フリー・ガイのレビュー・感想・評価
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日常が愛おしい
どっから突っ込めばいいかわからないけど、
小学生のとき夏休みの日記に日記を書く自分を登場させたのを思い出した。
その頃から自分の中のフリー・ガイが目覚めたんだと思う。
メタ認知の教材にぴったり。
この世はレイヤーで出来ている。モブキャラ大勢!でもまあヒーローは白人男性でキマリなんですね(ちょっとだけ嫌味)
当方、ビデオゲームの類一切食わず嫌いなので”モブキャラ”というワードも初見。予告編を見て「トゥルーマンショー」とか「ライフ」とかをイメージしつつ鑑賞。十分楽しめました。というか深読みしようとすればいくらでもアナロジーの効く世界観。
そういえば昔々、上司が言っていた言葉を思い出しました。「管理職になると管理職なりの、役員まで行けば役員なりの、同じ会社にいても全く景色が違ってくるんだよ」。、、、
根性なし、上昇志向なしの自分はヒラ社員のまま早期退職したため、会社の外の世界というさらに次元の違う景色を見ることができて全く悔いはありませんが、もっともっと違うメガネ、勇気を出してかけてみたくなりました。
ひねくれてるのにしっかり「いい話」
過去、ゲームを主題にした映画はいくつもあるが、どちらかと言うと「懐古」や「あるある」に寄った、言い方は悪いが「媚びた」作品が多く思い浮かんでしまう。
正直、この映画の前半辺りまで「やっぱりそのテの作品か」と感じていた。
しかし、話が進むと実はそうでもない。
子供向けの単なるアクションコメディでもなく、内容はしっかり大人に向けて人生を提示してくるクセに、ふざけた要素が山盛り。
それでいて結構ひねくれた構成を、ラストはきっちりまとめた上に想像以上のハッピーエンドがやってくる。
なかなかのクセ者映画だった。
この変な作品を、善良に見せたのはやはりライアン・レイノルズの貢献度が大きい。
ジョディ・カマーの可愛さも際立ってた。
あとはやっぱり音楽よね。
銃撃シーンのポップミュージックとかはもう定番になりつつあるし、エンディングが私にとっては一番彼女が輝いていた頃のマライア・キャリーってのもグッと来た。
あと、映画そのものの感想とは別に、もう世の中は「GTA」やら「APEX」やら「FORTNITE」といったゲームの要素が観客の『常識』として成立する様になってしまっていることに驚かされた。
近くに座っていたご婦人は、赤い「救急ボックス」の登場で手を叩いて喜んでおられたし。
個人的にはこういった「人殺し」や「暴力」をモチーフにしたゲームは苦手で、一歩間違えるとまるで置いていかれる可能性もあったので、改めてカルチャーとの付き合い方も考えさせられた。
さらに余談。
今回、とあるイオンシネマで観たのだが、本編のスタートが、告知された上映開始時刻から20分後というのはさすがにヒドい。
劇場がCM収入でやりくりしているのはファンとしては痛いほど分かるが、我々の時間もタダではないので。
40
ストーリーがよく練られていておもしろい!!
この映画に出てくるゲームはプレイヤーのアバターはサングラスをかけていて、NPC(モブキャラ)側には『サングラス族には近づくな(プレイヤーの邪魔をするな)』というルールがあって、そこがおもしろく感じられた。ゲームのモブキャラに自分がリアルではなくゲームの住人だと気づかせないようなところがユニークだ。ゲームをしていて普通はモブキャラ視点では考えない。
SFコメディのほかにも友情や愛といった要素もあり、舞台がゲームなのでおなじみのゲームアイテムを効果的に使ったりするところも楽しめた。
テンポの良さや音楽もすばらしかった。
特にゲームが好きな人はとても楽しめると思う。
続編の制作も決定しているということなのでそっちも楽しみ!
SFだけど、SFじゃない感覚にもなりました。
こういう映画って、どうせアレでしょ?
と思って観なくてもいいかな思ってたのですが、
ネットでの評判がよかったので鑑賞。
したら、まさかの想像の上いく面白さでした。
SFの世界と分かりながらも、
将来の技術なら、もしかしてこういう世界もあるんじゃない?
と、SF作品じゃないような感覚も抱きます。
いつも同じ毎日に「なんだかなぁ」を感じてる時なんかは良いキッカケをくれる映画だと思います!
