劇場公開日 2019年11月23日

「俳優たちの豹変ぶりにびっくり!」ポイズンローズ 瑞さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0俳優たちの豹変ぶりにびっくり!

2020年2月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

キャストか豪華だと思って、観た。内容はよくある探偵物で、ツッコミどころ満載の映画だった。主人公を追いかけていた殺し屋か途中から出てこなくなっちゃうし、ストーリーも破綻気味だった。ルックス的に、ジョン・トラボルタとモーガン・フリーマンは許せるとして、一番驚いたのは、ブレンダン・フレイザー! 髪はハゲ上がり、太った白い豚のようだった。「ジャングル・ジョージ」や「ハムナプトラ」の頃の精悍な面影は皆無。ロバート・パトリックは、同じく太って、貫禄がついて、T1000の頃の冷徹な感じがなくなった。ファムケ・ヤンセンはシワがないのはいいのだが、ボトックス注射を打ったのか、顔が強張っていて、表情が死んでいた。ボンド・ガールやジーン・グレイの頃の溌剌とした印象はない。そんな訳で、それぞれの俳優たちの老いた様子にしみじみしてしまった。誰しも老いるものですが、素敵に老いるのはなかなか難しいものですね。

瑞