死霊館 悪魔のせいなら、無罪。のレビュー・感想・評価
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Take me. Call me.
ブロンディの「Call Me」がかかった直後に電話が鳴るなんて上手い!などと思ったけど、終わってみると、誰からの電話だったか忘れてしまいました。電話の履歴が残らない1981年の物語。今の時代、履歴のありがたみをつくづく感じます。
死霊館ユニバースとして8作目にあたる今作。ウォーレン夫妻、特にベラ・ファーミガもちょっと老けてきたかな~などと思いつつ、時系列的には最も新しいのでしょうがない。そんな夫婦の歴史をも感じられる作風というか、被害者でもあるアーニーと恋人デビーに触発されたのか、彼らの馴れ初めなんかも語られる。
その若き二人の背景にあるのが“あずまや”(英語聞き逃した)であり、エドとロレインが17歳の頃・・・そうです。完全に『サウンド・オブ・ミュージック』へのオマージュ(『死霊館のシスター』でも感じられた)なのでしょう。「You are sixteen going on seventeen♪」と聞こえてきそうでした。ウォーレン夫婦の愛、そしてアーニーとデビーとの愛もテーマだと思ってます。
タイトルからすると、法廷モノの作品になるのかと期待していたのですが、実はほんの味付け程度でした。もうウォーレン夫妻は心霊探偵!いかに悪魔が取り憑いたのかと証明することが本筋となっています。凶悪な悪魔、そしていかがわしい黒魔術。悪魔崇拝を行っている者がいるはずだと推理していくのです。
特筆すべきは序盤の憑依シーン。デビッドくん演ずるジュリアン・ヒリアードの演技が凄い!中国雑技団かよ!と思えるくらい柔軟に体を曲げまくっていました(CGだろうけど)。そして、悪魔崇拝の祭壇を壊すために犯人(?)に行き着いたロレインが犯人と心が入れ替わり、視点がコロコロ変わっていく様子。なぜロレインが二人もいるんじゃ~と感じるところも恐怖でした。
とにかく夫婦愛。ロケットペンダントの中にはあんなモノが・・・そしてラストも・・・
ホラーよりミステリー+冒険要素が強くなった作品
怖い映画が見たかった人には不満が残るのではないでしょうか。青年を救うために夫妻が悪魔召喚の犯人を捜し解決をする作品になってます。でもウォーレン夫妻のファン、とくに奥さんのファンの人は過去作以上に楽しめる内容です。奥さんの能力が上がっていてチート級になっている! あとちょっとしか出てきませんでしたが「死霊博物館」では小学生だった娘が大きくなっている! 彼女も霊能力者なので次回作はお母さんと一緒に活躍して欲しいです
間違いない❗
今回はホラーよりオカルト色が強く私は最後まで面白くみれました!最初から掴みは🆗‼️夫妻のキャラクターの演出を大分膨らませた感がありましたよ!面白い方に演出アップ!奥さんの超能力大好き❤️ともかく映画館見に行って良かったです!繁華街でも平日の夜ならとても空いてて安心でした!ホラーオカルト好きならぜひ見に行って下さいね!エンディングロール見落とした‼️誰かおしえて!
普通に面白い。が、邦題のセンスの無さよ。
死霊館シリーズというのですか?アナベルとかタイトルは知ってはいましたが、いまいち観る気がしなくて敬遠してたのですが、最新作が公開中とのことで、せっかくだからとばかりに観てきました。
普通に面白かった、というのが率直な印象。
基本、ホラー映画できっちり怖がらせつつ、若干のミステリーと愛。
傑作とか名作とまでは言いませんが、きちんと楽しませてくれる良いエンターテイメント作品だと思います。
シリーズ初見ではありますが、メインの登場人物であるウォーレン夫妻が実に良い。
旦那さんは重症心筋梗塞を患いながらもそこらじゅう駆け回るし、奥様は霊視能力が基本なのですが、終盤の一喝「神の名に於いて命ずる!!」は痺れました。
ストーリー的に度肝を抜かれたり大どんでん返しがあるわけでもありませんが、脚本が丁寧なので弛むことなく最後まで見せてくれます。
本作はホラー映画ですので、要所要所で怖がらせにくるのですが、それを堪能するには劇場で見るのが1番ですね。普通のテレビのスピーカーではこのドッキリは味わえないかとおもいます。
総じて、ホラー、ミステリー、愛といい感じに紡いだ作品だと思います。
ですが。
一言言いたい。
なんなんですか、このサブタイトルは。
先日も「元カレと絶対墜落したくない件」とかいうふざけたタイトルつけられた作品がありましたが、どんだけラノベ脳なのかと。
いや、つまるところラノベタイトルに釣られる消費者が愚かなのかもしれませんが・・・。
原題が「Conjuring: The Devil Made Me Do It」
ならば普通に直訳で「悪魔が私になさしめた」とかでいいんじゃないですか??