アメリカ映画の精神の継承
基本SF映画は好きですが、その中のバーチャル世界の話は苦手な部類だったのですが、本作は非常に面白かったです。
最近クラッシック映画を観続けていて、特にフランク・キャプラ作品の再発見は大きな収穫であり、私の好きな社会派映画でもあり、彼の作品そのものがアメリカ映画の(“アメリカの”ではなく)根本的な精神を現している気がしていて、彼以外でもその時代の多く作品も同様で、それは今も連綿と受け継がれ、手を変え品を変え様々なジャンルの中で根底にその精神が宿っている気がします。
少し前なら『LIFE!』であったり『トゥルーマン・ショー』なども変化球でありながらそうした精神が垣間見れたし、本作もそういう意味での正当な継承作品の様に感じられました。
それは世界の目に見えない圧力からの脱出であり抗議であり、圧力を圧力と感じないように思考停止され、流されるままに生きる事への見直しと正しい事への追及、という精神だと私は解釈しています。
続編も期待できるか?
面白かった。あっという間の2時間である。予告編を観て、オンラインゲームのザコキャラが自分がザコキャラで同じ毎日を繰り返しているだけであることに気づいて、そこからの脱却を図るストーリーだというのは頭に入っていた。どうしてそうなったのか、そのあとどうなるのかが見処に違いない。
AIが多くの分野で活躍しつつある時代である。オンラインゲームのザコキャラをAI設定したら、そのうち自分の意思で勝手に動くようになってもおかしくはない。ただザコキャラが活躍する場はゲームの世界だから、そのゲームのサーバーの中でしか生きられない。そうするとなんとも世界が狭い矮小な話になってしまうのではないかと懸念していた。
しかし流石に上手に作るものである。マサチューセッツ工科大学出身の天才プログラマーであるキーズを陰の主人公にして、彼が作ったAIプログラムが暴走したという設定にすれば、現実とゲームを繋げられてリアリティがあるし、観客としても納得しやすい。キーズによれば、それは暴走ではなく、予め平和的に作成されたAIのひとつであり、勝手に動き出させることに失敗したと思っていたキャラクターなのだ。
ライアン・レイノルズが演じるザコキャラ銀行員のガイが、ザコキャラ設定から逃れてフリーのキャラクターとなっていく場面は、AI将棋が同じ局面を繰り返すうちに新手を編み出すのに似ている。将棋の世界ではもはや人間はAIの敵ではなく、人間が指した手がAIが推奨している手と同じ場合に高評価されるほどである。
と考えていくと、映画「ターミネーター」が37年前に指摘した、AIが世界を制する時代もそう遠くないのかもしれない。現にAIを搭載したドローンやグライダーも開発されているし、それらのAIが本作品のフリー・ガイのように、自分で考えて攻撃対象や攻撃方法を決めるようになってもおかしくはない。
そうなったときにAI開発者たちはどのように対処するのか。本作品は続編の製作が既に決まっているようだが、そのテーマがAI武器の暴走ということになると面白いかもしれない。もはやゲームの世界だけの問題ではなくなる。ペンタゴンやオーバルオフィスも巻き込んでの大騒ぎになるだろう。
そのときキーズやミリーはどのように対処するのか。緑の楽園を理想郷とする程度の思想では太刀打ちできない。世界観を構築し直す必要がある。どのような世界観がAI兵器の暴走を止められるのか。
なかなか楽しみではあるが、あくまで当方の勝手な想像である。AI兵器の開発をしているペンタゴンと軍需産業にとって迷惑な映画になるようならすぐに横槍が入るだろう。ディズニーが強権に逆らうはずがないので、続編もゲームの世界と少しばかりの人間関係にとどまるかもしれない。
愛すべきモブキャラ達
深いいストーリーでした、画も素晴らしくて良かった。
ライアン・レイノルズもはまってたし昔ならジム・キャリーかな😀
AVENGERSネタ・STARWARSネタ満載で楽しめました、しかもご本人登場で。
マライアの選曲もグー👍
現代版トゥルーマン・ショー
リアルかゲームの中か(それ以外にも根本的に違うのだが)は違えど、なぜだか観ながらトゥルーマン・ショーを思い起こさせる名作。
本来の話とは逸れるけど、、
他人の人生にとってはモブであっても一向に構わないけど、自分の人生や大切な人の人生の中では主人公でありたいし、そうでなきゃいけない。自己主張をし、やりたい事を後悔せずにやる、そんな当たり前の事を、ふと思わせてくれる素晴らしい作品でした。
ライアンレイノルズが可愛い
毎日繰り返しの生活を送るゲームのモブキャラが、理想の女性に出逢うことで自我が芽生えていく。その事によって世界を巻き込み真のヒーローになっていく物語。
あらすじだけ見ると今までにもありそうな話だけど、リアルの人間がゲームの世界でっていうのは結構あるけど、ゲームのモブキャラが主人公っていうのは実際には新鮮で、ストーリーもよく練られていて最初から最後まで本当に楽しく観れた。
とにかくライアンレイノルズが可愛くて面白い。あんな可愛い顔してマッスルはやめてくれ(笑)
アイテム取る時はしゃぎすぎ(笑)
タイカワイティティは一癖ある役やらせたらさすがです。個人的にはあのファッション大好き。似合ってるし。あんな感じでジョジョラビットみたいな名作作っちゃう辺り才能の塊なんだなぁと。
話は逸れましたが、この手の映画はCGも存分に使われているので映画館で観て欲しいです。
内容も一人一人のキャラが立っていて全然飽きないし、笑わせてくれるシーンもたっぷり。
なのに、まさか思わず泣かされるシーンもあります。バディが、ガイのバディで本当に良かった。
「今この瞬間が自分にとってのリアル」
「自分の人生の傍観者である必要はない」
ふたりのこのセリフが特にグッときた。
予想以上に面白い映画で大満足でした。
最後ネタバレあり
ゲームのアイテムでキャプテンアメリカとか、ライトセーバー出てきた時はテンション上がりました。
あとラストシーンは、ガイがキーズの気持ちをミリーに気付かせるという、最後まで本当に優しくて素敵なエンディングだったけど、ガイはせっかく恋という気持ちを知ったのに、結ばれる事なくこれからも永遠に生けていくんだなぁと、色々考えたら少し切なくなってしまいました。
あんな素敵なガイには本当に幸せになって欲しい!!!
