劇場公開日 2019年11月8日

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「20年以上前の韓国の通貨危機に関して事実をベースにしたフィクションだけど面白い。」国家が破産する日 お抹茶さんの映画レビュー(感想・評価)

4.020年以上前の韓国の通貨危機に関して事実をベースにしたフィクションだけど面白い。

2019年11月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

20年前以上の韓国の通貨危機に関して事実をベースに作られたフィクション。
ヒロインはとてもカッコいいけど、所属する組織のトップに直接話せない地位にいる人が活躍するのはさすがにフィクションとしか言えませんね。

通貨危機に際し、立場を利用して私腹を肥やす高級役人、国の行方を憂う官僚、危機を冷静に見通す優秀な企業人と目の前の現実に目をそむける企業人、日々の暮らしのなかの一般庶民、財閥と零細企業、IMFと背後にいるアメリカ、といろんな人・組織が絡み合って物語が進みます。

韓国がIMF管理になって倒産、失業者の大量発生とかなりキツイ状況になったのは知識としては聞いていましたが、わかりやすく作ってあるので特別な知識が無くても大丈夫です。

お抹茶