劇場公開日 2019年11月22日

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「かつて、こんなに泣き顔がキュートなヒロインが居ただろうか」EXIT えすけんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5かつて、こんなに泣き顔がキュートなヒロインが居ただろうか

2023年6月20日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

韓国のある都心部、突如原因不明の有毒ガスが蔓延しはじめる。道行く人たちが次々に倒れ、パニックに陥る街——。
そんな緊急事態になっているとも知らず、70歳になる母親の古希のお祝いをする会場では、無職の青年ヨンナム(チョ・ジョンソク)が、大学時代に想いを寄せていた山岳部の後輩ウィジュ(ユナ)との数年ぶりの再会に心を躍らせていた。(公式サイトより)

以前、韓国を訪れた際、地下鉄の駅構内や街の要所要所にガスマスクが設置してあるのを見て、ここでは隣国からの攻撃が差し迫った危機なのだと感じたが、本作でもそういった現代韓国ならではのメタファーが仕込まれているのだろう。ドローンとかネット化した社会とかスクープ合戦とか。

しかし、そんなことより、ゾンビ映画ばりのパニックが、とにかく軽快でハラハラドキドキの連続がシンプルに面白く、どことなく粗いストーリー設定や若干分かりやすい布石も吹き飛ぶ。

かつて、こんなに泣き顔がキュートなヒロインが居ただろうかというくらい、主演のユナがかわいい。完全にワンピースのアラバスタ王国・ビビ。普段はいまいちピリッとしないがここぞという時は決めるヨンナムを演じたチョ・ジョンソクもいい。麻薬王の彼なのね。クソ野郎な店長はウヨンウの上司。

エンタメ全開で100分超がすぐに過ぎる。

えすけん