予備知識なしで観てほしい
これはポスターや予告編を、全く観ずに観に行ったら楽しさ2倍はあると思う(^_^)
私はほぼノー予習で観に行ったから最初???だったけど、観てるうちにどういうことか分かってきてそれがまた爽快!!だから毎日同じなのかー!いつもと違うカプチーノ頼んだら変な顔されるよね〜(笑)
ゲームのいつもなら見向きもしない脇役にスポットライトを合わせるなんて斬新なストーリーで大変楽しめた。
最後はちょっと感動もあり、ほんとにいい映画だった(^◇^)
モブキャラ?
群衆の中の何でもないキャラの事なんですね。
そんなモブキャラが意識を持っちゃうお話です。
ゲームの中と外で大騒ぎ!面白かったです。
毎日飲むコーヒーショップの店員さん、どっかで見た事あるんだけど、誰だったかなぁ〜?🤔
だんだんとモブに共感してしまう
映画館で観よう。
レディープレイヤーワンの面白さを心にとめ、似た雰囲気を感じつつ期待度はそこそこで観ました。面白かった。設定事態は新鮮味は感じなかったのですが、だんだんとモブに共感してしまう。演出がいい。
そして、ハルクファンの自分は大満足です!
2021年ベスト級の面白さ
ゲームのモブキャラ“ただの人”が、主人公に生まれ変わってくアドベンチャーアクション作品。
レイノルズのコメディ作品と侮るなかれ!めちゃくちゃ感動して泣いてしまいました。
繰り返す単調な毎日が運命の女性との出会いをきっかけに変わっていき、次第に新しい自分になっていくガイが、自分自身だけでなく周囲やリアル世界にまで影響を与えていきます。モブキャラとは全く思えないほどにガイのキャラクターは魅力的で、自然に応援したくなってしまいました。
スーピーディーでテンポ良く全くダレないストーリー、リアル世界・ゲーム世界それぞれの登場人物のキャラクター、音楽の使い方、コメディパート、ゲームあるある、そして不意打ちで入るあの激アツサプライズ、全てが完璧です。
ワクワクして笑って、スカっとして、なんともいえない優しく温かい多幸感に満ちた気持ちで映画館を出れる最高の作品。
楽しかったーーーー!
素晴らしい…の一言です。
ゲームの世界のアクション映画かな、と思って視聴したら、キャラクターの個性の素晴らしさやストーリーに感動させられました。
迫力もあるので、ぜひ映画館で観ることをオススメします。
あと、女性が気に入った男性に『可愛い』とつい口に出して言うのですが、そこがなんとも良かった。(吹き替えだけかな?)幸せな気持ちになりました。
途中に自分の大好きな某ヒーローが一瞬写るのですが、そこでテンション爆上がりします。
ゲームは悪くない
現実とゲームの違いがわからなくなりそうな今、ゲームから学ぶ事がある作品が増えて欲しいなと思う。
現実逃避だけでなく現実ではなかなか実現しない理想を描くのも良いではないか(o^^o)
観てるだけで幸せになれるゲーム、いいよね!
フリーガイ最高かよ♥️
まさに『フリーガイさいこうかよーーー!!!』そう叫びたくなる、この言葉がぴったりなわくわく胸が熱くなる作品👔🕶
フリーシティと現実世界がリンクするドキドキやガイの使う戦闘アイテムに映画ファンならテンションが上がるはず!!!
ミリー、キーズ、バディ、マウサーみんな愛らしかった♥
ガイの勇気ある一歩に日常生活での希望をもらった!ありがとう、ガイ💫
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