向こうの家

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向こうの家

解説

東京藝術大学大学院で黒沢清や諏訪敦彦に師事し、これが長編デビュー作となる新鋭・西川達郎が、逗子の町を舞台に、主人公の少年が家庭の崩壊劇を経験するひと夏を描き、国内の数々の映画賞で受賞やノミネートを果たした青春ドラマ。ごく普通の幸せな家庭で育ってきたと思っていた高校2年生の森田萩。しかし、父・芳郎にはもうひとつの家があった。「萩に手伝ってもらわなきゃいけないことがある」と芳郎に頼まれ、萩は父親が不倫相手の向井瞳子と別れるのを手伝うことになる。自分の家と瞳子の家、2つの家を行き来するようになった萩は、徐々に大人の事情に気づいていく。主人公・萩役は「ソロモンの偽証」「5億円のじんせい」などで注目される望月歩。

2018年製作/82分/日本
劇場公開日:2019年10月5日

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(C)東京藝術大学大学院映像研究科

映画レビュー

4.0普通に良作

2024年3月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

インディーズ映画には珍しい普通にウェルメイドを目指して普通にウェルメイドとして成立している作品。
望月歩さんの表情が大人になって変わっていくのも、大谷麻衣さんの魔性な年上女性ぶりもとても魅力的でした。
カメラワークやストーリーテリングの部分も、インディーズにある1カット長回しや場面転換がおかしいなどの不自然さがなく安心して観ていられました。

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なんでも屋の演出部

3.5でんでんさんと釣りに行きたい❗

2019年10月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

萌える

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カールⅢ世

2.5そんなに出たらガクブルです

2019年10月6日
Androidアプリから投稿

楽しい

幸せ

両親と姉と主人公という喧嘩も揉め事もない仲の良い4人家族の父親が浮気をしていて、その相手との別れ話に手を貸すことになった高校二年の長男の話。

引き籠もりではないし、所属していた釣り部が廃部になったことが切っ掛けではなかろうけれど、学校へ行かなくなった青春モヤモヤな主人公。
ある日父親に忘れ物を秘密で届ける様頼まれてことが起きていくストーリー。

家族の崩壊劇とはいうけれど、悲壮感はあまりなく、終始明るいというか惚けた様な空気感。

向こうの家での酔っ払いトークは本当に少し入っているのかという絶妙さだしw

ハッキリと何かを語ったりみせたりする訳ではないし、大騒ぎがある訳でもないけれど、浮気相手や彼女と接する父親や、自身と母親、母親と父親の関係性から何かを感じて学ぶ成長物語という感じで、変な爽やかさもありなかなか面白かった。

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Bacchus
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