劇場公開日 2019年12月13日

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ぼくらの7日間戦争のレビュー・感想・評価

全58件中、1~20件目を表示

1.5練りこみ不足

2024年4月19日
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この映画は明らかな脚本の練りこみ不足を感じます。
まずこの映画は1988年の実写版「ぼくらの七日間戦争」が下地になっていますが、全く別のオリジナルストーリーになっています。

本来こういう映画を作るにあたって一番大事なのは「主人公たちが正しいこと」だと思います。でもこの映画では冷静に考えると主人公たちは何も正しくありません。なのに感動的な音楽を流し、感動的風なセリフを言い、感動的にキラキラと輝く演出をします。

主人公たちも「マレットを匿えば犯罪になる」って最初言ってましたよね?
じゃあなんで匿ったの?途中からいい話風になって全然そのことにふれなくなるし…
最後いい話風に終わらせたけどあの両親は犯罪者なんですよ?
ぜんぜんいい話じゃないよ…

あと大人たちは「あさま山荘事件」みたいに建物の壁を重機で壊すシーンがありますけど、壁を壊さなくても普通に窓から入ったらいいですよね?
「あさま山荘事件」が壁をわざわざ壊したのは犯人が銃を持っていたからですよ…
この映画では銃なんてでてきませんよね?だから重機なんか使わなくても窓から入ればいいのです。仮に窓にバリケードがあっても、相手は銃を持ってないからゆっくりバリケードを外せばいいだけです。

「いい話風」に作品は終わりますが、結局主人公たちが大人にやったことは暴力だけ。
それを感動的な曲に合わせてエンドロール。

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みる

5.0令和の七日間戦争

2022年5月26日
PCから投稿

管理教育の時代は終わり、令和の時代でおこなわれる七日間戦争。 大人に対する抵抗というより様々なことに対する抵抗である。なんと表現すればいいか難しいが、大人に評価されずらいことは確かである。

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たびでみー

2.0大人か子供か その葛藤

2021年8月14日
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鑑賞方法:VOD

どこかで聞いた事あるなぁこのタイトル。
そうか、宮沢りえのあれか!!
そのアニメ版。当時の実写版は見ていません。

はぁ⤵️
既視感ありあり。
大人に抗う多感な時期の高校生たち。
社会に組み込まれた大人たち。
でもですよ、この子達が不法滞在の外国人の子供に味方してこの大人たちに対抗する使命感?が分からない。
その時点で、すみません〜帰りまーすでしょ。
おもしろくするにもこの何日かの戦いに共鳴できない。

今風の題材を盛り込みつつ、やっとしっくりしたのはカミングアウトのワンシーン。
なるほどね。

しかし今の高校生ってそんなに生きにくいの??
難しく考えすぎというか、何にかぶれてるのか。

凝りすぎたのか、ストーリーの骨組みに失敗して駄作寸前だったけど、最後のオチで笑って終われるずるい映画でした😅

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零式五二型

3.5ハイテンポなので飽きない

2021年8月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

親の命令で転校することになった綾と共に廃墟に立て篭もる5人。しかし、廃墟に思わぬ人物が居たことで事態は想定外の方向へ進み…。

物語のベースだけを原作から引き継いだ作品で尺が短い分挫折と成長がハイテンポで楽しめる。廃工場からの脱出方法は印象的でした。
実写映画版の知識は楽しむ上で必要ないものの、同キャストを起用したキャラクターが登場する感じはリスペクトを感じられて結構好きでした。

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shotgun

4.0あっと言う間にエンドロールだった。 良く出来てて面白かったです。

2021年3月27日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

あっと言う間にエンドロールだった。
良く出来てて面白かったです。

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tuna

2.01988年から時代を経て

2021年1月7日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

1988年の可愛い宮沢りえが鮮烈なイメージを残した前作から、現代に時を移してアニメ化した作品。
学校の規則に反発していたのが、自分探しがテーマになり、時代の移り変わりをネットで確認することに。

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いやよセブン

3.5若い頃にバカやるのっていいな

2020年8月30日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

幸せ

まず、ストーリー展開のテンポがよく見やすかった!

