ラスト・クリスマスのレビュー・感想・評価
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クリスマスにはこのくらいHappyがいい
クリスマスのロンドンというロケーションに、エミリア・クラークのヤサグレ顔からのハッピースマイル。それだけでもう満足!
オチの予想はかなり序盤につくし、駆け足のご都合展開、せっかくの音楽があまり上手く効いてない…とまぁ、ちょっと雑な要素も目立つけど、そんなことは目を瞑ろうと思えちゃうハッピーオーラと優しく背中を押してくれるポジティブなメッセージが作品に込められています。
そしてエミリア・クラークの魅力が溢れまくってる!大きな目と口で色んな表情を魅せてくれて、笑ってトキメキました。本当にキュート!
観た後自然に笑顔になれて、上を向きたくなる。クリスマスにはこんな作品がやっぱり欲しくなるのです。
さすがポール フェイグ
序盤は主人公のダメっぷりを紹介しつつ進行。テンポが悪くギャグもあまり笑えないし、なかなか厳しい。ジョージforeverなのに着メロは何故Fine Young Cannibals?
しかし後半になると事情が明らかになり社会問題に触れたり、伏線が回収されポール・フェイグらしい展開で一気に雰囲気が変わった。恋愛とは裏腹に登場人物はみなハッピーになりすごく嬉しくなった。彼も彼女もヤツも皆いいヤツでした。
1番よかったのは彼がいない時でも自主的にボランティアを行い、自分の居場所を作ったり、やりたい事をやり続けた事がとても良かった。前半の主人公の滑稽なメイクもラストに近づくにつれナチュラルで可愛い感じに。
最後は少しくどく、もっと早めに終わってもよかった。
にしても最近のフェイグ作品の中では1番良かった。
まさかの、最高の結末!
心温まるロマンティックコメディを見たのはなんだか久しぶりな気がする。最近、こういった映画が少なくて、純粋に鑑賞して楽しめた映画。
最近、音楽を題材にした映画が多い中、出し惜しみを一切せず、冒頭から「ラストクリスマス」を存分に流してくれて、どっぷりと世界観に入っていける良作。
笑って楽しく観ていたら、まさかのストーリーで涙が溢れる。でも、最後はとても暖かい気持ちにしてくれる。
「ラブ・アクチュアリー」もそうだけど、イギリス映画って、様々な身近な問題(病気や性や社会問題)を抱えている登場人物が出てきて、観ている方も暗くなりそうになっても、いい塩梅で最後は暖かく、ほんわかした気持ちにさせるのが上手だなーって思う。
クリスマスと言えば、泣ける話でしょ?
って言う、大衆ニーズに応える為の一作。でもさ、ドーラばぁちゃん、ダメだって。それじゃポン引きだってw
もの凄く好きな話。良かった。BBCが作ったクリスマスものは、ミシェル・ヨーとヘンリー・ゴールディングのコンビの顔ぶれから、アジアン・ラブストーリー in London?なんて言う俺の下衆な予測を、ものの見事に粉砕してくれました。全くの「クリスマス映画」でした。季節ものの感動話でした。
エミリア・クラークが、途中からキュートでキュートで。旧ユーゴスラビア、クロアチア移民のケイト。ビッチです。クソッタレです。地獄に落ちやがれ、なビッチが店員のクリスマスショップとか皮肉w
だが。彼女は旧ユーゴ移民と言う出自以外にも、ヘビーな過去を抱えていました。これが明かされるのは、ビッチ生活描写を引っ張って引っ張った挙句です。
トムの存在はファンタジーだと分かるのも、そのネタバレも、結構早い段階です。種明かしの場面とか、やっぱりねー、やっぱりねー、やっぱりねー、やっぱりねー、なんですけど。ヤバイくらい泣かす。涙腺緩めの方、覚悟が必要です。
私達は生きている。生きているだけで幸せ。今日の生に感謝を。クリスマスだわw
エミリア・クラーク、やっぱり好きやわぁ。
良かった、爽やかだった、感動した。とっても。
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12/12 ちょっとどうでも良い様な、でも重要な追記。
ラスト。「秘密の公園」で二人が共に時を過ごしたベンチに、今はケイト一人が座っています。立ち上がり歩き出すケイト。ベンチの背もたれには「Look Up」と刻まれたプレートが打ち付けられていました。ケイトですよね、このプレートを作ったのは。問題は和訳です。またこれが、和訳に困る言葉を使ったもんだ事w
「Look Up」は「上を見ろ」。劇中は良いと思うんですけどね、実際に顔を上げて上を見ている訳だから。
「Look Up」を命令形で使う場合、「元気出せよ!」と人を励ます意味があります。また「人を訪ねる」と言う意味でも使われます。「尊敬する」と言う意味で使う場合「Look Up To 人」の形式が一般的ですが、「Look Up」で「敬う」と言う意味でも十分に通じます。