客が映画を観なくなる原因は配給側にもあるんじゃないかと思います。
さて、最後になりますが、実は1番怖かったのはエンドロールだったというオチ。
私が観た時は他に誰もお客さんが居らず、1人だけだったのですが、まあ曲の怖いこと怖いこと!中盤にストリングスとピアノの旋律が入ってきて一安心したのも束の間、最後にまた恐怖戦慄が!更には囁くような声が入ってきてガチ怖かったです・・・。
ちょっと毛色の違うシリーズもの。
後半は盛りすぎた感がありすぎだけどエンタメ物として大成功。ホラーに犯人探しも加わって飽きさせない。夫婦の絆に親子の絆、恋人の絆などなど盛りだくさんで描き方も明確。映画館でみると音響の迫力がさらに雰囲気を盛り上げて最高だった。
今回は犯人探しメインのホラー
毎度安定の出来のシリーズですが、
今回は少し毛色が違って、犯人探しがメインとなります。
急に取り憑かれた少年→青年、自殺した少女、、、
裏で操っているのは誰か!?
一体どこまで実話なのか、今回も大いに気になるところでした。
一人で見に来ている人結構いたけど、とてもじゃないけど自分は無理です。。。(こわい)
【”Call Me・・By Devil。忌まわしき呪術を打ち破るのは、崇高な愛のみである。” 死霊館シリーズは、ホラー映画ではなく、オカルト&サスペンス映画として一級品だという事を再確認した作品。】
ー カスナー元神父が、呪術に使われた品々を地下室に保管し、廃棄しなかった訳・・。それは、娘への愛、故にであった・・。ー
◆感想
・このシリーズが、ミステリー要素もタップリと散りばめて、観る側をじわじわと物語に誘い込むのは、どこまで、脚色しているか分からないが、実際に会った悪魔絡みの事件をベースにしているからであろう。
・幼き弟デイヴィッドが、悪魔に取付かれ、苦しむ姿を見て優しき兄、アーニーが口走ってしまった言葉。
”僕に、憑りつけ!”
・ブロンディの”Call Me”が大音量で流れる中、悪魔が憑依したアーニーが行ってしまった事。
ー 音楽の使い方が、絶妙である・・。ー
・心霊研究家のウォーレン夫妻(エド:パトリック・ウイルソン&ロレイン:ヴェラ・ファーミガ)の、今作ではロレインの強い霊視能力の描き方と、二人が若かった頃の出会いから30年、深く愛し合って来た事実と物語との関連付けの巧さ。
・又、アーニーの婚約者の女性が、必死に彼を助けようとすることも、愛、故にである。
<娘を溺愛したが故に、”化け物”を作り出してしまった父親の愛。
化け物が構築した呪いを解いた崇高な二つの愛。
何とも切ないが、愛が覚めれば憎悪に繋がる事もあるし・・。
古来から、人間は何故に黒魔術、呪術に囚われて来てしまったのであろうか。
死霊館シリーズは、ホラー映画ではなく、オカルト映画として一級品だという事を再確認した作品である。
ホラー好きな方には充分楽しめます
「死霊館」シリーズはユニバース含めてすべて見ていますので楽しみにしていました。
実在の心霊研究家エド&ロレイン・ウォーレン夫妻が関わった1981年の裁判劇をモチーフにしたサスペンスとミステリーとホラーの三つ巴サービス満点作品。
この手の映画は音楽と効果音も重要で眠気を感じる暇がありませんでした。
「ソウ」シリーズのジェームズ・ワンがプロデュース。「ラ・ヨローナ 泣く女」のマイケル・チャベスが監督。
サービス満点の娯楽ホラー作品です。この手が好きな方はぜひご覧ください。
確かに怖かった
実際の事件を題材にしていて、事件の記録に則って丁寧に作られてるとは思うが、様々なシーンで映画ならではの表現方法の大袈裟さが鼻についたのも事実。
映画だから仕方ないと言ってしまえばそれまでだが、どこか嘘臭く感じてしまったのは私だけだろうか?
