「シカゴの歴史の裏側を垣間見る秀作」ザ・ヒストリー・オブ・シカゴ ナウ・モア・ザン・エヴァー エロくそチキンさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0シカゴの歴史の裏側を垣間見る秀作

2019年10月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

1967年の結成からロックの殿堂入りを果たした2016年まで、シカゴの50年を俯瞰するアンソロジー。知らなかったエピソード満載の超貴重な作品。シカゴ自身のプロデュースにより彼らの真実の姿が明らかになった。

ファーストアルバムの曲を紡いで語られるデビュー当時のエピソードからグイグイ引き込まれる。まさかのジャニスとジミヘンとの交流に感涙。

個人的には1972年から本格的に音楽を聴き始めたので、その年に発売されたChicagoⅤが最初に聴いたアルバム、かつ一番好きなアルバム。曲では迷わずDialogue。ロバート・ラムがアイドルの一人だった。

やはりテリー・キャスが亡くなるまでのシカゴは最強だった。その後の試行錯誤は痛々しくもあり、ピーター・セテラとダニー・セラフィンがクビになったなんて知らなかった。

貴重な映像とインタビューの連続、そして代表曲がいい音で聴ける。良いことも悪いこともひっくるめて彼らの歴史の全貌を知ることができる必見作だ。

エロくそチキン
Socialjusticeさんのコメント
2022年8月15日

私も同様70年の初めはよく聞いていました。5年ぐらいしか聞いてませんが、ラムの作詞が結構好きでした。対話の歌詞は今の世の中にもピッタリ合いますね。同じ時代のに興味がある方はがいらしたので嬉しくてコメントを書きました。

Socialjustice