ケイトがトムに会いたくなった時「訪れる」場所であるベンチ。トムが「元気出せよ!」とケイトを励ますベンチ。ケイトのトムへの「尊敬」を象徴するベンチ。
「Look Up」にはたくさんの意味があります。そんなこんなをぶっ込んだ、このシンプルな言葉が、すごく心に沁みてしまい。涙があふれてしまった。リピート確定っす。つか、次は最初のトムの登場シーンで泣いてると思うw
#114 個人的にはストーリーが
気に入らなかった。
もちろん最高のプレゼントを主人公がもらったという意味では良いと思うんだけど、WHAMの歌詞と違うよね。
後から考えたらexistっていう言葉が伏線になってたんだなあ。
愛に包まれることの大切さ
最初は出会った人と恋に落ちるありきたりなラブストーリーの映画かと思いましたが、内容は深くて主人公の持つ悩みが自分と同じ年齢だったりしたこともあり自分を重ねてしまいました。最後新事実が明らかになり、人に愛されていることがいかに大事かを教えてくれました。
泣いてしまいました。観て良かった^ ^
涙腺崩壊でした
前半はコメディタッチで楽しくて、トムの正体は何だろうと想像しながら観てましたが、ストーリーの核心がわかった時Wham!の「Last Christmas」と繋がって涙がボロボロでした
日々の行いで人は形成されている
小さな事の積み重ねが自分を変えるきっかけになる
生きているだけで幸せ
そういうメッセージが伝わってくるクリスマスにピッタリのあったかい作品です
ヨーロッパの移民問題もサラッと盛り込まれてて、そういう事も考えさせられました
エミリア・クラークはこういう役がお似合いで、今作でもキュートすぎました
ジョージ・マイケルにつられて行ったら涙を根こそぎ奪われた
ジョージ・マイケルのラスト・クリスマスがモチーフになっている映画な上にデナーリス女王陛下ことエミリア ・クラークが主演だというので、とりあえず見てみたくなって、予告編も見ずに映画館に足を運んだ。
前半は、ジョージ・マイケルの曲とともにおバカキャラのケイトが軽く騒動を起こしながらコメディタッチで話は進んでいく。しかも結構笑える。
ケイトが店員をしているクリスマス専門店の外で空を見上げているトムと出会ってから、少しずつケイトに心境の変化が現れ、心の問題に立ち向かって行こうとしていく。
トムが携帯を持っていない理由て、なんだろうな。ロマンチックコメディみたいだから実はすごい金持ちとか、すごい作家なのかなと、予想しながら見ていた。
謎がわかったときに、嗚咽しそうになった。これはダメだよ。涙が全部持っていかれちゃうよ。
それでなくても、ジョージ・マイケルの曲で気持ちが揺さぶられやすくなってるんだから。
涙の後は、ハートフルなエンディングが待っていて、すごく優しい気持ちになった。
脚本書いた、ケイトのお母さん役のエマ・トンプソンは、いい味出してたね。ディックのところでは大笑いしてしまった。
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2019.12.28追記
渋谷パルコの新しい映画館で上映が開始されたので、新しい映画館の見学も兼ねて二度目の鑑賞
二度目は、謎がわかっているので、トムの最初の登場で早くも涙。ベンチでも涙。夜のスケート場でも涙。クライマックス前のOne More Tryでフライングの涙。
わかってるだけにヤバイくらい胸にこみ上げてきます。
ジョージ・マイケルの曲がバックな上に素敵な涙が流せて、この映画と出会えてほんとよかった。
ゲジゲジの八の字眉(^з^)-☆
最初は、ん?って思ったんだけど、何度もアップになり、刷り込まれて癖になる…主人公ケイト=エミリア・クラークのゲジゲジの眉毛。
ワム!いいですね~。ラスト・クリスマス以外もいい、ワム!オン・パレードです。
クリスマスグッズ・ショップで働いてるケイトはおドジで友達に迷惑を掛けてばかり。実家の母は小うるさく、姉はキャリアを振りかざす嫌みな女…で家に帰りたくないし、荒れた生活を送っている。そこへ現実離れしたトムが現れ、少しづつマトモな方向に向いていくのだが、トムは携帯すら持っていないので、連絡も付かない。何故なら…トムとケイトの関係、その真実が明らかにされていく。妙に整ったアパートでトムがケイトの歪んだ傷に触れるシーンは素敵…2019下半期の一番の名場面でした。
もう、芸達者な人が沢山出てるので目を見張るばかり。ショップオーナーはミシェル・ヨーだし、母親はエマ・トンプソンだし。エマの素敵がな歌声は聞けたけど、華麗なダンス・シーンは無し。達者なスッテップを見たかったなぁ~(((^_^;)
『人の身体は食べた物で出来ている』が持論ですが、『いい行いをすればいい人になる』と言われケイトが変わった所に感動しました。
