劇場公開日 2019年12月13日

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「名作”僕らの7日間戦争”の名前を使った劣化コピー品」ぼくらの7日間戦争 ニーチェ先生さんの映画レビュー(感想・評価)

1.0名作”僕らの7日間戦争”の名前を使った劣化コピー品

2020年8月15日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

開始5分で後悔しかない
構成が”深海イズム”まるパクリ、KADOKAWAもクリエーターとしての誇りがないのかね?
序盤の話のまとめも下手、ヒロインの家出に参加してくれるメインキャラクターたちをなんでダイジェストなん?そこは掘り下げんとだめやろ?って思ったけど、
参加してるほとんどはキャンプ気取りで参加してるから掘り下げる内容もない
内容もないで言うとそもそも本作自体に内容がない
17歳にもなった高校生が親の都合で引っ越しするのが嫌で家出しますですからね
メインキャクター紹介もダイジェストなら家出してからもまたダイジェスト・・・

まあ、それでもここから話を持ち直すかと思ったら何故か唐突に不法滞在の子供をねじ込んでくる
親と離れ離れかわいそう、だから何とかしようって事なんでしょうが、不法滞在は犯罪です
ざっと上げでも不法侵入・不法占拠・不法滞在隠匿・公務執行妨害・・・
おまけにその犯罪行為をスマホ使ってバカッターする始末
迫る大人たち、抵抗する子供たちを描きたいのだろうけど、原作の大人の理不尽さなどの葛藤などは微塵もないまさに子供の為の子供作品、むしろカトゥーンとかのほうがまだ面白いかも

そしてラスト30分の主人公からヒロインでの告白→玉砕→ヒロインはレズビアンでした
もちろん取って付けたような要素でLGBTについて掘り下げるような事もない
そして数多くの犯罪を犯して気球に乗って逃亡し、マレットの親と再会し唐突に宮沢りえ演じるキャが出てきて一言
まあ、何とかなるんじゃない?人生何とかなるもんよ

もうね、見てる人の思考年齢10歳以上じゃ受け付けない内容だと思います

ニーチェ先生