劇場公開日 2019年8月16日

  • 予告編を見る

KESARI ケサリ 21人の勇者たちのレビュー・感想・評価

全24件中、21~24件目を表示

4.0闘う理由

2019年8月18日
iPhoneアプリから投稿

シク教がどんな宗教なのか興味が湧く。

この映画で、シク教徒の教えとしてイシャル・シンが語る言葉がいくつかあって、それは共生についてだ。
そして、これはシク教徒や特定の宗教の希望ではなく、人類の望むへき方向ではないのか。

シク教徒は、他の宗教を否定せず、困っていたら相手を助け、敵でも傷付いていたら、水を与え介抱する。

一方で、戦うイスラム教徒については、女性を蔑ろにしたり、聖戦と称して戦闘に導こうとする者がいるが、かかる戦闘は聖戦とは異なり、敵を敬い、死者の誇りを傷つけないように配慮する者もいたり、僕達はイスラム教徒を色眼鏡で見たりしないように、そして敵と味方、あっちとこっちとステレオタイプの見方をしないようにしないと思った。

映画として、マトリックスばりのイナバウアーの様な海老反りのサーベル避けがあったり、中国映画のアクションの様なスピン剣法や、ロード・オブ・ザ・リングばりの死体山積みの土台作りありの、鶏がcook=クック(調理して)って鳴くだの笑わしてもらったし、勇敢に死に向かい、決して諦めないシク教徒兵士の闘う様に胸も熱くなった。

シク教徒は他宗教を否定しないが、形骸化した教えや差別を嫌うそうだ。誇り高い人達なのだ。
そんな部分も念頭に見れたら、実話としての彼らの闘いをもっと讃えられるし、勇気をもらえる気がした。

公開劇場数は多くないみたいだが、満員御礼のお客さんの多さだった。
夏に胸が熱くなりたい方はどうぞ!

コメントする 1件)
共感した! 6件)
ワンコ

4.021対10000人

2019年8月17日
Androidアプリから投稿

とても勝てるわけがないのにシンを中心に素晴らしい闘いでした。
スゴく引き込まれました。

前半の女性を助けるシーンはよかったです。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
かん

5.0絶望的な戦力差を自分たちの誇り、信条、愛する者を支えとして戦い抜いた男達の姿を圧倒的迫力で描き出す歴史大作

2019年8月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

幸せ

 序盤、インド映画らしく唄と踊りを効果的に挿入しながら、21名のシク教徒達が、結束を固めて行く過程や一人一人の気質や大切にしているものをコミカル要素を交え描きだす。これが、中後半に効いて来る。実に上手い。

 後半は怒涛の戦闘シーンが続く。凄まじい迫力。インド映画の底力を久しぶりに実感する。

 ラストにかけても、数々の印象的な場面が次々に描かれ、涙する。

 インド近代史に残るという戦いを正面から描く歴史大作。(知らなかった。申し訳ない)

 当時のシク教徒の立場をおさらいしておくと更に良いのかもしれないが、私は前知識が無くても、十二分に堪能できました。(分からなかった部分は後から調べました。)

 ・シク教徒の鬼司令官を演じた方が、インド初の廉価な生理用品を発明した人を演じた同じ人とはとても思えなかった。(よーく見ると、髭面の中に面影はあった)
 ・劇中、知らないフレーズがキーワードになっていたので、(観れば分かります)もう少し、近代インド史を学ぼうと映画を観ている間だけ思った。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
NOBU

4.0自由な人として生き、自由な人として死ぬ

2019年7月25日
PCから投稿

笑える

悲しい

興奮

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
Naaki