親子、友情、恋愛、男女を超えた恋愛、日本に滞在する外国人についてと、いろいろな方面の問題について、解決していくのがよかった。
また、縦社会、法律を軸としてまわる世の中、それでいいのか考えることはあっても、見て見ぬ振りする世の中。それを、自分たちの考えでぶつける場面があり爽快だった。
大人になり、これが正しいと周りに合わせるようになってしまうが、若い頃の素直な気持ち、困難に立ち向かう勇気ってステキだと改めて実感。
若い頃に真面目に過ごした今だからこそ、あの時バカやってたら青春を実感出来てたのかなと思う。あの子達は大人になってもこのことを忘れず、ずっと仲のいい関係が築けるんだろうなっと勝手に思う。笑

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栗きんとん

1.0名作”僕らの7日間戦争”の名前を使った劣化コピー品

2020年8月15日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

開始5分で後悔しかない
構成が”深海イズム”まるパクリ、KADOKAWAもクリエーターとしての誇りがないのかね?
序盤の話のまとめも下手、ヒロインの家出に参加してくれるメインキャラクターたちをなんでダイジェストなん?そこは掘り下げんとだめやろ?って思ったけど、
参加してるほとんどはキャンプ気取りで参加してるから掘り下げる内容もない
内容もないで言うとそもそも本作自体に内容がない
17歳にもなった高校生が親の都合で引っ越しするのが嫌で家出しますですからね
メインキャクター紹介もダイジェストなら家出してからもまたダイジェスト・・・

まあ、それでもここから話を持ち直すかと思ったら何故か唐突に不法滞在の子供をねじ込んでくる
親と離れ離れかわいそう、だから何とかしようって事なんでしょうが、不法滞在は犯罪です
ざっと上げでも不法侵入・不法占拠・不法滞在隠匿・公務執行妨害・・・
おまけにその犯罪行為をスマホ使ってバカッターする始末
迫る大人たち、抵抗する子供たちを描きたいのだろうけど、原作の大人の理不尽さなどの葛藤などは微塵もないまさに子供の為の子供作品、むしろカトゥーンとかのほうがまだ面白いかも

そしてラスト30分の主人公からヒロインでの告白→玉砕→ヒロインはレズビアンでした
もちろん取って付けたような要素でLGBTについて掘り下げるような事もない
そして数多くの犯罪を犯して気球に乗って逃亡し、マレットの親と再会し唐突に宮沢りえ演じるキャが出てきて一言
まあ、何とかなるんじゃない?人生何とかなるもんよ

もうね、見てる人の思考年齢10歳以上じゃ受け付けない内容だと思います

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ニーチェ先生

2.5ぼくらの7日間戦争も、SPゲスト登場の前に、負け戦

2020年7月5日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

楽しい

幸せ

1988年の実写版はリアルタイムで観た人には、宮沢りえのフレッシュな魅力と共に忘れ難い名作。
残念ながら自分はいつぞやビデオか何かで一度見たきりで、たくさん見た映画の中の一つという印象。原作小説も未読。
なので、比較や先入観無く、一本のアニメーション映画として鑑賞。

とは言え、実写版と今作の違いを。
舞台が2020年の北海道に。
主人公たちも中学生から高校生に。
立て籠る廃工場に不法滞在のタイ人の子供が新たに登場。
実写版で立て籠る理由は大人たちの抑え込み従わせるような厳しい躾への反抗だったが、今作では、歴史本ばかり読んでる守が、議員の父親の都合で引っ越す事になった片思い相手の幼馴染みの綾の希望で、17歳の誕生日までの7日間だけ廃工事で大人たちに秘密のキャンプを始める。
この変更点、良かった点もあればビミョーだった点も。

舞台の変更は全然いい。が…
タイ人の子供の登場はどういう意図…? 良くも悪くも青春ムービーなのに、謎の社会派要素…?
子供と大人の境界が曖昧な高校生。子供vs大人がテーマの一つなのに、何かこうバランスが悪い。
シンプルだった実写版の戦争理由。今作では綾の父親の傲慢ぶりはマジでムカつくが、主人公たちの言動も今一つ説得力に欠ける。って言うか、結構ワガママで自分勝手。
さらに、彼らが行う“戦争”は犯罪レベル。下手すりゃ怪我どころか命の危険も。

