劇場公開日 2019年8月23日

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「エルトンの人生だからこそできた最高の音楽映画」ロケットマン lapisさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5エルトンの人生だからこそできた最高の音楽映画

2019年9月26日
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泣ける

興奮

幸せ

なんと言ってもタロンエジャトンの歌声には感動した。全編吹き替えなしで歌ったタロンの歌はエルトンジョンも絶賛したという。数々の名曲と共に描かれるエルトンの半生は、感動そのものである。タロンは以前ジョニー役の声優をした『sing』でエルトンの曲を披露していた。バーニー役はジェイミーベルが演じている。エルトンは『リトルダンサー』に感動したと言って、まさにあるべくしてできた映画だ。だが、同じようなシーンがいくつかあり、順番があやふやになってしまうのは0.5の分の欠点だ。『ボヘミアンラプソディー』と比べがちだが、また違う構成で出来ている。ミュージカルの要素を多く取り入れており、ファンタジックな部分もある。タロンの役作りといい、監督の構成といい、アカデミー賞で期待できる作品だ。

lapis