劇場公開日 2019年8月23日

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「薄い。軽い。二番煎じ感拭えず。」ロケットマン Ordinary Guyさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0薄い。軽い。二番煎じ感拭えず。

2019年9月30日
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悲しい

寝られる

大きく期待していたわけではないのに、それでも期待外れでした。孤独と苦悩を描いていても、どこか深みがなく、演出もなんだかチープ。70年代ロック、スターダム、同性愛、コンプレックス、堕落、再生、絆、ドラッグ、衣装再現、、、と、ボヘミアンラプソディーと重なる要素が幾つかあり、二番煎じ感があるものの、ボラプほどの迫力も感動もなく、テンポもない。ストーリーも尻切れトンボなのは、まだ本人の人生続いてるから仕方ないか。高評価が多いのは、思い入れの強さかな、と想像します。私もエルトン好きなんだけど、それでも映画の作りには贔屓できません。ごめんなさい。ミュージシャン伝記映画カテゴリーの中で、ワーストになってしまいました。
しかし、そんな中で不覚にも涙が溢れてしまう瞬間があったのは、主役の悲哀を伝える表現力。エルトンをしっかり演じ切っていたことには拍手を送りたいと思います。

Ordinary Guy