娘は戦場で生まれた

劇場公開日:

娘は戦場で生まれた

解説

内戦の続くシリアでスマホで映像を撮り始めた女学生がやがて母となり、娘のために生きた証を残そうとカメラを回し続ける姿を捉え、カンヌ国際映画祭など各国の映画祭で高い評価を得たドキュメンタリー。ジャーナリストに憧れる学生ワアドは、デモ運動への参加をきっかけにスマホで映像を撮り始める。やがて医師を目指す若者ハムザと出会い、夫婦となった2人の間に、新しい命が誕生する。多くの命が失われる中で生まれた娘に、平和への願いをこめて「空」を意味するサマと名づけたワアド。その願いとは裏腹に内戦は激化し、都市は破壊され、ハムザの病院は街で最後の医療機関となる。明日をも知れぬ身で母となったワアドは、家族や愛する人のために生きた証を映像として残そうと決意する。第92回アカデミー長編ドキュメンタリー賞ノミネート。

2019年製作/100分/G/イギリス・シリア合作
原題:For Sama
配給:トランスフォーマー
劇場公開日:2020年2月29日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第92回 アカデミー賞(2020年)

ノミネート

長編ドキュメンタリー賞  
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(C)Channel 4 Television Corporation MMXIX

映画レビュー

❇️目を背け映画を観るのを辞める。心が整ったら鑑賞の繰り返し

2023年9月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

怖い

娘は戦場で生まれた

2011〜2016年🇸🇾シリアのアレッポ

無鉄砲で頑固な女性が主人公。ジャーナリストを目指していた。

生まれてばかりの子供を抱えながら、空爆の被害で亡くなる人々や怪我を助ける仲間たちとシリアの自由を求めて戦う。

活動家か?家族の元に帰るのか?
次々と死んでいく仲間達。
活動家として現地に残る者の決断

ありのままの生活や救出の映像をカメラに納める衝撃映像ドキュメンタリー。

◉採点不能点。B

❇️目を背け、映画を観るのを辞める。そして心が整ったら、また鑑賞の繰り返し。
★彡こんな酷い映像二度と観たくない‼︎
何故人間どうしてこんな事になるんだ‼︎
怒りが込み上げてくる💢

☑️何故シリアの内戦になってるのか‼︎

2010年独裁政権を不満に思ったチュニジアの青年が焼身自殺で訴える。イスラム教は自殺を禁じている為、重罪とされた事をきっかけに、暴動が起き20年続いた独裁政権が崩壊。「ジャスミン革命」

こうした民主化運動が活発なって、アラブ諸国に暴動が起きていた。「アラブの春」
この内戦の最中のドキュメンタリー

1️⃣観なけれはいけない残酷な映像。
★彡この映画を観ていない人に伝えないといけないと思う使命感も湧くが、何にもできない。

2️⃣本当に奇跡も見れる‼️
★彡ネタバレできませんが凄い奇跡を観た!
本当の映像なのでちょっと引くくらいの奇跡でした。

3️⃣親の思い。行動は正解か不正解か?
★彡子供たちの事を考えれば正解は明らかなのでは?と思ってしまう。でも正解はわからない…

(備考)2023年2月6日 トルコシリア地震
★彡映画とは関係ないがこの舞台の街に震度7.7の大地震発生。

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シネマを喰らう

3.5タイトルなし

2023年5月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

日本の難民支援の現状などについて考えてしまう。

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ouosou

5.0シリアの事情がよく分かるドキュメント!、映画館でウクライナ問題の前に見ました。

2022年12月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

世界情勢にうとい旦那の勉強のため、「よし、今度はドキュメントだ!」と考える、ちょうどいいものを選んで見たところ、内戦というものがわたし自身よく分かりました。

ジャーナリストの奥さんと医師の旦那さん夫婦が、撮影を数年にわたって続けました。

旦那さん、最初別の人と結婚していたのですが、いつのまにかジャーナリストの奥さんと結婚していたという、目立たないロマンスも入っています。最後の逃げるところは、大丈夫なのかとハラハラして、見ていられなかったです。

内戦をしていない国に住んでいることは、それだけでも素晴らしいことなんだと実感しました。日本ってなかなか、良い国ですよ。

ですが、シリアにもいいところはあります。
大学の医学部が無料では入れたり(すごいうらやましい!)、
一日8時間働かないことが普通だったり。

難民として日本へ来たシリア人は、シリアと比較して、日本の労働は大変だと感じることもあるそうです(NPOの会報誌に書いてありました)。8~14時までで仕事終了、とか普通みたいです。

ドキュメントの内戦のひどい映像に、非常にショックを受けたため、翌月から毎月NPOの難民支援団体に寄付しています。日本は島国のため、難民に対して理解がなく、収容所へ入れられてしまいます、子供も含めて。会報誌にはいろいろなことが書いてあるので、日本の良いところも良くないところも見えてきます。

難民だとウソをついて、入国する人も多いから仕方ないのかもしれないですが、難しい問題だと思います。難民が日本に増えることも、良いことなのか、わるいことなのか、分かりません。ですが、命を守るために逃げてきた人を受け入れる必要はあると思います。

ウクライナの人は普通の難民の人と比較すると、日本では特別待遇となっています。これも、なかなか難しい問題だな~と思います。日本では難民を申請しても通りませんので、ウクライナ以外の難民の人たちは、即収容所へ入れられます。日本にも収容所があることを会報誌で初めてしりました。

難民を受け入れることが、日本にとって良いことなのか、わるいことなのかは、私には判断ができませんが、命が大切なことは分かります。それだけは真実ですよね。

そんなわけで、毎月クレジットカード引き落としで、ほそぼそと寄付を続けて数年になります。
今の私にできることは、それくらい。なんとも、しょぼい現実です。

ドキュメントの内容としては爆発音とかすごいです。夫婦が住んでいた家がボロボロになったのを見たとき、何とも言えない気持ちになりました。毎日あると、当たり前になりがちですが、平和な生活って本当に大事なことですね。

現在は亡命先のイギリスに住んでいます。

夫婦と子供でイギリスへ亡命できたのは、医師とジャーナリストという立場があったからなのでしょうか?。そこは1つ疑問なところです。イギリスだと難民申請がとおりそうなので、日本へまちがって来てしまうよりはいいですよね、優遇されたのでしょうか。

良い内容なので、内戦がどのようなものなのか、勉強したい人におすすめです。
すこし、いや、かなり、残酷な映像もあります。

コメントする 2件)
共感した! 4件)
ころん

5.0あるシーン

Mさん
2022年9月25日
Androidアプリから投稿

今のウクライナの状況を思うと心が張り裂けそうになります。世界のすべての人たちに見てほしいシーンがあります。

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M
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