今できる、小さなことの積み重ね
序盤、ケイトの情緒不安定の原因が何かの病気のためらしい、と仄めかされるが、出自や家族の問題に起因する精神的なものだと思って観てました。そう思ってるうちは、なんだか盛り上がらない展開だなぁと少しダレかけてたのですが、『心臓移植』を受けた事実が明らかになった瞬間から、景色が一変。
心臓移植を受けた気の毒な人、という見方をしがちな周囲の人の同情やいたわりは、ありがたくもあるが、本人にとっては、気持ちのうえで窮屈な制約になることもある。
例えば、好きなことをしたくても、心臓に負担のかかるようなことだとしたら、程度に関わらず反対されるだろうし、心臓を提供してくれた人の好意を無駄にしないためにも無理してはいけない、という有形無形の圧を感じてしまうことがあるのではないか。そんなに過剰に意識しなくてもいいと言ってくれる人もいると思うが、何かを諦めることで、結果的に芯の定まらないフラフラした生き方をしてる(そういう評価を自分でしてる場合だろうと、他人から言われようと)こと自体が罪深いことに感じられて自己嫌悪に陥ることもあると思う。自分の心臓で生きている人よりは敏感に考えてしまうことはあり得るのではないか。
(提供者への感謝の気持ちが生きる支えになることもあるし、身体的負担を避けるための一定の制約が必要な場合もあると思います。一概に負担とか制約とかのネガティヴな情感に結びつけてしまうのも危険なことなので、とても複雑で、私には整理できない難しい問題です。なので、上記の内容はあくまでもケイトの場合の心情を推し量っての個別のもので、決して一般化してるわけではありません)
だからこそ、潜在意識の働き(物語的には、切っても切れないあのパートナーの導き)が、ケイトに、小さなことかもしれないけれど何か人の役に立てること、誰かが喜んでくれることを選択させたのだと思う。
『その小さなことの積み重ねがその人の人格を作る。』
そういえば、アナ雪2でも、次の正しいこと、今できることをしよう!と逆境で打ちひしがれたアナが立ち上がります。
最近、どこの国の映画でも、社会の閉塞感が強くて、〝青臭いかもしれないけれど羨ましいほど伸びやかな若者の夢〟を無邪気に語るようなものより、〝取り敢えず身近でできるささやかな自己実現〟を目指すことに価値を見出す作品が多いような気がします。
いただいたコメントを噛みしめながら振り返ってたら、最初思ってたよりも味わい深い映画に思えてきたので、★半分上乗せしました。
欧州の社会問題を盛り込んだ恋愛映画
すんごい拾い物で、観て得した作品。
同タイトルのホラーとは無関係。
イギリスのポップスグループ「Wham!」のクリスマスの定番ソング『Last Christmas』をモチーフにした作品。
冒頭、かつて天使の歌声だった少女が、大人になってビッチに育ったあたりからスタート。
ポスタービジュアルから、「いい男に諭されて、立派な女性に変わって」みたいに陳腐なストーリーかと予想したんですが、全然違う展開に。
ロンドンをはじめ、ヨーロッパで起きている様々な社会問題が山盛りどんぶり状態に積まれ、凝縮されていました。
それらをサラッと盛り込んでの結末…
いやぁ、すごかった。
やり過ぎ感は否めなく、「リアリティ的にどうよ」「ありえない」と手放しで褒められないところはあるが、よくやったなぁとも思った。
オスカー女優エマ・トンプソンが原案・脚本・出演を手掛けてるのも、観てびっくり(少しは調べてから観ろよ私)。
シンプルでとってもいい映画
クレイジーリッチ、シンプルフェイバーからのヘンリーゴールディング目当てで鑑賞。
オープニングから一気にテンション上がる。
最高のクリスマス映画。
途中でストーリーの結末に気付いてしまうのだけど、それでも涙が出てしまうくらい、二人が過ごすシーンが可愛くて、暖かくて、見てよかったなぁと心から思えた作品。
ありえない話を積み重ねてとても素敵な物語を作っている。
ありえない話を積み重ねてとても素敵な物語を作っている。
ユーゴ紛争とか移民問題とかいくつかの社会情勢を加味したスイーツ作品と思っていると、かなり違うと感じるはず。
有名曲を使った最近の作品にイエスタディがありこれはカップルに勧められるけど、この作品はカップルに勧められない(意味は映画見ればわかるはず)。
でも、映画の出来はとても良いよ。
<下3行は自分が認識不足だったため取り消し 題名は修正済み>
ちなみに、ラストクリスマスの曲は、去年のクリスマスに手ひどい扱いを受けた主人公が今年のクリスマスは別の素敵な異性を見つけるんだという趣旨の曲なので、映画とはちょっと合わないような気がする。
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