劇場公開日 2021年5月21日

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「笑って、泣けて、役に立つ!!!」お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方 プールサイドさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0笑って、泣けて、役に立つ!!!

2021年5月28日
iPhoneアプリから投稿

山田洋次監督の「家族はつらいよ」のような感じなのかなと思って見たけれど、笑いと泣き(?)の割合は3.5:6.5といったところかな(橋爪功さんはそのまんまな気がするけれど)

作中でも話されているように葬儀屋さんって何か縁起悪そうですよね。
でも、そう思っている人たちにこそ見てもらいたい作品!!
終活はただお別れの準備をするということだけではなく、残りの人生をどう謳歌するか考えることなんですよね。
そういう捉え方ができるだけで老後が楽しみになる!

「思い出はあって当たり前だけれど、なくなったら寂しい」という台詞。
ここでの「あって」は「できるのが」で、「なくなったら」が「作れなくなったら」ということなのだと思う。
若いうちは一緒にいるだけで楽しくて、何でもないことでも思い出になってしまうのだけれど、歳を取るとそうでなくなって来るんでしょうね。
今を生きているのだから、今の思い出を作り続けることが謳歌するということに繋がるのかな。

プールサイド