守と幼馴染みの綾、綾と親友の香織以外、ほとんど接点の無かった6人が集って…。
一応友情が育まれていく様は描かれるが、ちと薄い。
守と綾、恋愛がもっと色濃く絡むのかと思ったら、綾の想い人は意外な相手。

タイ人の子供の為に抗っているのか。
綾の為に抗っているのか。
偉そうな大人に対し、子供の譲れないものの為に抗っているのか。
全て引っ括めてなのか、それとも主軸ブレブレなのか。

SNSで彼らの抱える心の傷や痛みがさらけ出されるのは現代的。
自分を偽る事が正しい大人への道なのか。
自分を偽らず、本当の自分を告白。
亀裂が入った6人に、友情が再び。
このシーンは悪くなく、ランタン飛ばしなど、映像も美しい。

そこまで酷い!…って訳ではない。が…
既視感のある作風や内容。
音楽や主題歌など、某メガヒットアニメの影響特大。
何だか製作陣は、新たな魅力の『ぼくらの7日間戦争』を生み出すというより、某メガヒットアニメの二匹三匹目のドジョウの為に『ぼくらの7日間戦争』を題材にしたような気が…。

で、結局それも徒労に。
何故なら、ラストに登場した超サプライズSPゲストが全てをかっさらって行ってしまった。

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近大

0.5中身が何もない

2020年6月25日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

 話が薄すぎる。新海誠作品の下位互換かな? って感じ。
見るのはおすすめしない。これ高評価してるやつは、原作見てないだろ。
別に一つの作品として見るのはいいが、だったら、ぼくらの七日間戦争って名前を使うな。
まだ皆といたい!→家出だ! っていうのは頭悪すぎ。脚本家は小学生なんか?
原作の少年少女は、確か小学生だったと思う。だからこそ面白く見れた。
でも高校生にもなって、原作の数百倍くっだらない理由で大人と戦う!! とか……(笑)
自粛期間で色んなアニメ映画を見て、どうしても時間があまったら見ればいいと思います。

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新羅涼音

3.0本音

2020年6月7日
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いったいどれくらいの人が本音で語り合い、言いたいことを言い合っているんだろうか。今の時代はSNSで匿名でなんでも言えてしまう。だからこそ、対面だと自分を偽り、上辺だけの付き合いになってしまうような気がする、、、。
本音で語り合えた時、この映画みたいにうまく行くかはわからないけど、本当に心から信頼しあえる大切な友達になれるのかな。。?

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ぱん

5.0今の堅物の大人には足りない、未来明るくなるかもね。

2020年4月21日
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鑑賞方法:映画館

お金がどうとか階級がどうとか、過去はこうだったとかで、理論的にしか動かない大人。
そして、結果こんな問題だらけで、つまらない日本になった。

そんな、世間を明るくする第一歩のような素晴らしい作品。

少年少女の感情や行動力に尊敬しました。

評価低い人は、ビジネス感が強い人なのかもしれない。物足りなかったかもしれない。

でも、今の若者の思いが詰まっている映画だと思いました。

これはもっと広がるべき。

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フェイト8@精神障がい持ちです。

3.0宮沢りえじゃんw

2020年3月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

難しい

幸せ

東京へ1週間後引っ越す綾の為に、せめて誕生日まで一緒にと思い出を込めて廃工場で暮らすことにした友人達。タイの子供(不法滞在者)も巻き込み大人達へ反抗を描く。

30年前は考えさせられるものがあった。
平和バカなりかけだった世の中だからこそ、
「この世界の片隅に」でのささいな大人への抵抗。

今の子供達にこの作品はどう写るだろうか?
ディフェンスタワーゲームに感じるだろうか?
シークレットベースの面白さは感じるだろうか?
理不尽な大人への抵抗を感じるだろうか?

