泣く子はいねぇが

劇場公開日:

泣く子はいねぇが

解説

「ガンバレとかうるせぇ」「歩けない僕らは」などの短編で高い評価を受けてきた佐藤快磨監督の長編劇場デビュー作。是枝裕和監督率いる映像制作者集団「分福」が企画協力し、佐藤監督の地元・秋田の伝統行事「ナマハゲ」を盛り込みながら、大人になっていく20代の若者たちの姿を描く。秋田県・男鹿半島で暮らす、たすくに娘が誕生した。たすくが喜ぶ中、妻のことねは子どもじみていて父になる覚悟が定まらない夫に苛立ちを募らせていた。大みそかの夜、たすくは妻と「酒を飲まずに早く帰る」と約束を交わし、地元の伝統行事「ナマハゲ」に参加する。しかし、酒を断ることができずに泥酔したたすくは、溜め込んだ日頃の鬱憤を晴らすかのように「ナマハゲ」の面を付けたまま全裸で街へと走り出し、その姿がテレビで全国に放送されてしまう。ことねに愛想を尽かされ、地元にもいられなくなったたすくは逃げるように東京へと向かう。それから2年、東京にたすくの居場所はなく、たすくの中に「ことねと娘に会いたい」という思いが強くなっていく。たすく役を仲野太賀、ことね役を吉岡里帆が演じるほか、寛一郎、山中崇、余貴美子、柳葉敏郎らが顔をそろえる。

2020年製作/108分/G/日本
配給:バンダイナムコアーツ、スターサンズ
劇場公開日:2020年11月20日

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(C)2020「泣く子はいねぇが」製作委員会

映画レビュー

3.5ラストシーンが凄い。「そうきたか!」ってね

2020年11月19日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

冒頭からずっと、主人公に説教したくなる感じを覚えながら見ていました。「愛がなんだ」で抱いた感情と同じヤツ。しかし、ずーっと溜まっていたフラストレーションが、最後の最後にぶっ飛びます。「そうか。それがやりたかったのか!」ラストシーンで涙出そうになったよ。佐藤快磨監督のデビュー作、お見事です。新しい才能の登場ですね。

ちなみに、本作はサンセバスチャン映画祭で撮影賞を受賞しています。撮影監督は月永雄太。

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駒井尚文|映画.com編集長

3.5ナマハゲ

2024年3月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

2024年3月24日
映画 #泣く子はいねぇが (2020年)鑑賞

娘が生まれたのに父親の自覚を持てない #仲野太賀 に妻の #吉岡里帆 は愛想をつかしていた

そんな中、なまはげの全国中継中に酔っ払って全裸で全力疾走してしまう

大人になれない男の青春ストーリー

#余貴美子 さんは、引っ張りだこだな

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とし

4.0執着する主人公と前進する前妻

2024年3月13日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

過去のしでかしから前進できない主人公にいらいらさせられましたが最後は
まあまあ納得。吉岡里帆の表情、演技が光る秀作

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あっきー

2.5じれったい

2023年12月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

母子家庭とかシンブルマザーが邦画によく登場するようになった昨今、家族と暮らさない父親ってどんな人なのかなという好奇心が満たされるような作品。そしてすぐ満たされるを通り越し、見たくない程になる。

地方の雰囲気を上手く再現している他、俳優陣やカメラワークも抜群に良い。オチも良かった。
特に吉岡里帆さんの存在感に魅せられた。
映像は秋田の景色ばかりで、吉岡里帆さんを見たくてじれったかった。

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Don-chan(Daisuke.Y)
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