今までとは違った展開
なんだか全体的な評価だとイマイチな今回の作品ですが
この映画を見終わった頃には、面白かったとなるのが結論だと思います。
インシディアスや、死霊館など最近の映画は音でビビらせるようなところが多く、
ちょっとそういうのが今まで好きではなかった。
今作品では、そういう音での演出の限界が見えたのか、
ストーリーをスケアリーホラー一辺倒ではなく、怖さを残しつつサスペンス系に舵を切ったのかと
潔さを感じて好印象です。
まあ、ウォーレン夫妻が歳を重ねてる設定なのでこのままサスペンスホラーでもいいのかなと。
流石に今までの死霊館を期待してたという人たちも続編がここまで出てくると、怖さだけを売りにした映画では飽きてしまうでしょうし。
ストーリーも確かにかなり闇の深い相手でも、エンディングに近づくと結構そんなものかって拍子抜けする部分もありますが、そういったところは次作アナベルに期待したいなと思います。
見て損はないし、今までの死霊館を見た人好きな人はかなりお勧めです。
ホラーからサスペンスに
死霊館シリーズの3作目。アナザーを除く。
今回は悪霊との戦いと思いきや人間の争いに変化してて、悪霊はサブキャラに降格してる点が少し残念でした。
そして登場人物が絞られるため相手が途中から読めてくるのも。あと距離感がボヤけてて、ご都合主義が少し垣間見えてました。
いままでのシリーズ2作と違い悲壮感が漂い追い詰められる感覚を味わうことが出来なかったです。このシリーズはこれが楽しみなんだけど。
ホラーだけどホラーではない映画
映画館で観てきました。
ホラーなんだけど、ミステリーのような映画でした。
洋画のホラー自体がそうなのかもしれませんが、実話だったというところで興味を惹かれました。
確かに怖かったですが、最後辺りは暗くて何がどうなってるのかわかりませんでしたw
ということで、少し低評価となってます。
死霊館ユニバース初見
ずっと観たいと思っていた死霊館ユニバース。
どうやら怖いだけでないところが
いいらしい
確かに、観た後は家族っていいな
愛っていいな
と涙がはらり
しかしその涙の半分は
怖さで緊張ガチガチの体がゆるんだからかもしれない
悪魔は文化的に受け入れられないと思っていたが
死とか不安のかたまりが内側から蝕んで
一気に爆発するようなイメージは
腑に落ちる
そのときに目を覚ますのは愛なのよ
っていうきれいごとは
きれいごとでもいいからあると思いたい
この映画のウォーレン夫妻を見ていたら
そう感じた
悪魔を操る人間が一番怖い‼️❓
ホラーとゆうよりサスペンスとミステリー。
映画館的には、二つ連続で観る予定が前のが何故か伸びて、これがギリギリ、それで前の席のカツプルが痴話喧嘩で、悪魔の被害の恐れで、最悪。
なんで悪魔がこんなに簡単に召喚できるのか、魔女がスペックなんかな。
マジか、なんか、アメリカは恐ろしい国ですね、こんなことで、悪魔のせいに出来るなんて。
安物のホラーよりはハラハラドキドキしました。
ミステリーサイコパスサスペンスの佳作です、是非。
驚くだけのアトラクションホラー
死霊館シリーズの最新作は前代未聞の殺人事件を基にした物語。序盤からスロットル全開でホラー特有の恐怖のアオリは「来るぞ」分かっていても驚きます。内容は謎解きミステリーになっているので分かりにくいのが難点。怖さのない驚くだけのアトラクションホラーです。
2021-145
エドさんが…!
今回の物語はいきなりクライマックス!悪魔祓いからのスタートでした。憑かれているのは小学校低学年くらいの少年、デイビッド君!
ウォーレン夫妻、父親、姉、姉の彼氏そしてエクソシズムの主役である神父さん!
が、この神父さん、悪魔祓いは教会でやるっ!とか言い出してエドさんからダメだ!ここでやるんだっ!突っ込まれる始末。挙句の果て悪魔の引き起こしたポルターガイスト現象によりあえなく気絶してしまうマヌケさその後ローレン夫妻が悪魔祓いに挑むも失敗。結局 姉の彼氏が俺に乗り移れッ!と見事にデイビッドから悪魔を引き離し自分に憑依させることに成功します。
いやもう今回も掴みはバッチリでしたね。それに黒幕はまさかの人間でしたね。とても楽しめました。
エドさん心臓を労ってください。
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