えで鑑賞。うん観やすいw

交通事故にて両親を亡くした少年がおばあちゃんの家に引き取られ体験した身近に居るとされる魔女との話。

独特な世界観とキャラで子供主役な別映画「チャーリーとチョコレート工場」(以下:「チャーリーと〜」)原作者ロアルド・ダール作。
これまた独特な世界観とキャラを醸し出している。
内容へのとっつき易さは同じくらいだろう。

監督はロバート・ゼメキス。最近の映画は安定感あり。
今回の作品としても、映像と演出と音楽は抜群の安定さがあった。

しかし、「チャーリーと〜」のウォンカ(演:ジョニー・デップ)の様に「映画内容に対して惹きつけてくれるキャラは居たか?」と言われるとグランド・ウィッチ(アン・ハサウェイ)やおばあちゃん(オクタビア・スペンサー)ではアドリブっぽい所も無く少し魅力が薄かった。
また、主人公の子供達は殆どネズミの姿ですし、劇中の活躍も少ないかな。

この原作者作品はいかに面白さをプラスして世界観を映像化出来るか。
また、それを劇場前プロモーションとしてお届け出来るかに掛かっていると思う。

「チャーリーと〜」の際は出演者の大活躍が無いにしろ、独特の世界観と映像を子供向けへ事前プロモーションし、日本では50億円超えの大ヒットを記録。
この作品の劇場公開の予告等では、大人魔女ばかり目立ち、大人向けだった様な記憶があります。

もう少し工夫すれば「チャーリー〜」並とは言いませんが、良作になれた様な気がします。

巫女雷男