私としては、弱くなった大人の姿が写った。
その大人のせいで、更に平和バカになった現代世界。
野次馬だらけのネット世界。

30年後の現代。悪くしたのは我々かも知れない。
社会に抵抗しきれなかった我々が。
システムに順応する事しか考えず。

本音をぶつける社会が欲しい。
若い人達にも力を貸して欲しい。
社会に囚われず冒険心溢れる若者に。

そう思わせてくれる作品です。
(大人目線として)

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巫女雷男

3.5ひと夏の淡くも切ない戦争

2020年3月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

単純

興奮

宮沢りえさんの前作は未鑑賞。
というわけで、どういう流れなのかはわかりませんが、SNSなどだいぶ現代風にアレンジして…
いや、全く違う話だそうです。
やはり、昔の作品を現代風にすると少し話が薄くなりますが、1時間半と割と見やすくて良かったです。
これ以上長いとちょっとキツかったかも?
でも、7日間を無理に詰め込んだ感もありました。
思い立ってから実際に戦争?の部分が始まるまでがだいぶ省略してあり、演出も安っぽさが出ている感じがしました。
ただ、この話の見せ場である大人への対抗は、子どもらしくもとてもかっこよく爽快感溢れていて、実際に楽しめました。
そして、SNS。
こんな重い内容があるとは思ってもいなかったため、結構キツかった(精神的に)。
現代の社会風刺の効かせ方はわりかし良かったです。
もうこの際、千代野綾が自分から自分がいることや父親のことを発信してしまえばいいのにとも思いましたが、主人公の鈴原守が見事に皆がお互いをわかり合うことができ、最終決戦へ。
恋、友情、信頼、弾けるような青春の物語がキレイに描かれていたと思います。
舞台を北海道にして元々の炭鉱で立て篭もるという設定も良かったです。
全体的に話は単純で薄っぺらいので、あまり好きではない人も多いかもしれませんが、僕は割と好きな作品でした。
やっぱりもう少し長いほうが面白かったかな〜?

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唐揚げ

2.0パクリ感ある

2020年3月22日
PCから投稿

なんかあんまりヒットはしなそうな作品と感じた。

何を伝えたいのか、何にフォーカスしたかったのかがわからない。もう少しアニメーション、脚本含め感情描写が欲しかった。背景はよし。キャラデザもよし。

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asa89

4.0ザ・青春映画

2020年1月6日
iPhoneアプリから投稿

ある男の子が好きな女の子のために大規模な家出を計画するザ・青春映画。
物語についてではないけどSNSの使い方がマジで上手い!炎上や流出してしまった時がほんとリアル
自分の気持ちに正直になる、挑戦することの大事さを教えられるそんな映画

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サユ

5.0sano ibukiがとても良い

2020年1月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

sano ibukiくんが主題歌と聞いたので観に行ったのですが、映画の内容も割と良くて当たりでした。
期待せずに行ったからいい意味で裏切られた

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yuma

2.0既視感だらけ

2019年12月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

書こうと思ったこと全部トップレビューの方に書かれていたので改めて書くことはあまりないのですが、付け加えるならばキャラクターデザインや序盤の演出や音楽やらが「君の名は。」にそっくり。主人公とヒロインも、キャラデ・声のどちらも瀧と三葉にしか見えない。主人公の男の子がマニアックなトーク全開なのは「サマーウォーズ」だし。
それでいて作画の品質はちょっといいTVアニメ程度なので劣化コピーにしか見えないし。「君の名は。」や「サマーウォーズ」の方がよっぽど「戦争」してるしなあ。アニメでないとできない演出もなかったし、実写で作った方が面白くなっていたのでは。
今日的なテーマを盛り込もうとした意欲は認めるけどトップレビューの方も言われているように完全に滑っている。◯◯展開に至っては何の伏線もない上に流行りの(=陳腐な)テーマだから、取ってつけたようにしか見えない。というかギャグなのかなと思いました。
それでも最後まで見れば面白いとは思ったが、いい映画を見たという感想にはならない。
トップレビューの方よりも点数高めなのは実写版見たのが昔すぎて内容忘れているからだと思います。

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uttiee56

3.0微妙…

2019年12月31日
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鑑賞方法:映画館

単純

原作は読んだことないし、過去の作品も観てませんが、今作は今風にリメイクされており…。
なんだか…って感じ?
まあ、最後のひねりだけは良かったと思わなくはないけど、過去の作品を観ておらず、特に思い入れはなかったかなぁ…って感じ?
当然、再観はなし。

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kawauso