劇場公開日 2019年10月25日

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「科学の進歩と人間らしさ。圧巻の映像技術で問う、怒涛のアクション!!」ジェミニマン 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0科学の進歩と人間らしさ。圧巻の映像技術で問う、怒涛のアクション!!

2020年1月23日
PCから投稿

怖い

興奮

知的

【賛否両論チェック】
賛:主人公とクローンが迫力の戦いを繰り広げていく姿は、映像技術も含めて圧巻。クローンとのかかわりを通して、1人の暗殺者の生きることへの葛藤にも、胸が熱くなる。
否:展開はかなりのご都合主義で、よくよく考えるとかなりの無理もある。グロシーンもあり。

 経験を積んだベテランの自分と、体力と勢いに勝る過去の自分のクローン。その両者がそれぞれの力を駆使して激突するド迫力の戦いは、観ていて思わず圧倒されてしまいます。どちらもウィル・スミスが演じていると思うと、その映像技術にも驚かされます。
 また、そんな自身とクローンとの戦いを通して描かれるのは、1人の人間の生きることへの葛藤です。クライマックスはまさかの衝撃ですので、詳しくは是非実際にご覧になってみて下さい。
 窮地に陥る主人公を助けるように、都合よくトントン拍子に話が進んでいく様は、ツッコみどころも結構ありますが、それを言うのは野暮というもの。アクション好きは勿論、それ以外の方にも是非オススメです。

映画コーディネーター・門倉カド